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質問
木造の建築物で筋交いをいれますが筋交いの数や位置はどのようにして決めるのですか? 計算方法があるのなら教えてください。
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- isaokunn
- ベストアンサー率24% (43/179)
素人の方でしょうか?ここで解説するのは難しいですが、ある程度の書店には解説本が多々置いてあります。本気で知りたいなら建築の知識がなくても1~2日で基本は理解できると思いますので壁量だけでしたらそちらをお勧めします。 しかし、下の人もいろいろ書いてありますが、壁量だけでなく、アンカーボルト、金物、床剛性等々のトータルで見なければ基準法の壁量を本当に満たしたとはいえないです。自宅の設計で心配な所があるならお近くの建築事務所協会などで相談されたらいかがでしょうか?
- river1
- ベストアンサー率46% (1254/2672)
木造建築物の耐力壁壁量計算の方法 建築基準法施行令第46条(構造耐力上必要な軸組の計算)の規定です。 計算概要 計算方法は大きく分けると以下の2項目計算します。 1.耐力壁の総壁量の検討 建物の階数及び面積規模により必要壁量と存在壁量を各々計算して存在壁量が必要壁量より多ければ(充足率1.0以上)適と判定する。 2.耐力壁の配置バランスの検討 建物の総幅及び総長さについて各々1/4の長さの範囲に含まれる耐力壁の判定をします。 計算方法は1.に同じ 計算した上下・左右各々の充足率の対比をおこない0.5以上の確保を確認計算します。 規定に満たない場合、構造計算して算定するか剛心・偏心率計算して安全を確かめる事となります。 なお建築基準法施行令第46条の前後の法文には、その他の木造の部位の規定が書かれています。 ご参考まで
- cyoi-obaka
- ベストアンサー率72% (61/84)
2代目cyoi-obakaです。 一般的には、「仕様規定による方法」と「構造計算による方法」の2通りでしょうネ! ここでは、計算方法までは、回答は無理(解説本に成ってしまう!)ですので、ご容赦願います。 先ず、仕様規定の方法を述べます。 通常、建物の床面積(地震力に対応)と外壁の見付け面積(風圧力に対応)から、基準法の規定で定められた筋違い計算法で、筋違いの必要数を算出します。 全体の筋違いの数が求められたら、次は、4分割法で筋違いの配置バランスをチャックします。 以上で完了です。 仕様規定の場合は、#1さんが申しています通り、筋違いの位置はニラミで大筋を決めます(経験ですネ!)。 さて、構造計算の方法はどうでしょうか? この場合は、計算条件(付加条件も含む)に依って、筋違いの数や位置は大きく異なる場合がしばしばです。 その主な原因は、床剛性の評価条件の違いですネ! 特に、屋根の剛性評価では、火打ち梁の数や配置および野地板の種類に依って、剛性評価が大きく変化しますので、求める回答に差が出るのです。 また、一般階では、『剛床構造』とした設計でも、床剛性の採れない吹抜や階段等の大きさや配置に依って床剛性が異なりますので、筋違いの数や位置は必然と異なってしまいますネ。 さて、構造計算で、筋違いの位置を算定出来るか?ですが、 これは、力学的には可能です。 エクセルでも、充分にプログラムで来ます。 要は、使用する筋違いの水平力負担率を算出し、建物に任意に配置して行く。 次に、建物の各柱が負担する重量を算出し、それらを建物に落し込む。 つまり、剛心と重心を求めて、その離れ(偏心距離)を算出するのです。 後は、シュミレーションを繰返して、出来るだけ偏心距離を少なく成るような筋違い位置を求めればOKな訳ですネ。 ただし、建物の層間変形角を1/150とか1/200とかの設定をしておかないと、筋違いの数は求まりませんネ。 市販の木造用構造計算ソフトにも、この程度機能は付いてると思いますヨ! 因に、私は意匠設計屋ですから、木造用構造計算ソフトは使用した経験がありません。 S造やRC造(ビル)の構造計算は出来ますが………! 以上です。
- tadagenji
- ベストアンサー率23% (508/2193)
筋交いを入れてからの計算はあるが、ドコに入れるかの計算はない。 各方向バランスよく入れることと、木造建築の場合、XY各方向の壁量がバランス取れるように平面図を睨んで決める。