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巨漢女とは?
今日(11月24日)のテレビ番組表の19:50からの「お茶の水ハカセ」の案内文に 「体重190キロ超巨漢女の日常密着」 とありますが、意味がよくわかりません。 「巨漢」とは大きな体の男のことですが、「巨漢女」とは何ですか? 次のうちのどれですか? それとも他に? (1)「大きな体の男と女」 (2)「大きな体の男と大きな体の女」 (3)「大きな体の男女(オトコオンナ=男のような女) (4)「大きな体の女」 テレビ番組表 http://tv.yahoo.co.jp/listings/realtime/
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No.9です。 すみません、投稿後にミスに気が付きました。 特にここは国語のカテゴリーなので、そのままにしておくのも気掛かりなので訂正致します。 訂正箇所は最終行です。 誤:「真相は番組を観てお確かめてください!」という軽い感覚なのでしょう。 ↓ 正:「真相は番組を観てお確かめください!」という軽い感覚なのでしょう。 * * * * * * 余談ですが、『大辞泉』で“大食漢”を検索すると、 “大食する人。健啖(けんたん)家。ふつう男性についていう。” ――とあります。 また、同様に“門外漢”で検索すると、 “その物事について専門家でない人。畑違いの人。” ――とあります。 “漢”とは“男の人”の意味で、“熱血漢”のように「~漢」として、接尾語的に用いられてきたのだけれど、時代と共に使い方が変化してきているのかもしれませんね。 『大辞泉』の例だと、「ふつう男性についていう」とあったり、単に「人」の説明で性別についての言及のない表現があったりと、あまり“男”を意識しないで“漢”が使われているように思えます。 昔は女性に対して、専門職に赴く門戸は広く開かれておらず、専門職に就く女性自体が少なかったので、“門外漢”に“漢”の字を当てることに対して違和感がなかったのかもしれませんね。 個人的に、“巨漢女”と言う表現には女性らしさを感じません。 この言葉を始めに使用した人は、“並外れた大女”という意味で付けたのだと思いますが、3の「大きな体の男女(オトコオンナ=男のような女)」の発想は、なるほどと頷けます。 私もご質問を目にして、最初は「4でしょう!」と思いましたが、この語感からして迫力があり、それだけでは済まされないイメージが沸きます。
- Ganymede
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答は(4)「大きな体の女」。 撞着語法です。「体重190キロ超巨漢」までは男なのに、それに「女」をつなげて、「女なのかよ!」という落ちです。 また、「超巨漢」は冗語法ですね。「巨」に「超」を付けてるんですから。これらはつまり、短いフレーズの中で言葉遊びをして、わざとツッコミどころを作っているのでしょう。滑稽なサブタイトルで人の気を引き、少しでも視聴率につなげようという、あの手この手の惹句と考えられます。 残念ながら、ここで「許容」云々をおっしゃるのは野暮天でしょう。わざと撞着させるというレトリックです。
お礼
撞着語法! とてもとてもそんな高級なものと違うと私は思っています。 書いた人が日本語を知らないタダのアホだと思っています。 ありがとうございました。
番組は見ていませんが、3,4どちらもありだと思います。 恐らく4で良いのだと思いますが、“巨漢女”と言われて喜ぶ女の人は、格闘技など体格を生かしたスポーツでもやっていない限りは、まずいないと思います。 体が大きいことを有利に感じていない大きな女の人が自分に向かって、 「巨漢女」と言われたら、3の意味に取ると思います。 “巨漢”の意味が、“並外れて大きな男性、大男”である以上、 「関取」とか、「レスラー」と言われたのと同じ気分になると思います。 大男という意味に取らなくとも、イメージ的に、女子プロレスの悪役みたいに感じて気分を害することでしょう。 『大辞林』で“大女(おおおんな)”を検索すると、“からだがとびぬけて大きい女”とあります。 巨漢女とは、“唯の大女ではなく巨漢とも渡り合える”ような迫力を持たせたいとの意図から出来た言葉ではないかと思われます。 * * * * * * 週刊誌など、一部の業界では違和感なく使われていたのでしょうが、疑問にお感じになったのは当然だと思います。 “巨漢女”と言う言葉自体、手元の辞書にも載っていないし、ネットの辞書検索にも見あたらないので、未だ市民権を得ていないと思います。 つまりは、イメージ先行型の言葉なのでしょうね。 番組のキャッチフレーズが、 「体重190キロ超巨漢女の日常密着」とあり、 高尚な番組じゃないのは一目瞭然なので、“巨漢女”と言う言葉も 「視聴者がそれぞれ持つイメージにお任せします」というノリで書かれたものだと思います。 民放としては、キャッチフレーズは放送内容をそのままズバリを書くよりも、インパクトがある語句を並べて、それを目にした人の興味をそそるのが目的だったのでしょう。 「何これ?」 「どういうこと?」 と関心を惹きつけられればそれで成功なので、番組欄としては特に問題のない言葉だとの見解を持っているのでしょう。 公共放送ほどには言葉に責任を感じていないのだと思います。 時代を先取りだとか旬の言葉だと思ったら、ドンドン使うのだと思います。 疑問に思った人がいても、 「真相は番組を観てお確かめてください!」という軽い感覚なのでしょう。
お礼
ありがとうございます。 私は書いた人が日本語を知らないタダのアホだと思っているのですが。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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大人は漢文でよく見かけますね。日本語の“うし”という意味や読みが宛てられる言葉として、理解されていませんか?
