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残業代の請求と転職について

去年正社員として就職した20代男性の知り合いについての相談なのですが、 私自身が正社員として働いたことがないため、詳しい対応方法が分からず困っています。 その知り合いが就職した会社は建設系の上場企業なのですが、 ここのところの月残業時間が140時間前後にもなり、挙句に残業代が2割程度しか支払われていないというのです。 朝の7時に出社し仕事が終わるのは22時。それでも給料として支払われるのは定時内のみの時間分で、 抗議しようにも周りが皆同じ扱いを受けているため自分だけ言い出すのは難しいとのこと・・・。 週6日働き、ひどい時には日曜まで出社し、それでも残業した分の給料はほぼ出ないため 時給換算すると普通にアルバイトしているよりも低賃金かもしれない、といった状態です。 さすがにそんな事が一年以上ずっと続いてきて、身体的にも相当参ってしまい倒れそうになったことが何度もあるそうです。 ですが、正社員として就職するのが更に厳しくなった今のタイミングで会社をやめてしまうと 転職先が無事に見つかるのかどうかという不安もあり、惰性も加えてずるずると続けています。 このままではいつか本当に病院に担ぎ込まれることになりそうなので、彼に代わって今後のことを相談させて頂く運びとなりました。 今後について決まっていることは、 ・遅くとも1年以内に転職する。(それ以上続けていると今より更に責任のある仕事を任され、辞めづらくなるため) ・今まで支払われなかった分の残業代を全て請求する。 ・有給休暇が2ヶ月分ほどあるため、それらを消費するか、もしくは現金と交換する。 上記の3点です。 こられらを実行する上での手順としていくつかのパターンを考えています。 1. すぐに今までの残業代を請求し、有給休暇も現金と交換し退職する。それらのお金で生活しながら転職先を探す。 2. 有給休暇を利用して会社を休み、その間に就職活動をして転職先を探し、見つかり次第残業代を請求し退職する。 3. 今まで通り働きながら転職先を探し、見つかり次第残業代を請求し退職する。 今の勤務時間を考慮すると3番は厳しい気もします。 ちなみに彼は実家暮らしなので、転職先が見つかるまでの待機期間についても必要最低限以外の金額は掛からないと思います。 それらを考慮した上でどのパターンが良いのかと悩んでいます。 また、残業代を請求する上で必要となる書類や具体的な手続きが分からないので、 会社側にうまく丸め込まれないよう労働組合等の第三者機関に介入してもらった方が良いのでしょうか? 法律や仕組みを把握していない部分が多いため、筋違いな事を言っているかもしれません。 非常識でお見苦しい点があるかもしれませんが、アドバイスを頂けると助かります。 どうぞよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • neKo_deux
  • ベストアンサー率44% (5541/12319)
回答No.3

> ・有給休暇が2ヶ月分ほどあるため、それらを消費するか、 有給休暇は、在職中に計画的に使用してください。 有給申請時に渋られるようなら、代替の休暇日の提示、有給を付与しない理由を書面で回答、会社が時節変更権を行使するのなら、その理由と代替の休暇日を書面で受け取ってください。 そういう経緯をガッツリ記録しておいて下さい。 > もしくは現金と交換する。 そういう記録をしっかり残し、有給休暇が取得できなかったやむを得ない事情があるのなら、退職時に限り買い上げを請求する事は可能です。 > ・遅くとも1年以内に転職する。(それ以上続けていると今より更に責任のある仕事を任され、辞めづらくなるため) > ・今まで支払われなかった分の残業代を全て請求する。 残業代の支払い、勤務状態の改善についても、しっかり主張を行います。 勤務時間の記録、請求の内容、日時、場所、担当者の部署、役職、氏名など、記録します。 最悪メモでも良いですが、ペン書き、ページの入れ替えの出来ないキャンパスノート、当日のニュースや天気、業務内容を併記すると、信憑性が上がります。 必要ならば、ICレコーダーなども使用します。 そういう物をポケットに入れておくだけでも、精神的に余裕を持てるような効果もあります。 勤務時間の記録を元に、 ・内容証明郵便で支払いを請求 ・指定した期日までに、指定した方法(口座番号)で、指定した金額が支払いされないことが確認できる通帳のコピーを取得。 上記を持って、賃金が支払いされない事の合理的な根拠になりますので、会社の管轄の労働基準監督所の窓口へ持ち込み、行政指導を依頼します。 平行して、支払い督促、小額訴訟と、淡々と処置を行ってください。 未払い賃金の時効は2年間、小額訴訟で取り扱える金額は60万円までなので、それらを目安にする場合もあります。 通常であれば、そういう状況での相談先としては、まずは職場の労働組合へ。 状況からして、組合は無いか機能していませんので、社外の労働者支援団体へ相談してみる事をお勧めします。 Yahoo!トップ>ビジネスと経済>労働>労働組合 http://dir.yahoo.co.jp/Business_and_Economy/Labor/Unions/ の、 全国労働組合総連合(全労連) 全国労働組合連絡協議会(全労協) など。

jack_wolf
質問者

お礼

まずは通常どおり有給休暇を申請し、会社側の一方的な都合により 取得できなかった場合に限り買い上げを請求する、という流れですね。参考になります。 残業代請求に関しての一連の流れ、詳しく説明してくださって感謝です。 明確な道しるべがあるととても心強いです。 >未払い賃金の時効は2年間、小額訴訟で取り扱える金額は60万円まで こちらも大変貴重な情報です。ありがとうございます。 職場の労働組合は存在しているようですが、やはりお察しの通り機能していない状態のようなので 紹介して頂いた支援団体への相談を勧めてみることにします。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • opa_opa
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.5

