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良い建築家になるには施工・大工業の経験も必要?

建築を専攻している学生です。 お知恵を貸して頂けたらと思ってます。 僕は設計(意匠)の職を目指していて、専門は住宅を希望しています。 そこで日々学校の課題などをしていて思っていることなのですが、 このまま紙の上で図面を引いているよりも、 大工業について実際の施工を経験することも重要じゃないかと思うようになりました。 別に海外でなくても良いのですが、 国内で大工業や施工だと、大卒の僕だと狭き門かな・・・と勝手に考えてます。 あと、たまたま良いと思ったボランティアのプログラムがアメリカにあることを知りました。 そこで卒業後はまず海外で住宅施工関連のボランティアをしたいと考えていますが この選択はあやまっているのでしょうか? 経験ある専門の方々からアドバイスいただけたら助かります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • abacabu
  • ベストアンサー率37% (250/663)
回答No.6

見習い大工のマサルです。 そして貴方の先輩?になるかな。 私は専門の建築設計科(構造専攻ですが)を卒業して現在三十路で 大工歴8年です。 その経験上ですが、建築家は建築家の知識と実際に経験しないが 昔ながらの大工の継ぎ手、仕口その他仕掛けと最新の施工技術を 知っていれば私は良いと思います。 理由は他職の苦労を知ったところで、設計の邪魔になるだけだと 思いますよ。 「こんな奇抜な形の家を造りたい」と思った時 「大工さんたいへんだろうなぁ」なんて考えてたら 普通の家しか書けませんし、工程を作る時も設計者は無理難題を 言います。せっかく設計士と打ち合わせをしてOKでて作っても、 施主からクレーム来ると簡単に「壊して作り直して」って言いますが、 あまり苦労をわかってて悪いなぁなんて思ってやっていると ある意味なあなあになって上手く大工さんを扱えなくなると思います。 知らないからこそ無理が言えるし、知らないからこそ良い設計になる と思いますよ。ある意味鉋(かんな)鑿(のみ)を大事にする大工さんは 仕事大好き人間です。そういう無理難題の仕事をこなせてこそ 大工です。そういう難しい仕事を「いやぁ~大変だなぁ」といいながら 楽しんでいます。まぁこれは人それぞれで考え方にもよりますが、 私はそうです。結構あえて面倒臭い所ばっかりやってます。 ってかやらされます…。 まぁでも行ってみても良いかもしれませんね。 その海外ボランティアで運命の出会いがありやがて質問者様が 世界一の建築家になる…なんて可能性もありますし。 人生なんにしても人との出会いとつながりですから。 とかなんとか言っている私は東京出身者のくせに 地方都市に今の嫁を追っかけて行き、嫁家族と嫁友達位しか知り合いが いませんが…。 結論から言って大卒でも大工さんやってみたければ探してみれば どこか雇ってくれるところはあると思いますよ。 新人くんは大概3Kのこの業種は長続きしませんから。 新人歓迎の所もあるかもしれませんよ。 まぁ今は仕事自体が無いですからね。 大工さんの実情は従業員4人位の会社で年間14、15棟新築 やらないと道具買ってご飯食べれません。 現在ハウスメーカーの請負金は金物込通勤費込で60万円位です。 本当はこんな現実は経験しない方が良いです。 なぜなら新築1棟2人で20日で完成させてもギリギリ黒字位です。 借金無い人で…。びくびくしながらでも会社勤めしていた方が 収入率は良いです。大工さんは住宅では夜10時過ぎ迄仕事当たり前、 店舗の大工さん18時間労働当たり前、これで30万円取れるかどうか の仕事です。恐らく厳しいです。これが職人の現実です。 重労働で安月給…。それでも大工さんやっているのは これしか出来ない…と言う人もいますが、 私の場合はこの仕事が好きだからです。 自分で砥石で研いだ鉋、鑿で化粧材を造作しそれを綺麗に納めた時の 充実感は良いですよ。 鉋が切れて仕上がると材料が光って綺麗に仕上がります。 つるつるで毛羽も無く、本当に綺麗です。 と言っても最近は建材も色々でてきてそういう造作の機会も 少ないですが…。

avocadtaro
質問者

お礼

詳しくお話を聞かせていただきありがとうございます。長年の経験に基づく感想なので素人の僕にはすぐには理解できませんが、建築の役割分担それぞれに深みがある分野なのだなとは思います。ありがとうございました。

