こんにちは。
アルミのデッキ張りの目的は「防音」と「釣り易さの向上の為」です。
アルミ板の上で直接物音を立てると言うのは水面を叩くよりも、その反響により大きな音・衝撃波となり魚に警戒感を与える事になります。
ブリキのタライをガンガン叩く想像をすれば合点が行くかと思います。
釣り易さで言えばバウデッキはフットエレキを装着するなら不可欠とも言えますし、フットエレキを付けると言う事はサドルシートが必要な訳で、それにはセンターデッキも必要でここまで来れば段差が邪魔にならないようにフルデッキにしてしまえ。と言う事になるかと思います。
デッキを張れば魚探のワンタッチ架台を付けておいたりロッドキーパーやタックルBOXの収納スペースやドリンクホルダーやら、何かと工夫次第で快適な釣りをする装備などを取り付けられます。
大きなデメリットとしてはやはり重心が高くなる為に安定性が低くなると言う事でしょう。
当然デッキ自体も結構な荷物となり荷量はその分増加します。
重心の問題は特にジョンの場合は顕著でサドルシート使用で同船者が居る場合は特に注意が必要です。 バッテリーも含めて重量バランスを考えて配分しないと常に危険な状態になりかねません。
波切り性能もほぼゼロの為、野池程度なら心配は要らないでしょうが琵琶湖となるとかなり波の高さを意識しないと航行時に思いっきり波を被る事になりますから要注意です。
総合的にバスフィッシングに於いてはフルデッキ加工+フットエレキが一番利便性が良く、この仕様で使われる事がほとんどだと思いますが「弱点・短所」の部分をよく知って安全を心掛ければ然程の問題もおきないです。 ただ「過信」だけはしないように。。。