- ベストアンサー
葬儀のやり方について
昨年父を亡くし、葬儀の喪主をつとめました。父は旧家の跡取りだったため(旧家と名乗るのが恥ずかしいくらいの地味な旧い家です)、まわりはある程度、盛大な葬儀を執り行うと考えていたようですが、私にはもともと「葬儀は簡素でも心がこもっていればいい」と考えており、父も生前「密葬でもいい」(密葬の正式な意味は知らなかったはずなので「地味でいい」くらいの意味だったと思います)と話していたので、身内だけで極めて簡素に「家族葬」を行いました。私はこのことについて全く後悔していませんが、後から親類の者に「○○ちゃん(私)は、まだ若いからよくわからなかったかもしれないけど、そういうものじゃないんだよ」みたいなことを何回か言われました(私の住んでいる地域の冠婚葬祭は全国的にみても派手目だと思います)。 実は母が現在闘病中で(そのため父の喪主は私がつとめました)もしかしたら、万一のことも考えなくてはならないかもしれません。私のポリシーは今も変わっていませんので、母に万一のことがあったときも同様にしようと考えていますが、「○○ちゃんは・・・」とまた言われるのかと思うと少々気が重いです。そんなくらいなら、別に費用を惜しんで地味葬(そんな言葉があるかどうか知りませんが)にしたわけではないので普通にやってもいいのですが、世帯主の父の時より母の葬儀が派手だったら、それはそれでバランスが悪く、父方と母方の親戚に不要な軋轢を生むかもしれないとも思います。 父の死は突然だったため、あらかじめ親戚に意見を聞いておく余裕もなく、母は病気で相談するのも酷でしたし、私は一人っ子で他に相談する人もなく、慌ただしい中で、自分が前から考えていた信念に従って父の葬儀を行いました(「家族葬」についての本は何冊か読んでいたので、やり方はわかっていました)。父の葬儀は簡素な中にも心のこもった良いものだったと私は今でも思っているのですが、年配の親戚にはびっくり葬儀だったようです(他家の立派な葬儀に何度か参列させていただきましたが、私には特にそれが素晴らしい葬儀には思えませんでしたし、それと比べて自分が父をないがしろにしたとも思っていません。もちろんその家の考え方や社会的な付き合いもあると思いますので、盛大にやるのが悪いと思ってはいませんが)。 皆さんなら、こういう場合、今後どうされますか? 是非ご意見をお聞かせください。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
先週、私も父の葬儀を行いました。私も母が闘病中で意思の疎通が出来ない状態なので、私の判断で葬儀を取り仕切りました。父の親戚は地域的な結びつきが強い所で、また、古いしきたりを守ろうとします。父は以前より体が悪く、数年のうちに葬儀を上げる事になるだろうと自分なりに準備をして、なるべく家族葬に近い形にしようと思ったのですが、親戚に押し切られ、結局身内(親戚のみ出席)の葬儀を行いました。 私は、結婚式も家族婚だったのですが、親が親戚の顔色をうかがって、結局は小さな宴席を設ける事になったのです。 葬儀を終えて分かったことですが、親戚、あるいは地域のやり方を進めるのは、誰か、親戚の中の長がいて、その人が指揮を握っているのです。ですからその人を説得してしまえば、なんとか収まり、自分なりに出来るのです。 出来れば、普段から、そのような人を把握しておいて、貴方の家の考えを何とか伝えておくようにすることを勧めます。どうしても、その人が反対ならば、その人を説得できるような親戚の中の味方を見つけておくといいと思います。 付き合いは、昔は親戚ごと、地域ごと付き合いがあり、それが冠婚葬祭の基本でしたが、現代では、家族、個人が行動の基本です。よく話し合って、亡くなった人が天国で喜んでいるような葬儀を行いたいものです。
その他の回答 (4)
- takakubo
- ベストアンサー率31% (284/894)