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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大女(おおおんな)は大男(おおおとこ)との対のことばだと理解しておりました。 これは巨漢との対のことばという意味合いは持ち難いかも知れませんね。 大人(たいじん)は名前の下につけて、敬称とするつかいかたもありますね。 六尺豊かな堂々とした恰幅とかいう描写で、大女を画きますね。 巴御前などはどのようなことばで画かれているのでしょうね。
お礼
>六尺豊かな堂々とした恰幅とかいう描写で、大女を画きますね。 ?! 女について、そんなヘンな描き方をした例は、いままで見たことがありません。
「大女」と書いて、「タイジョ」が良きに思う。 何故なら、「大人」という熟語の読みは、 うし おとな タイジン タイニン と有り。 意味もバラバラになる。 タイジンなら、「体の大きな人」の意味になるからである。 大女「タイジョ」が良きに思うなり。 番組は、見ていない。
お礼
>「大人(タイジン)」 ですか。 私は大人(タイジン)と聞くと、「大物」「人格者」のような人を思い浮かべます。 「○○大人(タイジン)」という言い方は、普段でも使っています。 ただ、体がでかいだけの人のように思いません。 しかし「大女(タイジョ)」と聞くと「大女(おおおんな)」という文字が浮かび、体がでかいだけの女という意味に取れます。 不思議だな。 ご回答ありがとうございました。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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回答番号:No.4 補足 でも確かに、直ぐに消えて過ぎ去る会話や口頭、軽いニュースの中でしか使えないと思います。 巨漢の女、なんだこれ。って質問者だけでなく、国語の専門家や文書家、いわゆる内閣法制局なんかは使いませんね。 文筆の人なんかは、絶対嫌ですね、使わないでしょう。 論文でもだめ。 軽く流す、おふざけの言葉でしょうね。言葉は生き物で連中がそうやって使っていると、市民権を持ってくるんです。 そして言葉とともに、心性や精神性も変改されていってしまう。 まぁ耐え難きを耐え 忍び難きを忍び みなさんにさようならの日を迎えるという事ですね。
お礼
>巨女 はいいと思います。 大女(おおおんな)も昔からありました。 >巨漢女、私もこれは仕方ないし、許容の範囲内だと存じます。 私は許容できません。 大食漢、熱血漢、悪漢、好漢、硬骨漢、冷血漢・・・。 みんな男です。「漢」は男に決まっています。 大食漢女、熱血漢女、悪漢女・・・こりゃいけません。 >まぁ耐え難きを耐え 忍び難きを忍び みなさんにさようならの日を迎えるという事ですね。 たしかに、日本語の変遷を振り返ってみますと、無知蒙昧の人々が日本語を変えてきたってことはあります。 しようのないことですかねえ。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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女についてのことばは男のに比べて少ないです。 造れば“巨女”も意味は通じるけれども“巨漢”の女版という事にするには、ちょいと一般化はしていないでしょう。 言葉としての通用力の問題ですよね。 淑女に対する二人称の質問でも、 大兄に対して大姉なんて使うと、これは戒名になってしまう。 貴兄に対して貴姉なんて使うと、そんなことばがないから、ちょいと言葉に見識のある女性は、変な呼び方、書き方だと気持ち悪がられる。 そんなふうに巨漢女で表示する例をよくみかけるし、巨漢を単に体のすごく大きい○○というように、意味づけしているのだと思います。 私もこれは仕方ないし、許容の範囲内だと存じます。
4に決まってんじゃん。
お礼
誰が4に決めたんじゃん?
番組を見たわけじゃありませんが,(4)じゃないですか。 おっしゃるように「漢」は「おとこ」という意味です。しかし,その意味が薄れて「巨漢」が中性的な感じになり,いや,それでも「女」を明示しないと誤解をまねく,ということで「巨漢女」という変なことばになったように思います。 「女兵士」も同じですね。「士」はペニスの象形文字ですから,「男」を意味します。
お礼
「女兵士」と同じではないと思います。 「女巨漢」であれば同じですがね。
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お礼
たびたびどうもありがとうございます。