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お寺を変えたい

主人が亡くなりもうすぐ49日になるので、お世話になるお寺( 真言宗智山派)に位牌の事や49日の事で電話したところ、挨拶もしないうちに「何言いたいの、忙しんだから早く言え」と信じられない言葉が返ってきました。また、49日の日の都合も聞こうとしたところ、途中で電話を切られました。修業を積んで僧侶になった方の言動とは思えませんでした。こんなお寺ともう付き合いたくありません。真言宗の僧侶の方が全部こういう方とは思えませんが、宗教を変えるとなるとどれくらい金額がかかるか教えてください。

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  • nontro_08
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回答No.3

仏教の創始者・釈尊(釈迦)は、「出家は修行のみに専念せよ。葬儀などの儀式は在家に任せ、関わるな」と、出家の者は仏道修行のみに専念すべきで、他の儀式などに余計な時間を費やすな、と弟子に戒告しました。釈尊自身の葬儀も在家が執り行ない、出家者が関わることを禁じたのです。釈尊の正統な後継の日蓮大聖人(こう言うと質問者様は違和感を覚えられるでしょうが)も、信徒の葬儀には一切関わりませんでした。 17世紀初頭、日本にはキリスト教の勢いが相当強く、江戸幕府はそれを恐れ抑えつけました。そのためにキリスト教徒をはじめ、すべての人に寺院への所属を強制し、「キリスト教徒ではない」との証明書を、寺が発行するようにしたのです。これを「寺請証文」といい、現代の戸籍にあたります。村ごとに「宗門人別帳」としてそれをまとめ、管理しました。以上がいわゆる「檀家制度」と呼ばれる、江戸時代に日本に確立された制度です。 寺請証文は、葬送や転居、結婚など、社会的活動をするために必要でした。寺から寺請証文が発行されなければ「宗門人別帳」から抹消されて戸籍を失い、身分を抹殺され、生活も大きく制限されたのです。それまで自由な形で民衆によって執り行なわれていた葬儀なども寺院の管轄となって、所属寺院を通して行わねばならなくなってしまいました。「葬儀には坊主を呼ばなければならない」というのは、檀家制度によって発生した風習なのです。 檀家制度の下で、寺や僧侶の権威は絶大化します。「葬儀をやってやる」と僧侶は威張り、その上多額の供養までせしめる。また葬儀だけではなく法要も僧侶が介さねばならないから、また供養が入ってくる。こうなると僧侶はたまりません。こうしてこの制度により、僧侶は絶大なる権力者気取りで民衆を睥睨し、民衆のほうは僧侶に畏怖の念を示すといった、仏法の精神とはかけ離れた事態になってしまったのです。 今日でも、質問者様の挙げたような坊主がいるのは、「僧侶を呼ばねば故人は成仏しない」といった特権意識の、檀家制度の残滓を引きずっている者がいるからでしょう。頭の中が江戸時代のままなのでしょう(大笑い)。 宗教とは人々を幸せにするためにあるものです。位牌とか戒名のランク(どれだけお金を出したか)で成仏が決まるというのは、あまりにもおかしなことです。そもそも故人が成仏できるかどうかは、故人の生前の行い次第なのです。現代は、そういうお金のかかる葬儀に疑問を感じ、僧侶を呼ばない葬儀である家族葬を行ったり、自由な葬儀や法要のあり方が様々に模索されています。現代は主権在民の世であり、封建時代ではないのですから。寺院に隷従する必要など、現代ではないと言えます。 以上、質問の趣旨とはややかけ離れた回答となってしまいましたが、私が言いたかったのは、葬儀や法要などで、寺や坊主へ隷従するのは仏教本来の要素ではないし、そのおかしさを考えてほしいということです。人間の生死の問題が「カネカネカネ」というのは、一体何なんだということです。

tsm204
質問者

お礼

ありがとうございました。 私も以前から疑問を感じてましたが、主人の両親が健在で同居はしておりませんが、両親の納得いくような扱いを考えていましたので 今回の件は残念でしたし、驚きも大きく投稿してしまいました。

その他の回答 (3)

  • goopa-pa
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回答No.4

大変恐縮ですが、貴方様の電話が怪しい方に思われたのではない でしょうか?なぜならば挨拶もしないうちにですから、挨拶を最初に するのが基本ではないでしょうか。 真言宗への嫌がらせに思いました。 しかもお坊さんの電話対応が悪いだけで、宗派を変えたいと言う 気持ちは通常起こりません。お寺を変更したいならば分かります。 天台宗と真言宗は歴史のある宗派で、その他宗派の方々から 立派で私たちも檀家になりたいとおっしゃる方が多いです。 本当の檀家の方でしたら有り難味がご存知であると思います。 特に釣書に書く宗派名は、これだけで納得して頂けることは 檀家ならではの、知っているはず。 こういう嫌がらせが増えているんですよね。

  • tpg0
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回答No.2

檀家は、分かり易く言えば寺の会員みたいなものです。 先祖代々が眠る寺を菩提寺と言います。寺の檀家になるには、墓所を確保する必要がありますが、寺の格式や都会と地方でも金額が違います。 寺には、それぞれ宗派がありますが、近年は無宗派の霊園もあります。 宗派にこだわりがないなら無宗派の霊園に墓所を構えると良いでしょう。寺の格式等はないので適正な金額で墓所を確保出来ます。 勿論、霊園も都会と地方では墓所代に違いがありますが、常識的な金額です。 寺のように理不尽な寄付や高額な布施の要求もありません。そこが、檀家と違うところです。

tsm204
質問者

お礼

ありがとうございました。 主人の両親とは同居しておりませんので、予算に合ったところを探してみたいと思います。

回答No.1

私も真言宗智山派です。 菩提寺を持ちませんので好きなお寺に依頼することが出来ます。 質問者様は檀家でしょうか? 檀家でないのでしたらご自分の好きな宗派にお願いしてはいかがですか。 仏事のみ依頼するのでしたらこの方法が良いと思います。 宗教を変えるにはお金はかかりませんが、檀家になるのでしたら相当な金額(100万円単位)が必要ですよ。

tsm204
質問者

補足

檀家の意味がよくわからないのですが、仏事のみ依頼すると、お墓はどうなりますか?

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