その他の回答 (7)

  • mimicann
  • ベストアンサー率43% (356/822)
回答No.8

#4です。 基本的に私はお礼を書かない人はあまり回答しませんが、同じ建築業の志のある方かもしれないので回答しました。 その結果、上手いこと発憤してお礼を書くようになり良かったと思いましたが、また放置ですか…。 8月にした3つの質疑回答に対して締め切らず放置したままですね。 ここの板もそうなるのでしょうか? ここと同時進行で(試薬がプラセボかどうか調べるには?)を質問してますが、専門家に反感を買ってますね。 やはり、avocadtaroさんは海外の滞在が長いのかどうか知りませんが、一般常識を欠いていると思われます。 建築家は掃いて捨てるほどいます。 一般常識の無い人には、どんなに仕事が出来ようとも人間付き合いが出来ない人は、仕事は来ませんよ。 社会に出たら痛い目に遭い分かると思いますが、少しでも早く日本の常識・マナーを覚えてください。 日本で仕事をするならば、建築知識より日本での常識と言う知識の方が大事です。

avocadtaro
質問者

補足

また出てきた、ネットストーカー・・・・ 本当に同業者の方ですか? 暇なら2CHでも叩いてください。 たった数日間で「放置」とみなすのも、また子供感覚炸裂ですね。 社会人なら、それくらいの時間感覚を身に着けているはずです。 同じ建設業って・・・w あなた、具体的なアドバイスはひとつもしてないじゃないですか。 偏屈な悪口ばかりだし。 海外だ日本だと大騒ぎしてるだけだし・・・ コンプレックスのはけ口は別に探してください。 また、あなたにこれ以上ストーカーされるのも嫌なので、 別アカウントを作ります。 まぁかなり暇で仕事が無い方とみられますので どうぞなんなり新しい僕のアカウントを探してくださいw

  • nsan007
  • ベストアンサー率30% (941/3104)
回答No.7

還暦を過ぎた1級建築士で設計を業としている者ですが、「現場を知らずして何が設計だ・・」とはよく言われますが、私はあえて実際に大工仕事はしてはいけないと思っております。 現場に行って大工さんと話をして大工仕事も仕口も理解することは絶対に必要ですが、設計者が工事には手を出してはいけないと思います。 いかに自分でせずに工事者に意図を伝えるかが設計ですし、工事のしやすさ、収まりなどを意識しすぎると固定概念に固まった案しか出来ません。 時としてベテラン建築家より学生の方がユニークなアイディアを出すこともあります。 設計者は素人では気づかない別の面から、他の人の思いつかない発想も必要です。奇抜なデザインという意味ではなく、使い方やレイアウト、形態そのものでの話です。 その為には何でも広く浅くで深入りを避けるように私はやってきました。 海外へもドンドン行くべきですが、留学や就職ではなく、ヒッチハイクでも良いですからなるべく多くの国を見ることが大事と思います。 残念ながら、私はイタリアやパリに行ったのは40歳になってからですが、その時目覚めたものを考えますと、20代で経験していれば・・と後悔しています。 日本建築に興味を持ったときは茶室が最高と思い、茶道教室にも3年通いました。 ヌードデッンサンなどの絵画教室にも3年通い容を見る目も養いました。 料理も、アウトドアも、車もと趣味は豊富に持ちそれぞれの仲間も山ほど居ます。 工事のボランティアで1年過ごすなら、1年早く設計の実務をはじめ、その合間に趣味や見聞を広める工夫の方が、良い建築家になりやすいと私は思います。

