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民法 錯誤について

「動機の錯誤のために意思表示の無効を主張できるか」 につき勉強中なんですが、必要なポイントは 抑えていると思うのですけど、書きまとめることができずに困っています。 書きまとめとしての、流れのポイントなど教えてください。

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  • verve215
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回答No.1

表示必要説と不要説の対比を出せればよいのでしょうか。特に字数や時間の制限が強くないのであれば、必要説を叩き台に不要説を出すのが説得的で内容も厚くしやすいと思います。 例としては (1)この点、動機は意思表示の前提部分にすぎないことを理由に、原則として動機の錯誤は錯誤に当たらず、動機が相手方に明示または黙示に表示され、意思表示の内容となった場合にのみ、錯誤を主張しうるとする見解がある。 (2)しかし、 動機の錯誤は錯誤の問題の代表的な場合であり、これを除外することは錯誤の適用範囲を著しく狭めるものとなるし、意思と動機の明確な区別は困難である。 そこで、動機の錯誤も錯誤として扱い、「要素」、重過失の有無によってその適否を判断すべきである。 (3)具体的には、まず、意思表示の目的物と関連しない主観的動機については、意思表示の重要部分とは言えず「要素」にあたらない。 他方、契約などの外にあって、意思表示の前提となっている事情については、「要素」にあたるかを具体的に判断し、錯誤に当たるかを検討すべきで ある。 などです。 必要説にたっても、(1)、(2)の内容を逆にすれば同様に書けます。 反対説→不都合性・批判→自説の必要性→自説の法的許容性・法律構成→結論→具体的帰結、他の問題点 といった流れで書くのが法律的な書き方といえると思います。

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