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【重大事件?】これって矛盾してませんか?【有罪?】
今年、和歌山の毒入りカレー事件で、最高裁は被告の女に死刑を言い渡しました。 しかし、女は最後まで否認を続けました。 そういえば前にも、筋弛緩剤投与事件で、被告の医師に無期が言い渡されましたが、 やはりこの者も最後まで否認しました。 また最近起こった事件では、タクシー強盗で逮捕された韓国人?は「その場にいなかった」と否認しています。 千葉の団地の誘拐殺人事件で、逮捕された男も「殺していない」などと否認しています。 また、大阪のビデオ店の放火犯とされる男も、「放火はしていない」と言うつもりだといいます。 殺人以外でも、痴漢をしたという元大学教授に、有罪が言い渡されたにも拘わらず、 本人は否認を続けました。 スケートの教え子に暴行したとされるコーチも、否認しています。 他にも性犯罪で、犯人とされた者は殆ど皆否認していますね。 経済事件でも、円天事件で逮捕された会長は否認しています。 スポーツ界でも、力士暴行死事件で、元親方は関与を否定しているといいます。 このように、殺人や性犯罪等重大事件で逮捕されながら、 「俺はやっていない」と全く否認しているというニュースをよく見ます。 本人がやってないと言っているのに、世間の風潮やマスコミは、 「コイツが犯人だ」「悪いものは悪い」という、あたかもその者が犯人だと決まったかのような説が罷り通ってて、 否認していると言っておいて事件の重大性だけを大々的に報じて、 否認していることなど全く問題とされない。 殺人事件においては、尚更です。 しかもそのような事件に限って、その後の音沙汰がありません。 これをもって、私は思うんです。 否認している人間に、有罪が言い渡されるのはおかしくないですか? そもそも逮捕されて犯人扱いされる時点で間違ってる。 一方の被害者側も、本人の言い分なんて関係なしに 「この人が死刑になってよかった」「逮捕されてよかった」「これで解決した」なんて 何か勘違いしてるのでは? 勿論“犯罪者”側が嘘を言っている、つまりクロの可能性だってありますよ。 しかるにこのように真実が捻じ曲げられている以上、 故に我々は本当のことを知ることができません。 一体どうしたらいいですか!?皆さんどう思いますか??
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- wellow
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>ウソを言っている人間どもが、本当に「クロ」だったとする。 >そのような連中のために、日本の司法制度は破綻してしまうんですよ。 だから自白のみを証拠とする捜査、立証は駄目なんですよ。 なので、私は「被告が否認しようとも「被告人が犯人であると確証する相当たる証拠がある」のでおかしくはないでしょう」と書きました。 でも、あなたは自白が無ければクロではないという。そう、あなたの主張にを由とすれば、あなたのいうように「日本の司法制度は破綻」してしまうんですね。 >天を地といい、白を黒というやり方で、真実を捻じ曲げる。そうしてるのは彼らですよ。 あなたが言われるように、あなたもそうしています。 >そういう彼らの根性は気に入りません。 はい。気に入りません。笑) >そういうことになったら、誰が真実を明かしてくれるんですか!?という話ですよ。 科学的な立証だと私は既に述べてます。 >富山の強姦事件、鹿児島の選挙違反事件、最近の事件では防衛大教授の性犯罪、足利事件・・・。 >(勿論貴方もご存知でしょうけど) はい。だから自白に重きを置くことはよくないと私は以前述べました。 で、結局、あなたは何を聞きたい、いや、何を主張したいんですか? >だから日本の司法制度はおかしいんじゃないか、という議論になるんだと思います。 対案は何ですか。
- lilact
- ベストアンサー率27% (373/1361)
>否認している人間に、有罪が言い渡されるのはおかしくないですか? 否認すれば無罪、ということになればよけい真実が隠されるようになりますね。 >日本の司法制度は保てるでしょうか? 犯人は自分の犯行を隠そうとするものです。逆に犯人でなくても自分がやったと言う人間もいます。 こういうことを分かって裁判をやっているのです。起訴された人間の言っていることを言葉だけ信じて裁判をすることはありません。 裁判所が間違うこともありますから、冤罪かどうかを考える必要はあります。 >一体誰が真実を明かしてくれるんですか!?逆にむしろ問いたいです。 これは、本当のことを言わない犯人に対する怒りですか? 証拠を吟味するのが裁判所なので裁判所しかないですね。ただし、自白や証拠を吟味しても分からないこともあります。真実が分からなくても判決は出します。犯人とするには疑わしいという場合は無罪です。(無実ではありません。) >本当に犯人でもないのに死刑にされる程、愚かな話はありません。これこそ警察の重大な不祥事です。 冤罪の一番の責任は裁判所にあります。警察の取り調べや検察の主張、弁護人の弁護、自白や証拠、これらをすべて考えて決めるのが裁判所ですから。