avocadtaro
質問者

お礼

設計士の仕事をしてらっしゃる方からの意見は貴重です。僕も、たくさんの趣味を持ち大きな視野で物事をとらえたいと思っています。ありがとうございます。

回答No.5

 現場にいるものです 資格は建築士 技能士をはじめそれなりに はじめにご自分でやりたいものを具体的にきめてそこに重点をおくべきと思います。 そしてそこでしっかりとした(目的に近い考えを持った方)のところで 勉強されるのがいいかと思います。大工を例に出せば だいろく のところで 勉強した大工は だいろく 良くても だいはち ぐらいです。 それぞれの職種での経験もないよりはましですが それぞれに奥深くいくら経験しても足りるものではありませんし 職種も多すぎます。 それよりも 良いブレーン(職人さんなど)に 聞きながらでも 教えていただける 環境を作られたほうが良いかと思います。  ただ 現場経験がまったくないと 手や工具がが入らないところに器具を作れだの サイズがない材料で商品を作れだの 言い出す建築士がいらっしゃいます。これらは良いブレーンと勉強でなんとかなります。 私は事務所の仕事がないときには(本当はあったのだけれど) 他の担当の現場でも作業服を着て職人さんの手伝いをよくしました。 慣れてくると何が邪魔か 手伝いが必要かわかるようになります。そうなってくると 職人さんとお茶を飲みながら 設計のまずさ(悪いところ)など 教えてくれました。職人さんは作業性優先 私はデザイン優先 相容れにところもありますが こちらが説明することによって 納得してくれたこともあり こちらが反省したことも多くありました。 納まりなども 職人さんのほうがいろいろ知っています。 図面上納まりがわからないときなどよく聞きました。(事務所の人間は本でしかわからない傾向が多い) そんな人間関係も役にたちました。 ひとそれぞれですが 頑張られてください    

avocadtaro
質問者

お礼

現場のお声を聞かせて頂きありがとうございます!そうですね、職種も多いのですね。先輩方たちを見ていると、ずっと模型や設計図に接していて、現場にいる機会が少なさそう、これで本当にいいのかな?と漠然と思っていたので、質問させていただきました。

  • mimicann
  • ベストアンサー率43% (356/822)
回答No.4

>>国内で大工業や施工だと、大卒の僕だと狭き門かな・・・と勝手に考えてます。 ホント勝手な考えですね。 高給取りにならなければ良いのです。 昔の大工さんのように、盆・正月以外は休み無しで3度の飯と住めれば良いつもりの給料でやれば良いのです。 やる気があれば、2,3年で一人で一軒家を建てられるような腕になるます。 過去の質問でバイリンガルになりたいみたいなコトを書いて海外での評価も得たいみたいですが、 回答に対してのコメントが今まで全くありませんね。 まず、マナーとして一つ一つ補足欄でも構わないので回答に対してのお礼をすらかけない方は、色んなコトを覚えても「一般常識のない人は、将来性も無い」と、私は思います。

