• 締切済み

富の再分配はなぜ難しいか?

カテゴリー違いでしたらすみませんが、ここで質問させて頂きます。 私は現在国際関係を勉強しており、たまたま今日「富の再分配」の概念を再確認する機会がありました。私は社会を安定させる、また消費をスムーズに活性化させるというその概念を改めて理解し、すばらしい考えであると個人的に思いました。しかし現実の日本社会(世界でも)では一般的に、富の再分配がうまくいっていないと言われていますが、 1富の再分配を理論通りに行おうとしたときに、具体的に何が難しいとされるのでしょうか?(何がそれを妨げるのか?) 2再分配の手法が複雑化する現代の日本で、経済非効率を減らしつつ国民の富を分配するには、どのような手段が考えられると思いますか? 質問が分かりにくいと思いますが、気軽に回答してみて下さい。補足要求も歓迎しています。

みんなの回答

回答No.9

すみませんNO5です。 消費税が導入される前の日本です。累進課税が厳しくて当時の金持ちは収入の7割程の税金を納めていました。  また宝石、家電、高級車、ゴルフ多くの贅沢品にたくさんの物品税が掛けられていました。ガソリン税も当時の名残ですが何故か今もそのまま残っています。  そのせいだと思いますが、金持ちは必ずと言っていいほどお手伝いを何人か雇っていましたし、経営者があまり高収入にならないように多くの人件費を払っていたのだと思います。  また役員の給料は抑えても多くの交際費を認めていましたので、キャバレーや料亭から多くのお金が流れていたと思います。

  • heartmind
  • ベストアンサー率14% (32/226)
回答No.8

そういえば、「ああ野麦峠」っていう映画ありましたね。明治から大正にかけて、富国強兵の名のもとに、たくさんの貧困層が犠牲になっていったという話でした。 日本は、敗戦後、さまざまな改革をアメリカからの要求にこたえることで、人権や、義務教育など、よそ様の国の指示によりようやく改革できたわけです。皆、頑張ったし、頑張れた。そして、一時は、みんな一応は中流だよねってところまでいったわけです。でも、忘れた頃に欲深さがでて、また累進化を緩めて同じ道を歩もうとしているわけです。 ここから自力でどう改革できるのか、そこは本当に上に立つ者の倫理観にゆだねられているわけなのですね。

  • marife
  • ベストアンサー率15% (38/248)
回答No.7

富の流れは必ず何処かで停滞するからです。特に我々農耕民族は富を貯める事で生き延びてきているので尚更です。 ではどうすれば良いかと言うと(富=お金)で考えた場合お金に有効期限をつけ、期限内に消費できなかったお金は無価値にすれば良いのです。 これにより強制インフレを起す訳ですがこれでは物価の上昇に耐えることが出来なくなった人から破綻していきます。 が、その部分は手厚い社会保障制度で保護すれば良い訳です。 しかしこれでは物の価値が上がりすぎて富める者が尚更富むかもしれません。 考えられるのはここに莫大な譲渡税や相続税をかける事でしょうね。 要は貯めずに使えと言う事なんですが、海外に持ち出されたらどうするかとか、それでは鎖国時代に戻ってしまうではないか、など考えるべき問題は山ほどあるでしょう。

w1k1ped1an
質問者

お礼

回答ありがとうございます。物価上昇をおそれる人が現金を土地化(つまり土地を購入)することで、自分の富の流出を防いでいるということも考えられると思います。土地には有効期限などがつけられないので、そのシステムを導入する場合、おそらく土地の値段が急激に上昇するでしょうね。おそらくこのシステムを追求していくと、社会主義の理論につながっていくという感じがします。

回答No.6

1 怠け者が頑張った人に金をねだれば煙たがられるのは当然です 2 税金を苦情を言わない相手→産業ロボットなどから徴収しては? 有益なのは富めるものを頼らずとも自力で暮らせる社会の構築かとッ 収入格差に対応した価格格差があれば再配分の必要は無いのでは? 例→医療の成功率を公開することで功績目的の治療が法化され   無収入でも生存率を重視しなければ治療が逆に収入になる とかさッ  

w1k1ped1an
質問者

お礼

回答ありがとうございます。産業ロボットなどから徴収とは、なかなか面白いかつ独創的な発想だと思いました。炭素税のように、ロボット税を導入することも近い将来ではあり得る話かもしれません。私の知人には、医療実験に参加して、命をかけながら大金を稼いでいる人がいます。私にはその勇気はありません笑。

回答No.5

昔から行われていましたが累進課税を厳しくすることだと思います。 独身で1000万以上の収入があればどんどん税金を高くしてそれ以下の人には思い切って減税すれば良いのです。これで結婚して家庭を持つ人も増えると思います。  年収2000万以上の家庭ではお手伝いや運転手を雇えば必要経費で落とせるような制度を作れば多くの雇用が出来ます。

w1k1ped1an
質問者

お礼

回答ありがとうございます。回答者さんのおっしゃったプランは、富の再分配を行う上でなかなか効果的だと感じました。似たような手段をとる社会はあるのでしょうか?もしご存知でしたら、教えて頂けないでしょうか?