- pojipoji
- ベストアンサー率32% (53/161)
否認について、逮捕前後からその後に至るマスコミ等の対応と、裁判の現状については分けて考えるのがよいのではないかと考えます。 マスコミ等への対応については進行中の事態に関するものと事後に関するものが考えられます。 進行中のものに対しては第三者機関による記事の差し止め、反論記事の掲載の強制などが考えられます。差し止めについては憲法が検閲を禁止しているため実現は現状では困難ではないかとも考えます。 裁判が確定までのものについては、被疑者、被告等はマスコミ等の個別の報道や特定人のマスコミ上での発言などを逐一把握し保存できる状態にありませんので、第三者機関が事件毎に情報を収集、保管、被疑者、被告及びその弁護人等に提供する方法が考えられます。 被疑者、被告等はこの提供された事実をもとに、誰を相手にどのように訴訟を起こすかを選択する機会が与えられます。また名誉毀損、侮辱など報道が刑法犯罪を構成すると考えられる場合は、第三者機関が刑事告発をすることも考えられます。 一方、名誉回復は慰謝料の支払いや、番組終了時の数分間のお詫び、新聞の数行の囲み記事によって完遂できるとは考えられません。新聞なら一面全面を使用した検証お詫び記事の継続的な掲載、テレビなら3月程度継続した検証及びお詫び番組の放送などが考えられます。 裁判については改悛や反省ということに重点が置かれすぎていないかと考えます。同じような状態でなされた同じような犯罪は同じように裁かれるべきではないかと考えますので、事件以後の事情に量刑が大きく左右されるということに違和感を覚えます。 高い有罪率を考えると、裁判にまで至ると否認是認どちらにせよ有罪となり、否認の場合改悛の情、反省などがまったくないとなってより重い刑罰が課される可能性が高くなります。自白が誘導されやすい土壌となるのではないかと危惧されます。 否認される場合、その事実を行っていないと確定できるわけではありませんが、「有罪の答弁」が制度として存在しない以上犯罪を立証する責任はすべて検察官側にあり、本人の是認、否認にかかわりなく犯罪があって被告が犯罪者であると立証されなければなりません。被告が自白しているので安心して裁けるなどと考えるのは間違いであると考えます。
- vantice
- ベストアンサー率18% (42/227)
そうですね、無実の人も多そうです。 普通、殺人した人なんかは、「自首」もしたりするし、 罪を認めますね。 その方が安全ですから。 裁判員制度では色々と売買されているという噂もあり、 素人にグロを見せたりもするし、正常な判断ができるのかもわからなし、 ちょっと無理やり過ぎますね。
お礼
うーん、難しい問題ですね・・・ 裁判員制度は単に国益のために導入したのかどうか分かりませんが、 裁判員をさせられる人間が、その人の仕事(プライベート)とか信条とかは関係なしに狩り出され、 不快なものを見せられることもありうるものですが、 重大な事件と向き合い、司法について考えるきっかけとなったという声も聞かれなくもないです。 自分もいつ狩り出されることか・・・ レスが遅くなり大変申し訳ありません。
- Heavyhand
- ベストアンサー率53% (85/159)
逮捕されると犯人扱いされる点についてですが、日本においては刑事裁判における有罪率が極めて高い(俗に99%以上とか言われますな)うえ、逮捕をすると決める時点で起訴の見込みがあることが大多数なので、逮捕→起訴→有罪となる事件がやたらと多いです。 そのため、逮捕=有罪という誤った観念が広まっていると思います。 >否認している人間に、有罪が言い渡されるのはおかしくないですか? そもそも逮捕されて犯人扱いされる時点で間違ってる。 これについては、質問者様が明確に間違っていると言わせていただきます。 まず後者についてですが、逮捕とは本来、一定程度の疑いがある被疑者について取り調べるための身柄拘束に過ぎません。 したがって、否認しているから逮捕できないのでは逮捕という制度の意味がなくなります。 なぜなら、すでに否認していない(=自白している)なら取調べのために身柄を拘束する必要性に乏しく、身柄拘束の必要性がある否認している場合に逮捕できないことになるのですから。 犯人扱いについては、既に述べましたが偏見の類ですし、それをもって逮捕という制度を否定するのは妥当ではないでしょう。 前者については、誰しもが本当のことを素直に言うというのであれば構いませんが、明確な物証や目撃証言があっても否認する被告人も存在します。 また、法律解釈の違いにより、被告人が本心から自分は犯罪を犯していないと否認しても、裁判所が犯罪に該当すると認定して有罪判決を下すケースも存在します。 そのような場合に被告人の法的解釈が裁判所より正しいという事態は制度上ありえません。 そもそも、本人の自白だけでは有罪にしてはならないと日本国憲法は明確に規定しています。 