avocadtaro
質問者

補足

もしかしてmimicannさんはバイリンガルコンプレックスをお持ちなのでしょうか?僕は好きで海外に居るわけではありません。まず子供のような偏見を直してください。

  • 0913
  • ベストアンサー率24% (738/3034)
回答No.3

「経験」と言う物は誰にでも素晴らしい「宝」になると思います。 現在、マイホームを建築中ですが、一番最初に門を叩いたのは夫の知人の「デザイン重視」「コンセプト重視」の設計事務所でした。そこの代表者はお若い頃から拘りの設計を手がけておられて、「それ」を望む方には素晴らしい発信者ではあったと思います。 しかし、田舎で普通に暮らそうと思う私たち家族には容認できない特殊なデザインを提案され、改善を要求しても「代表者が好む」設計ばかりでとうとう断念しました。その後、地元の普通の工務店に相談し、今では家族の意向を十二分に生かしつつ、安心、安全、低価格の提案を頂きながら作業が進んでいます。 こう言った流れの中で、何を訴えたいのか…と言う事ですが、特に店舗ではなく住宅の場合にはデザイン性も重要ですが何にもまして居住性に歳代の重きを置き事の必要性があると言う事です。 店舗であっても如何にデザインが優れていても、お客が落ち着けない構造やドアの開閉に関わる操作性と「音」等も重要です。 それらの事は、実際に住宅やお店が出来上がって住んでみる、あるいは商売してみないと見えて来ない物がたくさんあります。 店舗の場合は何十年も使い続けるよりも流行や商品コンセプトに合わせて改装する事が多いのでダメなときはやり替える頻度も上がりますね。 しかし住宅はなかなかそうはいかない。ほとんどの家庭ではありったけの資産を活用して家を建てるので、リフォームするにもそれなりの理由付けと資金が必要になるのですぐにはできません。 ならば、一発で間違いのない「家」を建てるには、既存の家に住んでみる。そして、自分が建てた家の使い勝手を経験する事がご自分の「力」になると思います。 他の方のご意見にもあるように、責任の所在が薄いボランティア等より、給料をもらって下働きでもアルバイトでも、とにかく「仕事」をして叱られながら職人の苦労を見る事が大切だと思います。 現在お世話になっている工務店の方々はどの方も一度は現場で金槌やてこを持った経験者だそうです。

avocadtaro
質問者

お礼

そうですね、ボランティアだと責任があまりないですね。実際に家を建てている人の生の意見は貴重です。ありがとうございます。

  • toteccorp
  • ベストアンサー率18% (752/4134)
回答No.2

知らないから経験が無いから、すばらしい設計が出来ることもあると思います。 経験がほしいなら遊び感覚のボランティアよりも、真剣にお金をもらって怒られ悩み働いたほうがよいと思います。 建築ではない分野を勉強しては。 お金があるなら世界を見て回るとか。

avocadtaro
質問者

お礼

お金はないです。ボランティアはある程度の生活資金は出してもらえるとの事なので。いろいろと考えて見ます。できれば建築視察旅行などもしてみたいです。

  • 2009ken
  • ベストアンサー率21% (769/3580)
回答No.1

まあ、確かにすべてに精通してたら、最強ってのは間違えないでしょうが、そんな人はめったにいないでしょう。建築ってのは、集約産業です。それぞれのパートの人がプロフェッショナルなら、それで成り立つ。建築士は施工監理として、全体の流れと、浅く広いい知識があれば成り立ちます。意匠をことさらいうケンチクカのセンセイなんて掃いて捨てるほどいますが、そういう人はおおむね卓上のプランを出すだけで、それを実現するには、工務店なり、大工なり建具屋、防水屋、タイル屋・・・なりが、ではこういうのはいかがでしょうと、施工図と共に恐れ多くも申し上げて、そのいずれかを採用していただく・・・という感じです。 まあ、テレビのビフォー何チャラなんかのように、木工所や鉄工所に行って、実際にドリル持つような人は、いません。あれはテレビ用の絵です。彼らは、自身の得意とする施工法のパターンを持っていたり、懇意な各業者を抱えていて、そういうとこから知識を得てるに過ぎません。すべてに精通してるのではなく、ブレーンがしっかりしてるだけです。(まあ、時々、とんでもないプランを採用してる例もありますが) 確かに、ある程度知っておくためには実地が必要なので、経験しとくことは無駄ではありません。ですが、そんな暇があったら、やりたいことにもよりますが、同じようなこだわりを持ってる同業の建築士に弟子入りしたほうが早いのではないでしょうか? ともかく、学校でたからすばらしいなんてことはありません。いかに勉強を継続できるかが問題です。パートナーが作れないゼンセイは、おおむね無茶をやりがちです。(現場でもめるとか)

avocadtaro
質問者

お礼

なるほど、そうですね。全てに通じるには大きすぎる分野だとは僕なりに感じています。貴重な情報をありがとうございます。

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