  • goodman2
  • ベストアンサー率23% (53/229)
回答No.4

1貧富の差を埋める努力は少なくても日本の好景気でそれが見えなかったのでしょう 不景気でお粗末さが露呈し、結果が与野党の逆転です 企業群は議員を動かすだけの資力があり、見返りをあてにする関係がありますから富の再分配はうまくいかないのです 見返りを無視して政治を行っているかが議員の真の価値になります なので責任の大半はそれを選ぶ国民にあるはずです

w1k1ped1an
質問者

お礼

回答ありがとうございます。年金のシステムや税収入を考慮しない歳出決定などは、日本が高度経済成長のときから何ら対策を取らずに楽観主義ですべてを進めてきたつけが回ってきていると感じます。私たちがしっかりと社会システムを学ぶという事も求められてきているのかもしれませんね。

noname#101770
noname#101770
回答No.3

1. 試してみたらどうですか? 貴方の給料がいくらか知りませんが 100万円ほど残して他は寄付する。 (世界人々の平均所得の平均は100万円より少ないので) 2. 手段より前にどれだけの再配分を目指すかを決めるのが先でしょう 完全平均を目指すと上下差100%程度を目指すでは手段は違うでしょうし。

w1k1ped1an
質問者

お礼

回答ありがとうございます。公共の福祉は社会全体のシステムですので、私一人が寄付をしたところで、何も変わりませんね。どれだけの再分配を目指すかというのは考えた事がありませんでした。完全平均や上下差100%は資本主義を取っている以上まず無理でしょうね。

  • heartmind
  • ベストアンサー率14% (32/226)
回答No.2

こんにちは。 1ですが、これは土地の所有の問題が最終的に課題になると思います。しかし、少子化が進めば土地自体が無価値に近い状態になる為、解決できなくもないと思います。 2については、今の日本で初めに行わなければならないのは、やはり累進化を進めることと、教育の改革と、産業構造の見直しだと思います。発展途上国が得意なコスト競争をベースにした産業構造は見直さなければ未来はないと思います。教育の改革もされないといい人材は育たないと思います。いい教育とは一様に方向づけられた教育ではなく、各自が持っている可能性を最大限引き出すような教育です。しかし、ここで忘れてはならないのは倫理観です。これは身落としがちです。 そして安定したら、また累進を緩めて、消費税を上げるとか(しかし消費税に関してもきめ細やかにかける対応が必要だと思います) マルクスの様に、各自が出来る分だけ、そして必要に応じてというあまりにも理想を追いすぎると良くないかもしれませんが、北欧諸国の様な成功例がある訳ですから、少しづつでもやった方がかえって経済効率があがるのではと思います。貧困率が高いという中、富裕層は外国のカジノでお金を落としているという矛盾があるわけですから。 なぜ累進化を進めないのかの理由が聞きたいくらいです。

w1k1ped1an
質問者

お礼

回答ありがとうございます。以前の累進課税は現在よりも高レートで行われていたのですが、だんだんその比率も緩くなってきたと聞きました。また累進課税の税率をあげるとして、上げる比率にもよるでしょうが、日本でどのくらいの反対意見が出るんでしょうかね?気になります。

  • kanakyu-
  • ベストアンサー率30% (1916/6194)
回答No.1

本でちょっと読んで、自分でも考えただけですが・・ ひとつめは、既得権をもった人が、それを手放さないからだと思います。 お金や物資・権力や地位などは、少ない人がほとんどを握っているんですよね。 日本のお金の状況で最近聞く話では、 高齢者の預金口座にはお金はあるのに、 子育て世代は火の車、 独身者はお金がないので家庭がもてない、と聞きます。 ふたつめは、現代人はさらに多くを望みすぎているからだと思います。 でも、個人個人が望んだわけではなく、そういう仕組みをとめることができないし、とめようという動きもないんですよね。 人類は、衣食住において、もう十分安全で便利な生活があるのに、 もっともっとと欲を出し、自然や社会的弱者から搾取しながら経済は拡大しつづけないと破綻するしくみが出来ているからです。 (銀行が存在しないお金を貸すスパイラルなども) 多くを望まず、自然と共存する方向で生きてゆければ、と思います。 (パーマカルチャーなど) 自分は7,80年しか生きないから、その後はどうとでもなれ、と考える近視眼的な思考、それも原因だと思います。 10000年生きると考えたら、今のようには生きないと思いますので。

w1k1ped1an
質問者

お礼

回答ありがとうございます。この高齢者がお金を溜め込むという特徴は、他の国にもやはり見られるのでしょうかね?北欧諸国は比較的に富の再分配がうまくいっていると言われていますが、高齢者はあまり預金を持っていないのかなと疑問に思いました。

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