したがって、本人の主張が自白か否認かに関らずそれ以外に何らかの証拠が存在しなければ有罪にはなりえないため、否認しているという一事をもって有罪とすべきでないという主張には反対いたします。 >しかもそのような事件に限って、その後の音沙汰がありません。 被告人が犯行を否認していた殺人事件で不自然に報道が途絶えたという事例を具体的に指摘していただけないと判断しかねます。 全ての事件について裁判が確定するまでマスコミが大々的に取り上げないと「隠蔽している」ことになるのですか? 被告人が犯行を否認した殺人事件などについて傍聴が禁止されたという事例は聞いた覚えがないのですが、裁判が公開されているのに「真実が捻じ曲げられている」と断言なさる根拠をぜひ伺いたいと思います。
お礼
>逮捕とは本来、一定程度の疑いがある被疑者について取り調べるための身柄拘束に過ぎません。 >否認しているという一事をもって有罪とすべきでないという主張には反対いたします。 云々のからくりについては分かります。 しかしながら、#3、#9の方へのレスにも書きましたが、 本当に冤罪だった事件も現にあります。貴方はどう思いますか? 更に、和歌山のカレー事件にしても、千葉の団地の殺人事件にしても、 司法側は「やった」と断定した感じなのに、犯人側は「やってない」と言っていて、 こんなことで、私達はどっちの言い分を信じたらいいのか? そういう思いもあって、この質問に至ったわけです。 また、「その後の音沙汰がない」件については#4にも書きましたが (#13にも、答えに通じるものがあるかもしれません)、 本人は「やってない」、世間は「こいつがやった」、その矛盾をどうしたら晴らせるのか?という話です。 自分はそうした重大事件の裁判を傍聴したことがない身で書いていますが (まぁ今は裁判員制度が導入されているので自分もそうした事件に関与する運命であろう身ですが)。 捻じ曲げている件は#9にも書いた通りですが、これでよいでしょうか?
- honde
- ベストアンサー率5% (10/182)
>否認している人間に、有罪が言い渡されるのはおかしくないですか? 証拠もない場合はそうだし、証拠がある場合はそうではない。 >そもそも逮捕されて犯人扱いされる時点で間違ってる。 これはそのとおりですね。 >一体どうしたらいいですか!?皆さんどう思いますか?? 犯罪報道をなくす。そもそも報道とはいえないと思うが。 その後無罪になった人たちが、間違った報道をしたとして、マスコミに損害賠償を請求する。高額請求が認められれば少しは改善すると思います。
お礼
冤罪事件も多い世の中ですからねぇ・・・ 事件を誇大報道するマスコミにも非があると。分かります。
- lilact
- ベストアンサー率27% (373/1361)
>しかるにこのように真実が捻じ曲げられている以上、 「このように」とありますが、どれのことですか。 例示されている事例の「真実が捻じ曲げらている」証拠を挙げてください。 「矛盾している」のは警察・マスコミ・裁判所・被害者・世論のどれが、何と何について矛盾しているのかを書いてください。
お礼
捻じ曲げているのは「それでもやってない」と言い張る連中だと思います(後述の通りそうでない場合もありますが)。 #3にも書きましたが、 彼らが言うことが本当(つまりシロ)ならば司法の重大な過失、 ウソ(クロ)ならウソで彼らをして一連の裁判を矛盾だらけの馬鹿げたものにしてしまいます。 そんなことで、日本の司法制度は保てるでしょうか? シロにせよクロにせよ、我々は正しい事実を知ることができません。 仮に後者=クロだったとする。 “犯人”は白を黒と言い、天を地と言う卑怯なやり方で、有ったことを無いかのように作り変える。 司法側が「この者は犯人に決まった。これで決定している」と言っているにも拘らずだ。 私達は一体どっちを信じたらいいのか?そんなことで、正しい真実を知ることができますか。 真実は当事者である“犯人”が一番知っている筈です。その「真実」が、闇に葬り去られる。動機も分からない。 そんな馬鹿なことがありますか。 但し、前者=シロということだって、現にありますよね。 それでも警察の者どもは、検挙率を上げろ、検挙率を上げろと無理をした挙句、 無辜の者でさえも力ずくて犯人に仕立て上げてしまいます。 (怨みで以て犯人にしてしまえという悪意でやる者はいないと思いますが・・・この人が犯人だという確信を持ってやっているんでしょうけど) 舞鶴の女子高生殺人事件でも、警察側は情報をひたすら隠し続けたといいますが、 もっともらしいやり方で徹底した秘密主義、閉鎖性が、あらぬ悲劇を生んでいるようにも見えます。 本当に犯人でもないのに死刑にされる程、愚かな話はありません。これこそ警察の重大な不祥事です。 なのに、世間はこのことに無知・無関心のように思います。 いずれにせよ、そうした状況下で、一体誰が真実を明かしてくれるんですか!? 逆にむしろ問いたいです。 以上、直接の補足になっているかどうか分かりませんが、どうでしょうか?
