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言語学(生成文法)について
お世話になります。 言語学の参考書を読んでいるのですが、変形生成文法のところで変形の循環適用(cyclic application)というものが出てきました。とても簡単な参考書のなのでこのことが説明されていません。変形の循環適用とは具体的にはどんなことを言っているのですか。変形についてはほんの少し知識があります。 よろしくお願いします。
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#1のリンク先にある資料は音韻規則の適用を取扱っていますが、ご質問の内容は統語規則の循環適用についてだと考えます。 例えば、 This picture is believed [ to have been painted by Da Vinci ]. という文には受け身が2回使われていますが、これは「受動変形」の規則が、まず[ ]でくくった不定詞の節の中で一回、それから主節のレベルでもう一回適用されて、this pictureが主文の主語の位置にまで出てきたものと考えられます。まず内側の文のレベルで一通りの変形を適用し、次に外側の文のレベルでまた同じ変形を適用する、という仕組みを循環適用と言います。 この用語はもう40年以上前の枠組で提案されたものなので、現在の生成文法でそのままの形で使われているわけではありませんが、より深いレベルから変形規則を繰り返して適用していく、という考え方自体は今も生きています。
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お礼
ご回答ありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。 変形規則を繰り返して使っていくということなのですね。 例文の提示でわかりました。