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輸出加工区
途上国における輸出加工区について質問します。 そもそも、これは途上国の工業化を目的に、優良な外国企業を途上国に招きいれ、彼らの技術を取り入れるために設置された区だと認識しています。 優遇措置も数多くあり、関税はなく、労働組合禁止など、外国企業に不利にならない所が多いですね、、、 そこで質問です、この関税をかけない理由は、その加工区でできた製品を途上国内で売らないことが前提だからなのでしょうか? また、よく加工区で暴動が起きていますが、なぜ途上国のそもそもの目的、技術を取り入れることが改善されずにいるのでしょうか? これは、中国の経済特区と同じことなのでしょうか?
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今、世界の産業の主流は、グローバル化により工程分業になっています。 途上国に大規模工場を設けて製造工程を、そこの安い労働力を使って製品を造ることで、収益を上げるシステムです。 規格大量生産品は、コンピュータを導入した工場で、大量な労働力は必要なく軌道に乗ってくれば人員削減が図られます。 労働条件が変わったり、辞めさせられる人が多く出てくると、これば暴動となります。 工場を設置している企業は、製造過程の前段階の技術の部分は、公開せずに製造させますが、中国などは、このブラックボックスのソースコードの公開を条件にし出してきています。 外国資本は、もうすぐインドやアフリカなどの他の国に逃げ出すでしょう。