- kami-kaze
- ベストアンサー率16% (20/122)
概ね納得です。人間の心理として、やっていてもやっていないと思いたい、言いたいってのはあるでしょうし、確たる証拠があるのに否定するのはどうかと思いますが、状況証拠だけでの決め付け捜査は納得いきませんよね。しかし人が人を裁くには限界があるのかも知れませんし、人間以上の存在に裁いてもらう、どうも宗教的発想で申し訳ありませんが、そうでもない限り、質問者さんの言われている様な事は、常に付きまとう問題だと思います。ですから数多くの小さい事件から大きな事件まで、冤罪事件は星の数程あるんじゃないでしょうか。例えば私がビデオレンタル店で、たまたま手に取った、ある一本の作品に残った私の指紋…その店で殺人事件が起こったら・・・私は勿論やってないのだから否定する…しかしアリバイが証明できないとしたら…。冤罪の始まりです。
お礼
#7の方とほぼ同じですが、うーん、難しい問題ですね。 レスが遅くなり申し訳ありません。
- kuranfl
- ベストアンサー率37% (3/8)
8割くらい納得できます。 >否認している人間に、有罪が言い渡されるのはおかしくないですか? これについてですが、今の司法はあくまで、第三者である裁判官が、 「確かにこの被告人がクロで間違いないだろう。」と思えるだけの 証拠があればいいとされています。 まあ、実際にクロの被告人に対して、 「すみません、本当は自分が犯人です。嘘をついてました。」 と言わせるくらいの証拠を出すべきだという考えもあるでしょう。 ただ、そう言うかどうかはその被告人の考えひとつなので、 どれだけ決定的な証拠を積み上げても言わない可能性があります。 そこまでの証拠がそろっているなら、いまさら認めても刑が軽くなったりはしないでしょうし。 なのでそこまで求める必要なないと思います。 >そもそも逮捕されて犯人扱いされる時点で間違ってる。 これは確かに間違っていますね。 裁判で有罪判決が出て初めて、 「ああ、確かにこの人が犯人だったんだな。」となるわけです。 警察に逮捕されただけで、下手すると容疑をかけられただけで、 犯人扱いの報道をされるのは間違っています。 まあ、私はそのことでマスコミを責める気にはなれませんが。 問題は日本人が推定無罪の原則を知らないことでしょう。 >一方の被害者側も、本人の言い分なんて関係なしに >「この人が死刑になってよかった」「逮捕されてよかった」「これで解決した」なんて >何か勘違いしてるのでは? 警察に逮捕された時点で、否認している容疑者に対して感情をぶつけている被害者やその遺族がたまにいますが、 どのような根拠でその人が犯人だと断定しているのか知りたくなります。
お礼
ごもっともです。数々の冤罪が生み出されている現実がある。それを反映した回答ですね。 レスが遅くなり申し訳ありません。また、長文のご回答、恐れ入ります。
- nobugs
- ベストアンサー率31% (1061/3349)
現在の刑事事件では、証拠主義が採用されています。 否認を続けると無罪になるのであれば、悪質な人間程有利になります。 「正直者ほど馬鹿を見る」事になります。
お礼
「悪質な人間」の意図は罰を免れる。だからそのような言動を取るんだと思います。 だから、彼らが何を言っても知らないよ。最初から結論ありきだから。 その結果無辜の人間が同じように罰せられることになるんだと思います。 だから日本の司法制度はちょっと変だと思います。
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お礼
お礼が遅くなりましたが、長文有難うございます。 事件報道について色々無知なところもあったかもしれません。