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「橋の下から拾ってきた」

昔は、子供をちゃかすとき、「お前なんか橋の下から拾ってきたんだよ」と言いました。ふと思ったのですが、どうして「橋の下」なんでしょうね・・・・ また、地方によって別の言い方があったら教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kokiriko
  • ベストアンサー率22% (121/535)
回答No.5

江戸時代以前では行き倒れの遺体を河原へ捨てる事が多かったようです。 河原はあの世とこの世の境界で、あの世に近い場所として認識されていたようです。 また、河原は市街地に近い空き地として、芸人などの無宿人が集まりやすい場所でもあったようで、そこから河原乞食という侮蔑用語が生まれました。 育てられない赤ん坊を河原に捨てると彼らが育てたり、また、暗黙の裡に橋の下に置くことで捨てたのだと周知させることが出来たので、拾われる確率が高かったのではないでしょうか? また、弱い子供を一端橋の下に置いてきて、他の人に拾ってきてもらうことで、運を変えるというまじないをしたことがあると聞いたことがあります。 それは、死の淵から生還させるという意味があり、子供の成長を願った行為(まじない)であると思います。 似たような言葉ですが、「お地蔵さんに捨ててあった」「もらってきた」がありますね。

参考URL:
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&q=%8B%B4%82%CC%89%BA%82%A9%82%E7%8FE%82%C1%82%C4%82%AB%82%BD
noname#247123
質問者

お礼

ありがとうございます。このような民俗学的、歴史学的なご投稿をいただけますと、大変勉強になります。

その他の回答 (7)

  • mirrorz
  • ベストアンサー率3% (1/30)
回答No.8

お前は、雨の降る日に近所のゴミ捨て場から小指の先に 引っ掛けて、拾ってきたと言われた事があります。 ( ひねくれた親父のブラックユーモア?)

noname#247123
質問者

お礼

こわ・・・なんで「小指の先にひっかける」のでしょう?なんか意味不明でこわいですね。ご投稿ありがとうございます。

noname#4923
noname#4923
回答No.7

#6です。 ふたたびお邪魔します。 私はHajikamiさんのご質問が「お前はうちの子じゃないよ」という意味でのちゃかしだと受け取ったので#6の回答をいたしました。 そう考えると#3さんの回答も理解できると思うのですが,質問を取り違えていたようで大変失礼しました。

noname#247123
質問者

お礼

わざわざご返信を恐縮です。ことばのやりとりって難しいですね。

noname#4923
noname#4923
回答No.6

少し気になったので投稿します。 #3さんの回答及び補足についてですが,Hajikamiさんのご質問の「また、地方によって別の言い方があったら教えてください。」に対しての明確な回答になっていると思います。 補足内容が理解できないのですが。

noname#247123
質問者

補足

そうでしょうか?? 私は「橋の下から子供を拾ってくる」の意味と、それにまつわる表現の地方差をお尋ねしたのですが、まず第一に、「○○族」というのが何をさし、私の質問にどう関係あるのかわかりません。それに、「お前のお父さん、ここに出ている」というのも、「橋の下から・・・」の解説に関係あるようには思えないばかりか、お父さんに対するあらぬ誤解を生んでしまうのではないかと、不安を覚えたのです。また、「地方特有の表現でなく、父独特の表現である」ことはご投稿者ご本人も自ら認めておられるところです。

  • torayan21
  • ベストアンサー率29% (214/737)
回答No.4

私が民俗学の本で知った話ですと、橋というのは、「この世とあの世(異界)との境目」を示すというという説があって、成人するまえの子供はいわば異なる世界との橋渡し役だ、という話があります。 もちろん子供は母親から産まれてくるわけですが、「授かり物」といった表現があるように、自分らの意志で作るものではないといったかんじが昔はありました。柳田国男は、子供について、「ななつ前は神のうち」という表現があるとし、7つ前の子供が非常に死にやすいということもあって人間というより、むしろ中間、境界のモノといった存在であったといっています。 そんなところから、 橋→境界を表す 子供→境界的存在 どこから来て、どこへいくのか分からない存在 こんな説もあるみたいです。 ただ、一般的にはこういうものよりもわかりやすく、捨てられてたんだぞ、お前は、といったかんじの脅しっていうかそんなかんじだと思います。 亜流としては「川から流れてきた」がありますよね、これも「川」が三途の川のように「あの世との境目」を表すところからきたので…、という説があります。ほかにも木の又とかも同じ理屈のようです。 こういう説もありますよ、ということで、ちょっとだけ書きました。一角から見た一説ですから自信なしです。

noname#247123
質問者

お礼

うう~む、深い。いろんな説があっていいのです、大歓迎です。きっと民俗学での分析があるのではと思い、こういうご投稿をお待ちしていたので、喜んでおります。ありがとうございました。

  • aki1102
  • ベストアンサー率46% (7/15)
回答No.3

私の父の場合、テレビで「○○族」などの特集をしていると決まって、「お前のお父さん、ここに出てるわ。ほら!」と言ったものです。小学校低学年の時は、それがすごくイヤで、いっぱい泣きました・・・ 地方特有の言い方ではなくて、「父独特」です・・・。

noname#247123
質問者

補足

あの、恐縮ですが、私の質問の趣旨から完全に逸脱しておられると思います。OKWeb管理者の方、この投稿をご削除願えませんでしょうか・・・・

  • minatouri
  • ベストアンサー率50% (1106/2197)
回答No.2

日本の中世,芸人・職人・宗教者・商人などの非農耕民は,諸国をめぐりながら多くは橋の下(河原=非農耕地)を住処としていました. 「河原者」という言葉もありますね. 「橋の下から拾ってきた」というのは農村共同体以外の,どこの馬の骨とも知れないという意味でしょう.

noname#247123
質問者

お礼

なるほど、日本の中世の民族的背景もあるのでしょうね。ご投稿ありがとうございました。

  • void2000
  • ベストアンサー率17% (41/229)
回答No.1

 昔は「橋の下」にはお乞食さんがいたのですね。  それで「おまえは本当はお乞食の子なんだ」という意味で言ったのですよ。  ほかには「カツオ節を三本つけて、捨てられていたのだよ。」というのもありますね。  カツオ節を付けて捨てる習慣のあるのはネコの仔なんですね。

noname#247123
質問者

お礼

はあ~、なるほどね。よく理解できました。「橋の下」も今やリストラされた方も生活しておられます。おつらいでしょうね・・・ご投稿ありがとうございました。

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