大腸菌での培養で黒い物体が出ます…。
大腸菌培養の際、いつも黒い物体が出るのですが、これはコンタミでしょうか?
ピペットやフラスコ、試薬は他の方も使っているものを使用していますが、
黒い物体(砂状のもので、水に溶けます)が出るのは私だけです。
培地はLB培地で、三角フラスコに栓はスポンジを使用しています。
毎回作ったらオートクレーブをかけています。
ピペットをエタノールで掃除したり、培養のときに入れる抗生物質(アンピシリン、クロラムフェニコール)を作り直してみたり、手を熱心に洗ってみたり、色々試してみましたが結果は変わりませんでした。
先生からは「大腸菌は増えるスピードが速いから、もし他の菌が混入していたとしても増えることはあまりない」と言われていました。
抗生物質を入れているのに増えるということは、カビや酵母なのでしょうか?
なお、種培養の際、クリーンベンチで無菌操作をしています。
私の腕の未熟さから、無菌操作時に何かしらが混入してしまったということなのでしょうか?
私はタバコを吸うのですが、これも何か関係があるのでしょうか?(しかし先生も吸っていますが黒くなりません…)
クリーンベンチでの作業や大腸菌での培養をする際に気をつけなければならないことはどんなことですか?
私は元々ド文系で、ひょんなきっかけでこの大腸菌培養の仕事についたため、ピペットも初めて使ったような未熟者です。
コンタミするしないは研究者の腕、と他の記事では書いてあったのですが、「コンタミしない腕」とはどのようなものなのかもわかりません。また、この黒い物体がコンタミしたものなのか菌が変化したものなのかもわからない状態です。
黒い物体を顕微鏡で観察、というのも考えたのですが、先生は「とりあえず培養を続けてください」と言っています。
大腸菌は培養できているが黒い物体も一緒にいる、という状態ですが、先生は精製すれば大丈夫という考えのようです。
しかし私はこれでお金を頂いているわけですし、他の方と同じレベルの作業がしたいです。また、しなくてはと焦りも感じています。
本当に初歩的なことすら勉強段階ですが、どなたかご教授願います。よろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。今の日本では、大腸菌に関する規制はかなり厳しいので、飲食物に大腸菌がいることはほとんど無いのではないでしょうか(その他の一般菌は結構いますが)。 運良く腸にたどり着いた少数の大腸菌に、人は人生を左右されてしまうのでしょうね。