あなたのとった行動は間違いないと思います。 ご親戚と言うのは親切な反面、面倒な存在でもありますね。 呼んで欲しかった、というのもあるのかもしれませんし、私の友人の体験談ではそういう席に行くといろいろ遺品としてもらえる、というのもあって、親戚が集まるのだ、と言う人もいます。 今後お母様のこともあるでしょう。年老いた親戚が何を言おうと、今回のように温かく見送って、ご親戚の何かがあったときはきちんとあなたが家長として出席し、お付き合いすればいいのです。 「みなさんのお気持ちがうれしいです」というのは便利な言葉です。
お礼
今回は父と母の兄弟姉妹は招いたので、「形見分け」(たいしたものもありません)や「呼んでもらえなかった」的なトラブルはありませんでした。ただ、家格に釣り合わない簡素(ハッキリ言うと貧相)な葬儀で世間様に対してみっともないという気持ちを年配の親類は持ったと思います。火葬場でも霊柩車が地味だとか棺が質素だとか・・・。キラキラしていない黒塗りの霊柩車ってセンス良いと思うんですけどね~(笑)。 皆様の回答を読ませていただき、「家族葬」でも良いんだとちょっと勇気がわいてきました。実際、葬儀は大晦日だったので、ひっそりやって正解だったと思うんですけどね~(せっかく正月で遠くの親類も集まって一家団欒しているところに、私だったらあわてて喪服出したくないです)。 ご意見ありがとうございました。
- polaris-4
- ベストアンサー率0% (0/2)
私もあなたの信念には同意です。 現在あなたと同じような境遇の人(過去に天皇が来て献上米を差し出した事もある旧家)と交際しておりますが、親戚付き合いはすごい幅広いですね。その人は旦那が亡くなって義母がいるのですが、現在親戚とはイヤイヤ付き合ってますが、私はその親戚との切り離しを手伝ってます。地域の冠婚葬祭はだだの「しきたり」です。多数の人達はその「しきたり」に惑わされていますが、法には触れていませんのであなたの自分の信念が最善だと思います。今後、その「しきたり」に惑わされている親戚からは非難を浴びるかも知れませんが、自分の家は自分の家。いくら親戚でもなにも強制される事はありません。何を言われてでも自分の信念を大事にしていこうと、私は思います。私も当然、簡素な家族葬をします。
お礼
単なる「しきたり」ですが、こだわる人にとっては「常識」みたいですね。私は「常識がない」と(ハッキリは言われませんでしたが、遠回しに)非難されました。「仏が成仏出来ない」とも。普段さして信仰心もないのに、いきなり「成仏」とか言われても、と思いましたが、年配の親類は本気でそう思っているようなので、ほどほどに尊重しておいた方が(逆らわないでおいた方が)楽かも・・・と今回のことで思いました。何でも一変に変えるのは難しいので、徐々に変えて「まぁ、○○ちゃんは変わってるから・・・」と半笑いで納得してもらえたら良いなと思っています。 (それがどういう意図でしたことかはわかりませんが)父親の葬儀で祭壇に灰を投げつけたという織田信長の逸話を思い出したりして「革命家は勇気あるな~」と思ったりしました。祭壇を地味にしたり、お坊さんの数を減らしたりするだけで、庶民はこんなに気をつかっているのに(笑)
- no-min42
- ベストアンサー率50% (8/16)
私はお母様が他界された場合でも、お父様と同じような葬儀の形式で執り行っていいと思います。 私も言われたことがあるんですが、ご両親がこれまで、親戚の冠婚葬祭で、いろいろな付き合いをしていたんだと思います。 葬儀の時は『もらっているから返さないと…』という心理がどうしても働きます。 葬儀に呼ばれて参れば、その場で済んでしまいますが、後日連絡が入った時は、「いつお悔やみに(返しに)行こう」と考えなければいけなくなるから、密葬(家族葬)とかじゃなく、普通に葬式をだしたら?と親類の方に言われたんじゃないでしょうか。 