化学調味料を使うのはいけないことですか・・・？

質問

最近、どんな食品にでも、よく「化学調味料は一切使用しておりません」といううたい文句が付いていますが、化学調味料を使用するのは、
そんなにいけないことなのでしょうか・・・？

だったら、味の素の製品（「クノールカップスープ」、「ほんだし」、「ＣＯＯＫ－ＤＯ」、「アジシオ」など）は、みんなダメな食品なの
でしょうか・・・？
ひょっとしたら、味の素でも、化学調味料を使用していない食品を
出していたりしますか？

回答No.3

yzbr · ベストアンサー

その良し悪しは第三者には判断できないかもしれませんね。
化学調味料という名称自体、１９７０代によく使われた名称であり、現在では若干の語弊があるのも事実です。それを添加物と考える方もいることも事実ですね。
その製造過程に、塩酸や水酸化ナトリウムのようないわゆる「化学物質」を中和するというものがあり、それらが消費者に対して負のイメージを与えている所以と考えます。ただ実際は、自然界に存在するものをより純度の高い状態で取り出す行為です。問題視する声は非常に多いですが、既出の回答にもありますように「ブーム」であることもまた事実です。
食品には「キャリーオーバー」という考え方もあります。
加工食品には実に様々な原材料が使われていますが、それぞれの原材料に含まれる「添加物」についてはある程度表示が免除されるケースも見逃せません。つまり市販されている加工食品を使用する限りは、完全な無化調であるとは言い難いのが現実です。

そこで、化学調味料使用に関する是非ですが、私個人の考え方では「使用して良いもの」ではあるものの、それ自体で味をつけるものではなく、補足的に補うもの、という解釈です。
たとえば既出にもありますが、スープです。野菜や肉類をベースにスープを取り、そこに固形のコンソメやブイヨンを加えるような使い方がベストでしょう。
旨味調味料だけを口に入れたことがありますか？しょっぱいとも甘いとも言えない中途半端な味がすると思います。これだけでは当然味がつくわけないので、少し味を足したいときに少量の旨味調味料を加える、という程度でしょうか。
より自然なものを求めるのであれば、塩や醤油などの基本調味料を使い分けるのも手ですね。市販されている「食塩」は純粋な塩化ナトリウムですが、粗塩や天然塩、一例を挙げれば「藻塩」のような塩ならば、塩化ナトリウム以外にも天然のミネラルが多く含まれているので、しょっぱい中にも甘みを感じることができます。同じ濃口醤油でも、減塩タイプを使って足りない塩分を食塩でない塩で補う、少し砂糖を加えてみるなどの工夫ひとつで味はまったく変わります。
甘みを砂糖（白いもの）ではなく、黒糖や蜂蜜を使えば一層深いものになります。
そういった工夫（手段）を持っていれば、旨味調味料には頼らなくて済みますし、その是非を問うことも少なくなるかと思います。我が家には旨味調味料はありません。

参考URL：

http://www.jafa.gr.jp/01tenkabutu/hyouji.html

お礼

ありがとうございます。

参考ＵＲＬは、なかなか参考になりました。

化学調味料無添加といっても、使っている加工食品に化学調味料
を使用していることもあるのでしょうね。

回答No.4

makocyan

かつて、（いわゆる）化学調味料が中華料理店症候群という病気の原因、という説が流れました。何でもかんでも科学を否定する自然派の皆さんにはとても都合のいい説であったため、主に生協等を中心にもてはやされ、排除運動が進んだわけです。
　現在ではこの説は完全に否定され、少なくとも普通の使い方をしている限りヒトに害がないことは明らかになっています。したがって安全かどうかという意味では、全く問題はありません。

　ではなぜご質問のようなコピーが未だにはびこるかというと、食の安全に関わるマイナスイメージは簡単には払拭できないという現実があります。仮に「危険性は否定された」なんて下手に広言すると、おそらくマスコミや一部の消費者団体から、一斉に「消費者の敵」と叩かれるでしょう。そんなリスクを犯すよりは、危険性がないことがわかっていながら、旧来のイメージを使うほうが自社製品の優位性をアピールできそうです。さすがに大手メーカーで未だに化学調味料危険説を信じているところはないでしょうね。

　ただしいくらヒトに害はないといっても、化学調味料は味をまんべんなくマスキングして画一化してしまいますので、素材の味がわからなくなってしまう傾向があります。味覚が未発達の幼児には悪影響（味オンチ）があるでしょうし、粗悪な原材料を使ってもそれなりの味になる（ごまかしにつながるか？）なんて弊害はあると思います。危険ではないが、使いすぎはよくないと思う立場です。

＞化学調味料を使用していない食品を出していたりしますか？
　出しているかもしれませんが、多分売れないと思います。日本人はいわゆる科学調味料の味に慣れきっていますし、食については世界で一番神経質です。毎回味が違うカップスープが販売されたら、苦情の山になりそうです。

お礼

ありがとうございます。

そんな排除運動があったとは知りませんでした。
そんなに「化学調味料」を敵視している人たちが多いというのも
驚きです。

何はともあれ、使いすぎはよくないですけどね。

回答No.2

tiltilmitil

単に「自然のものはいい、合成のものは悪い」と思い込んでるだけでしょう。自然にだって毒物は存在するし、化学調味料だって自然界にも存在するものを高純度に生成したものでしかありません。

　強いていうなら、化学調味料を使うと「手軽に旨味を出せる」ことが問題といえるかも知れません。何も考えずばっと振れば美味くなると思ってしまえば手抜き料理になってしまうでしょう。
　一方でそれに頼らないで旨味を深めようと思うと、非常に気をつかって調理する必要が出てくるでしょう。そうなると美味いものが出来る可能性も上がるとは思います。

　ただ、単に「化学調味料は使っていない」というだけで手を抜いた料理なら、やはり美味くはないでしょうね。

お礼

ありがとうございます。

そうですよね、「味の素」は、さとうきびからできているわけ
だから、必ずしも身体に悪いわけではないでしょうし・・・。

回答No.1

Gletscher

そんなことは無いでしょうね。
化学調味料がいけないなら、じゃあ、どうして色々なメーカーが作り続けているのか？　ということですよね？
ただ、化学調味料だけに頼る味付けでは、表面的な味は良くなるけど深みの無い味になりますね。
逆も言えます。
私は良く、鶏がらを買ってきて、ニンジンやセロリと煮込んで鶏がらスープストックを作ります。
1リットルくらい作って適当な大きさで冷凍保存しておくと、カミサンがスープ、ロールキャベツ、煮物など色々な料理に使います。
でも、やっぱりこれだけだとコクが無いとのことで、化学調味料や固形ブイヨンを少し入れると断然おいしくなるそうです。

ただ、化学調味料には、アレルギー体質の人もいますので、使っているかいないかは選択ポイントになりますね。
それと、自然食ブームの影響もあるでしょう。
野菜でも無農薬や有機栽培がもてはやされるのと同じだと思います。極端な言い方をすれば、ブームでしょう。
しかし、無農薬有機栽培野菜で化学調味料を使わないのは分かりますが、農薬をバンバン使っている中国産などの輸入野菜などを使っていて化学調味料だけを気にする人もいますが、おかしいですね。

味の素KKは化学調味料以外にも、飲み物、サラダ油、冷凍食品なども作っていますよ。カルピスやヤマキの花かつおも有名ですね。最近では得意のアミノ酸などを生かした医療品事業もやっています。

お礼

ありがとうございます。

使い過ぎはいけないけど、適度に使えば美味しい料理に
なりそうですよね・・・。
何でもかんでも排除するのは変ですよね。