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ピレンラベル法について

アクチンを蛍光ラベルするのに、よく"ピレン標識"という言葉が出てきます。 これは、ピレンがアクチンに結合しているという意味ですよね?? 研究のために化学反応などをさせて結合させているのでしょか?? それとも、同じ試験管内に加えとけば、勝手にくっつく、アクチン結合物質なのでしょうか??

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  • tir70
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回答No.1

ピレン http://www.tokyokasei.co.jp/catalog/P1104.html は,蛍光発色団そのものの疎水性が高いので,たしかに,アクチンと混ぜて放っておけば,多少はアクチンに吸着するかと思います.しかし,ウサギやニワトリの骨格筋アクチンでは,C374のチオール基の反応性が高く,そこにチオール反応性蛍光色素と反応させる,ということが一般的に行われています.そういう反応基を持ったピレン誘導体として,ピレンヨードアセトアミドやピレンマレイミドが使われています. http://products.invitrogen.com/ivgn/en/US/adirect/invitrogen?cmd=catProductDetail&entryPoint=adirect&productID=P29&messageType=catProductDetail http://products.invitrogen.com/ivgn/en/US/adirect/invitrogen?cmd=catProductDetail&entryPoint=adirect&productID=P28&messageType=catProductDetail 詳細は, Kouyama & Mihashi (1981) Eur. J. Biochem. 114:33-38 などをご覧ください.

miico-h
質問者

お礼

論文を紹介していただきありがとうございます。 さっそく読んでみます!

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