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水晶とガラスの相違店

水晶とガラスの違いを教えてください お願します

みんなの回答

noname#100814
noname#100814
回答No.2

 光に対する性質が違います。  ガラスでは光がその中をどの方向に通っても進み方は同じですが、 水晶では、光が進む方向によって性質の違うふたつの光に分かれる複屈折という現象が起こります(光学的異方性)。  この性質を使って透明な球体が水晶球なのか単なるガラス球なのか判定できます。  辞書などのような細かい字が書かれたものの上に球体を置いて下の文字を見ます。  ガラス球では球をどの向きに回してみても文字の見え方は変わりませんが、 水晶球では球の向きによって下の文字が二重にズレて見えます。  そのズレは、直径数センチの小さな水晶球では、よく注意して見ないと気付かないぐらいのわずかなものです。  水晶球の向きを変えるとズレがなくなる方向がありますが、その方向がもとの水晶の結晶が長く伸びていた方向です。  この光学的異方性は、水晶の成分のSiO2がきちんと並んだ結晶になっているために起こるので、 いったん水晶を熱して融かしてから固めた溶融石英(石英ガラス)では見られません。  比較的安価で売られている、完全に透明な直径が十数センチの見事な水晶球は この溶融石英であることが多いそうです。    

  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.1

 水晶もガラスも、主成分は同じ二酸化ケイ素(SiO2)です。  水晶は、結晶(クリスタル)と言って、構成している原子が規則正しく並んだ構造をした固体です。  ガラスは、非晶質(アモルファス)と言って、まるで液体の様に、構成している原子の並び方が不規則な構造をした固体です。  又、ガラスは純度の高い二酸化ケイ素だけで出来ているもの以外にも、酸化ナトリウム(Na2O)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化カルシウム(CaO) 、酸化ホウ素(B2O5)、酸化リン(P2O5)等の副成分を混ぜて作られているものも多くあります。  

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