政府が公式で公開している国民資産についての質問です
政府(内閣府)が以下のURLで公式公開している国民資産について質問です。
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/files/2021/2021_kaku_top.html
どの年度を対象にしても良いのですが、例えば2021年度の国民資産における「金融資産」の中に「株式」という項目があり、
民間部門 約824兆円
政府部門 約130兆円
合計 約954兆円
というデータが確認できます。
更に「株式」の所有高の内訳を見ていくと
非金融法人企業が所有する株式 約421兆円
家計が所有する株式 約225兆円
金融機関が所有する株式 約228兆円
というデータになっているのですが、この株式の所有高は「時価総額」であり、民間、政府の合計が954兆円ですから、日本の全企業の株式の価値(時価総額)のうち、国内で保有されている分が954兆円ということなのだと思います(ここまでで間違いがあれば指摘してください)
その上で、家計とは要するに「個人」であり、家計(個人)による所有高が225兆円となっています。
日本の全企業の株式の価値(時価総額)のうち、国内で保有されている分が954兆円で家計(個人)の所有分がその中の225兆円で、非金融法人企業が所有する株式が約421兆円。
では、その約421兆円の株式を所有している多数の非金融法人企業の株式を所有しているのは誰なの?と気になりました。
この国民資産の上記の数字には「二重計上が無い」のだと思いますので、実際には、家計(個人)が所有している225兆円の株式の発行企業(仮に企業A)が、また別の企業の株式(企業Bの株式)を所有していた場合、その分(企業Bの時価総額)は家計(個人)の株式の時価総額には計上されていないということなのでしょうか?