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指揮官が死んだら?
先日、坂の上の雲の日清戦争のシーンを見ていて、単純に思ったことなんですが、戦争中指揮官(軍の編成の知識がないのでよくわからないのですが、できれば末端に近い方が知りたいです)が死んだ場合困りますよね。 その際、通常はどうしているのでしょうか? 代わりの人をあらかじめ決めておいて、その者が、自分が指揮をとる!とするのか?とも思ったのですが、あの映像を見た限りでは、ぐちゃぐちゃで、自分の指揮官が死んだのかすらも把握できない人がいたであろうなかで、その制度ではあまりにも混乱を招くのではないかと思いました。 ご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
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軍隊では指揮官が戦死(または重傷)などで指揮ができなくなったときには、代わって指揮をする第二位のものが指名されています。艦隊などでは旗艦が損傷などで指揮できなくなった場合に別の船が指揮をとる順番が決まっています。日本海海戦で旗艦のスウォーロフが被弾し舵が故障して航行不能となると指揮艦旗を降ろしています。また高位の指揮官には指揮権を現場の判断で他の人間に移管する権限を持っています。炉ジェスとヴィンスキー将軍は後任の指揮官にネボガトフ少将を任命しました。こうした決まりがない場合や二番目三番目の指名者まで死んでしまった場合には、階級と経験年数の純に指揮に当たることになります。作戦上の指揮権の継承序列を旧海軍では軍令承行令で決めていました。自衛隊では「指揮代理に関する訓令」で決まっているそうです。損害の激しい戦闘では軍曹が中隊を指揮するなんてこともあるわけです。
お礼
ありがとうございました。 たいへんよくわかりました。