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3T3L-1への遺伝子導入 (Lipofectamine 2000 or LTX)

培養系前駆脂肪細胞である3T3L-1への遺伝子導入を行う際には、ウイルスの感染やエレクトロポレーションを用いる場合が多いと思いますが、論文によっては少数ですが、Lipofectamine 2000やLTXを用いて出来たと報告している場合もあります。 私も論文に記載してあった方法でやってみましたが、ほとんど導入することができませんでした (導入効率はGFPで確認)。 上記の方法で遺伝子導入し、成功した方がいらっしゃいましたら、やり方のこつなどを教えていただきたいです。 よろしくお願い致します。

  • st315
  • お礼率100% (1/1)

みんなの回答

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2482/6031)
回答No.1

遺伝子導入効率が悪いのもありますが、CMVのpromoterが動きにくい細胞でもあります。そのためGFPの蛍光が観察しにくいために、より遺伝子導入効率が悪いと思いがちです。他の会社の製品でNIH3T3細胞への導入効率が良いといっている遺伝子導入試薬もいくつかありますので(3T3-L1もこの条件に関してはほぼ同一です)、そちらを試すか、試薬、DNAの量をもう少し条件検討して(増やすしかないですが)、その後薬剤耐性を利用して遺伝子導入された細胞のみ培養を続けるなどの工夫が可能かと思います。また細胞がdish上でいっぱいいっぱいだと、この細胞は増殖を止めてしまいますので細胞の撒き方も重要な実験条件のひとつです。

st315
質問者

お礼

親切な回答ありがとうございます。 検討してみたいと思います。 本当にありがとうございました!

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