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「メロメロになる」
お世話になります。 このあいだふと「メロメロになる」という表現をみました。 最近あまり見ない表現なので妙に新鮮でしたが、さてこの言い方はいつごろ・どこから来たものでしょうか。 「メロドラマ」が関係あるという説を以前聞いたような気がしますが…メロドラマ自体、戦後のものでしょうか? よろしくお願いします。
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メロドラマ melodramma はイタリア語です。ぼくの辞書をみると漢字では「楽劇」と訳してますね。 『広辞苑』で「めろめろ」をひくと,浄瑠璃の用例がついていましたから,相当に古い言葉と思われます。イタリア語とは関係ないでしょう。 語源は示してありませんが,「めろう・女郎」という女を卑しめる言葉があります。「めめしい」くらいの意味で「めろめろ」という言葉になったんじゃないか,これはぼくの勝手な推量です。
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- hakobulu
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私はずっと「メロンのように甘い」という意味だと思っていました。 「メロメロ」はメロンが2つなので「とても甘い」という意味なのだ、と。
お礼
ご回答ありがとうございました。 メロン説はユニークですね!(笑) なにか話のネタになるときがあれば紹介させていただきます。
18~19世紀前半に西欧にかけて発展・流行した、音楽を伴った大衆演劇。娯楽要素有り。これが始まりだそうです。 辞書からです。
お礼
ご回答ありがとうございました(すっかり遅くなってしまいました…) メロドラマの語源を調査頂きありがとうございました。いわゆるオペラ等よりは軽いものだったんでしょうか。私のほうでも調べてみます。
No.1の補足です。 イタリア語でのメロドラマの古さについては,ぼくは知りません。推量でいえば,これは劇の様式をいう言葉ですから,古代ギリシャ演劇にすら連なるかもしれず,あるいはルネッサンス以降かもしれず,近代のものかもしれず・・・ともかく日本でいうメロドラマよりははるかに古いでしょう。 日本のメロドラマは,古く歌舞伎では「世話物」と呼んでいたものです。世話物とは「世俗の男女恋愛話」のことです。日本人なら『冬のソナタ』などは「世話物狂言」といってほしいところですが,メロドラマのほうがかっこいいと感じて,イタリア演劇での意味を無視して使っているんじゃないでしょうか。
お礼
すみません、お礼したつもりがしていませんでした……。 ずいぶん前の質問ですが、ご回答ありがとうございました。 浄瑠璃の例があるということはイタリア語説は薄そうですね。