塾の教師とはどんな職業か教えてください

質問

僕は現在高校生で、進路の事で迷っています。
その一環として、塾の教師（希望は小学生）について、
以下のことを知りたいです。

★教師の需要（少子化だし・・・）
★収入の多さ
★収入の安定さ
★教師の能力はどのように測られるのか
★専門的に、難しい職業か
★生徒と合わない事はあるか？
★その他、長所、短所

自分のことを言うと、子供が好きで、意識的に交わろうと
いう気持ちはあります。正確はおとなしい方ですが、
大抵の人とはやっていけます。（深いつきあいは苦手）
今年受験なので学歴はいいづらいのですが、
模試でいうと、早慶でＡ～Ｃ判定、でも
第一志望を考えると浪人も考える程度です。
こんなところでしょうか・・

上の全てでなくても、いくつかについて教えて頂けたら
助かります。

回答No.2

mona-2002 · ベストアンサー

元塾講師です。
経験上、見聞きしたり体験したことを基準に書きますので、これが絶対であるわけではないのを先に申し上げておきます。当方、首都圏での中学・高校入試に携わっていました。

１．教師の需要に関して
少子化が進む一方、義務教育課程の削減が行われるため、受験熱は高くなっています。また、慢性的に人材不足の業界でもあるため、需要は少なからずあると思います。ただ、その一方で、多くの中小の塾が倒産しているのも現状です。

２．収入の多さについて
私の場合は、同年齢の平均よりは、少し多めに貰っていましたが、勤務時間が長かったので、満足度はそれほどでもありませんでした。教育産業職は、比較的高い給与を設定している会社が多いように思いました。

３．収入の安定さについて
これは…企業によります。経営状態が良くなければ、当然倒産ということもあります。

４．教師の能力はどのように測られるのかについて
様々です。
授業運営能力は勿論ですが、またサービス業として、お客様にどう対応できるのか、また、社会人として、塾の経営にどう携わっていくのか…
少なくとも、授業だけやっていれば良い、という時代ではありませんので、売上げノルマを課したり、目標を各自で設定させ、その結果によって判断…ということもあります。

５．専門的に難しい職業かについて
自分の専門を何にするかにもよりますが、大手でない限り、特に小学生を対象にするような塾では、複数科目を指導するのが普通です。また、相手は子供ですので、自分がわかっていることでも、相手はわからない、それを前提に、如何にわかりやすく理解させられることができるか、に関しては難しいと思います。

６．生徒と合わない事はあるか？
ありますよ。特に小学生は、理論が通用しない場合もありますから。一昔前に比べて、格段に幼く、生意気になってきています。ｗ
授業の進め方や、講師が気に入らない…などの理由で、塾を辞めていかれる方も多いですから。でも、相性の問題もあります。

あとは…どうしても遅い時間帯の業務になるので、生活サイクルが乱れます。また、常識を疑うような人格の先輩社員もいます。
仕事終わりに一杯…なんてのは、終電を覚悟しないと厳しいですね。

教育に対する情熱がない限り、一生の仕事としてやっていくには辛い業界だと思います。また、新卒で入るのにも、あまり向いていない業界かと。
社会人としての経験、常識を積んでからトライしても遅くはないかと思います。入社したての若者が、いきなり「先生」なんて呼ばれて、父兄から敬語を使われる業界です。ある意味怖いですよ。ｗ

まずは、大学生になって、塾講師のバイトでもしてみてください。塾講師になるために学部を考える…のは、あまりお勧めしません。

回答No.4

tosembow

他の方の回答にもありますが、一生の仕事として大学受験前に考えるに値する職業とは考えにくいです。
　先ず勤務が一般的に平日の午後から夜間、または土日になりますね。その割に生涯収入は一般サラリーマンと比較にならないほど低い人が多いでしょう。退職金を大手企業や公務員なみに出している学習塾なんて無いのではありませんか。
　塾講師として十分に収入を得ていくためには、大学受験予備校の人気講師になるか、自分で人を何人も雇って塾を経営するくらいでないと難しいでしょう。
　塾講師の専門性ということで言えば、大学生のバイトで十分という場合も多く、中学入試程度のことならそれほど専門的能力が要求されるとも思いません。もちろん子どもの相手が好きかどうかなど、向いている、向いていないということはあるでしょうけどね。
　「子どもが好きで、意識的に交わろうという気持ちはある」のなら小中学校の教員を考えたほうがいいと思うのですがいかがでしょう。

回答No.3

Scotty_99

塾の経営者です。結論から言うと、塾講師として食っていくのは非常にきびしいと思います。

現在の塾というのは、人件費削減のため大学生が中心となって教えています。社会人講師となると、人件費がかさむため敬遠されます。

以前は生徒数十人対先生１人というスタイルが主流で、それによって社会人講師であっても先生の給料がまかなえましたが、いまはクラスが少人数制の個別指導が生徒に好まれ、社会人の要求を満たす給料を払えません。

ただし小学生を指導したいということであれば日能研に就職すれば、十年は安泰かも知れません。

あの塾は、他塾と比べて中学受験する生徒に絶対の信頼度があります（指導がよいかどうかは知りませんが）。ただ、その分中に入ると人間関係がきつく指導スキルで悩むと言われています。

高校生指導であれば、代々木ゼミナール、すんだい、河合の御三家の講師になれば、実力主義で高収入が臨めます。ほんの一握りの講師の年収は１千万～３千万と言われています。さらに本を執筆するので印税という収入が見込めます。ただし、ほんの一握り（数人）です。また、就職という形態ではなく、講師はある程度稼ぐと自分の塾を設立したり、大学の教授を目指します。

その他の塾に関しては、月給高くなく、かつ長時間無報酬労働は強いられるでしょう。また、少子化なので倒産の危機は、常につきものです。さらにきついノルマ（入会者）が課せられます。

正直、申し上げると塾の先生になりたいというのは賢明な選択ではないと思います。

塾の先生になる人は、学校の先生になりたかったけど、教員免許を取らなかったからという消極的な理由でなっているひとが少なくありません。また、若いときだけの仕事と私は考えます。おじさんになってくると生徒のウケが悪くなります（経験談）。

やはり安定度や給料を重視すると公立小学校の先生になることをおすすめします。最近は、小学生の教師にはなりやすくなっています。

回答No.1

shikakuhonpo

塾の教師は大学生のアルバイトで普通にできることです。ともかく大学生になり、アルバイトで塾の教師を体験してみてはいかがでしょうか。ご自身で体験し、それから検討してみるのが一番確かと思いますが。大学進学前に検討するようなことではなさそうです。