昔は「家の門構えに見合う祭壇を作る」と言われていました。 葬儀の費用のウェイトを占めるのは、祭壇とお客さんに対するお返しや、料理などです。葬儀社さんのいいなりになれば、ものすごい金額の請求書が来ることなるでしょうが、形だけで派手にしなければ、その親類の方も何も言わないのでは? 見たこともないような方にお悔やみを言われても、あまり嬉しいものではないので、本当に近い方だけで、見送りたいという思いは、理想ですが、なかなか思うようにはいかないのが現実です。 まずはお母様の意向が一番です。一周忌の相談などのおりに、お母様に伺ってみたらどうでしょうか。
お礼
「家格の割に祭壇が地味」という言葉は何回か言われました(一番安い祭壇+私の好みで花だけ盛りだくさんにした、ので、この指摘は間違いではありません)。でも、私は豪華な祭壇や棺、キラキラした霊柩車は正直、好みではないんです。単なる好み何なので、こだわらなくてもいい、ともいえますが・・・。 家族葬にお招きしたのは父と母の兄弟だけ(合計10人程度)でした。ご近所や私の仕事関係には一切知らせませんでした。父は年末に亡くなり、大晦日(12月31日)に葬儀を出しましたので、知らせない方が逆に親切(正月が済んで落ち着いた頃言った方が皆の年末年始の予定を引っかき回さずにすむ)と思ったのですが。 母はなんでもごく普通が好きな人なので葬儀も普通が一番だと考えていそうですが、父と同じでも不満はなさそうに思います。機会があれば、聞いてみたいと思います。 ご意見ありがとうございました。
- Granpa-pc
- ベストアンサー率42% (241/563)
>皆さんなら、こういう場合、今後どうされますか? 私がご質問者の立場であれば、まずお母さんがどのような葬儀を希望されているかで、その希望に沿うようにします。 (今は病気で聞けなくても、元気な時になんらか言葉はなかったですか?) お母さんの希望が明確でなければ、あなたの希望の形式でよいと思いますが、あなたの家、親戚との関係、地域の風習なども考慮してお決めになるのがよいと思います。 最後は喪主が決めればよいことです。 葬式は残された者とお亡くなりになった方とのお別れの儀式であって、家族の思いが一番です。 どんな形式で葬儀を行っても他人に迷惑をかける訳ではないのですから、あなたが信念を持って執り行えばよいことです。
お礼
母には特に希望はないようです。父の葬儀の時も母は「これでいい」と言っていました(もっともこの時の母には自分で葬儀を取り仕切る気力も体力もなかったためこういう答えになったのかもしれません)。 家族葬でも誰に迷惑をかけるわけでもないのですが、「これくらいの家格ならこれくらいするもの」みたいな固定観念と違ったことをすると、思ったより抵抗(反感?)を受けるものなんですね。難しいです。 ご意見ありがとうございました。
お礼
お父様のこと、まずはお悔やみ申し上げます。 親戚の長となる人の発言力は大きいですね。ご指摘のとおり、親戚のキーパーソンの説得はとても大切だと思いました。加えて要注意なのが、菩提寺のご住職です(我が家は一応仏教徒なので)。私は通夜の席でご住職から「こんなふう(家族葬)にしていいと○○さん(亡父)は言っていたのか!ワシは聞いとらん!」と叱られました。まわりが取りなしてくれて、何となくその場は収まりましたが、好きだった父を急に亡くして悲しみにくれていた最中だったので、僧侶から大声で責められたのは辛かったです(内心「気に入らないなら帰ってくれていいよ。お経も自分で詠めるし、何なら今日から宗旨替えしてもいいよ」と思いました)。このご住職は割とお寺の発展に熱心な方(笑)で、檀家の人達に陰で「あの人はちょっと・・・だよね」と言われていたりします。(・・・には金儲け主義が入ります)。私はびっくり葬儀を行った人間なので、ある程度の反発は覚悟していましたが、父はわかってくれていると信じたいです。nrg32156様もお疲れがでませんように。