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銀行に滞留するマネーを減らすには

6月の銀行の資金保有残高が最高水準の111兆円に達したと報道されました。不景気といいながら貯金が順調に増え、貸し出し金が減少しているからですが、企業の設備投資計画が大幅に減少し、雇用者所得が減少して消費が落ち込んでいるから、内需の低迷が長期化する恐れがあると解説してあります。不況といいながら貯蓄が増えるという日本独特の傾向ですね。日本は金持ちになったけど、日本人はお金を使うのがへたなのか、使う暇がないのか、骨肉に染み込んだ清貧の思想の賜物なのかは分析を要するところです。  とにかく、アメリカの消費の回復だけ待っていてもだめな感じですから、やはり自国の貯蓄を消費に回す政策が必要です。  エコポイントのまねのようですが、国が認めた日本の伝統工芸品の購入にポイントをつけると伝統工芸の保全にも役立つのではないでしょうか?  私は別に漆器業界に関係していませんが、漆器はジャパンと言われるくらいですから、漆器の購入などに消費が向けばいいと思うのでポイントをつければいいと思います。不要不急のものですが、家にあると日本文化の香りがします。和服もいいですね。ポイントでは能、狂言、歌舞伎、劇などの芸術文化のチケットが購入できるようにするとか、いろいろ工夫ができると思います。  不公平なら いろいろなものを選定しておけばいいとおもいます。

みんなの回答

noname#109750
noname#109750
回答No.1

2割の人間が8割の富を占めているそうですので、一般庶民の貯蓄は、20数兆という所なのでしょうか。ざっと5000万人で割ったとして、一人当たり40万円。一世帯辺り、数百万としても、このご時世だと、よほど消費者の心をくすぐるものでないとならないでしょうね。

noname#94392
質問者

お礼

低金利は庶民の犠牲の象徴で、これで集めた銀行がうまく貸出先を見つけられないというのは怠慢と思います。金が借りられなくて倒産していく企業が多いのは何か矛盾しています。失業率が高くなるのも銀行の貸し出し不足によるものかもしれません。  こんなに溜め込むのであれば、一時的に利息を上げて還元ほしいものです。貯めすぎた使わない会費を会員に返却するようなもんです。  フランスで施行されているような、有給休暇の義務的消化、労働時間の厳守などして金持ちがお金を使える時間を増やす。  日本は大家族主義を捨てたために、老後はそれぞれの核家族が対応する必要が生じました。そのため貯蓄を増やすことのなったのかもしれません。大家族であれば少なくとも、老後にそんなにお金を貯めることなく家族に頼ればいいから、孫にも大目の小遣いを渡せるかもしれません。 とにかく安心な老後を獲得したお金持ちの人はお金を使ってください!!

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