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北欧型重税社会
北欧では税金を大きくかけ、その分社会福祉を充実させています。 それにより貧富の格差が非常に少ない社会が構成されているのですが、ここで疑問があります。 なぜ北欧の富裕層(税負担が非常に重い人々)は自国から逃げ出し税金の軽い国に籍だけでも移さないのでしょうか。モナコやリヒテンシュタインなど税金の殆どかからない国などに逃げ出してしまうような気がしますが… 企業に関しては尚更逃げ出しそうなのですがいかがでしょう。 気候的にもそんなに恵まれていないのに、富裕層や企業を引きとめておける政策や理由を教えてください。
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下記のURLをご覧ください。 http://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-6019.html なお、スエーデンの法人税率の低さは確かに異例ですが、社会保障費の企業負担分を無視した議論なので、あまり説得力がありません。社会保障負担率は企業の人件費によって高低があるので一律には算出できませんが、GNPにたいする企業の法人税+社会保障費負担額をみると、日本よりかなり大きくなっています。 それにもかかわらず流出しない理由のひとつは、労働市場の流動性と質の高さがあると思われます。 法人税が高いから脱出するという企業を、あえて引き止める必要があるでしょうか。
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企業については答えは簡単で、法人税は日本よりむしろ低いからです。日本の法人税率が45%程度なのに対して、北欧は30%以下です。ですから、日本の企業にすれば北欧は天国に見えるでしょう。 富裕層については、意見が分かれていて、代表的なものは「北欧の税収の主体は消費税なので、所得累進性が低く、富裕層にとってさほど負担にはならない。」と言うものかと思います。ただし、北欧は個人の所得税に対しては最高税率は60%近く、日本(40%)を凌いでいるので、消費税だけでは理由にはならないと言う人もいます。個人的意見ですが、環境・治安・社会インフラその他を充実させることによって、富裕層の個人をつなぎとめている要素も結構大きいのではないかと思います。
お礼
法人税の件、意外でした。 有難うございます。 富裕層の件は宗教的な考え方も関係あるかもしれませんね。
お礼
大変役に立ちました。 有難うございます。 長年の疑問がとけました。