残業手当の請求はできます。 ただし過去にさかのぼって2年までしか認められません(時効が法律で定められているため)。 ただし、請求はまず直接ご本人が会社に請求することが求められます。 私自身も労働基準局や司法書士の先生に相談しましたが、本人が直接請求して、それで会社サイドが支払い拒否して初めて労働基準局も動けます。 それまでに用意しておくことは、タイムカードのコピーあるいは写真は用意しておくと交渉がやりやすくなります。 上場企業であれば、企業コンプライアンスもあると思うので、案外すんなりと会社は支払うと思うのですが。

jack_wolf
質問者

お礼

>タイムカードのコピーあるいは写真 これは一度確認してみたのですが、その会社ではタイムカードを取っていないようでした。 就業時間をうやむやにするため、敢えてそうしているのかな…とも変に勘ぐってしまいます。 拒否されてからでないと動けないというのは、また難しい話ですね…。 まずは第三者機関に相談を受けてもらい、実際知人から請求をして、 渋られたり拒否されたり本人だけでは解決できない状態になった場合に交渉の中に介入してもらおうと思います。 ご回答ありがとうございました。

  • R48
  • ベストアンサー率24% (683/2741)
回答No.4

この労働条件と同じ会社を2chで見たことがあります。 リフォームの会社ではないでしょうか? Yesなら何年も前から悪評でした、入社すべきではありませんでしたね。 身体を壊す前にさっさとやめたほうがいいです。 身体を壊す前と壊したあとでは次の就職先から見た印象が違います。 毎月140時間もオーバータイムしており、過労死する前に辞めたと言えば自己管理ができているからで悪い印象はありません。 最低賃金以下の時間給では、正社員にすがることはありません。 1年と言わずに今すぐに、死んだら何も残りませんから。 有給は使えればいいですが、そんな会社では認めてくれないでしょう。 残業代も辞めてから少額訴訟を起こすなどを考えた方が良いです。 但し勤務実態の証拠を保存しておかなければなりません。 勤務しながら組合に、なんてことはこの手の会社では通用しませんよ。 3つの選択肢すべて、知り合いの方が新たな危険に遭遇するものです。 この世には3つのタイプの会社(経営者)があります。 1、法を知っていて遵守している 2、法は知っているが守らない 3、自分が法律だ 今件はもちろん3のタイプです、辞めてから訴訟を起こしても裁判に出廷するかも不明ですね。 金より命を最優先で考えてください。

jack_wolf
質問者

お礼

リフォームの会社ではなかったようです。 しかし、似たような会社はどこにでもあるものなんですね…。 入社前の情報収集がいかに大切かを感じました。 過労で体を壊すと印象が悪くなるのは初耳でした。 むしろ同情してもらえるかな、と考えていたのですが…随分甘い考えでしたね。 社会人が自己管理が大事だということを考えれば当然の事ではありました。 >1年と言わずに今すぐに、死んだら何も残りませんから。 知人に伝えたところ、とても深く頷いていました。 早めに行動を起こしてくれそうです。 >金より命を最優先で考えてください。 悲しいですがその通りですね。現状のような問題が起きている会社が普通の対応をしてくれるとも考えにくいです。 泣き寝入りする結果になりそうだとしても、仰るとおりお金より命の方が大事ですから 引き際はきっちりと見極めたいと思います。 ご回答ありがとうございました。

  • akak71
  • ベストアンサー率27% (741/2672)
回答No.2

営業職でも、会社の拘束の仕方により残業代がつく場合とつかない場合があります。 残業代の請求は、 メモでも可能です。 日時 時間 時間外の仕事の内容 仕事を命令した人 会ったお客の氏名 仕事をした同僚の氏名 一緒に帰宅した退社時の社員の氏名

jack_wolf
質問者

お礼

知人に関しては営業職ではありませんが(記載漏れ申し訳ありません)、 今後機会がありましたら参考にさせて頂きます。 >残業代の請求は、 メモでも可能です。 コンピューター上にデータとして残っていないと難しいと思っていましたので、この事実は大変心強いです。 頂いた知識を参考に、今後のことを考えていきます。 ご回答ありがとうございました。

  • adobe_san
  • ベストアンサー率21% (2103/9759)
回答No.1

まず 有休の買い取りは違反行為です。 従って有休を消費しての退社がベストです。 次に残業代 仕事はもしかして「営業?」なら残業つきません。 別途「営業手当」付いてますので・・・ それに営業職が時間拘束されたら 仕事になりません。 最後に 色々書かれてますが 就業規則 確認されました? 上場ならそれなりの規則があってそこに報酬や給与の記載あると思いますが・・・・

jack_wolf
質問者

お礼

>まず 有休の買い取りは違反行為です。 これは把握していませんでした。お恥ずかしい限りです。 一部例外はあるようですが、一般的には違法行為と判断して良いようですね。 職種は大事な要素でした…記載漏れをして申し訳ありません。 ちなみに営業職ではありません。出社から退社まで、ずっと社内で業務をしています。 最低限の就業規則は確認したつもりですが、 流石に14時間しっかり働いて8時間分の給料しか出ないのは規則以前の問題だと思いました。 ご回答ありがとうございました。

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