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ハリウッドでの「ユダヤ人」「白人」「WASP」のとらえ方
ちょっとここでは場所が違うかもしれませんけど、質問させてください。 ネットでさまざまな、それもちょっと濃い目の映画評を見ていると (主に個人発信)この3つのキーワードがよく登場してきます。 映画は好きでよく見ますが、たんに「おもしろかった」「これはいまいち」 程度の感想しか持てないようなわたしにとって、これらのキーワードの 向こうにある「意味」や「背景」がとても気になります。 「ユダヤ人的見地」とか「反WASP」とか・・ 何を言わんとしているのか。 とはいえ、実際何をどう調べればよいのかもわからず、(もちろんWASPが ホワイト-アングロサクソン・・の略だということくらいはわかります) とりあえずヒントをいただきにきました。 簡潔な言葉で説明していただけるかた、どうかよろしくお願いします。
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- baian
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そういう人種というか、多民族国家の問題というのは簡単にはどういうことといいにくいんですけど… ハリウッド的な、お約束の捉え方では、「WASP」というのは、非常におおざっぱにいうと、社会の上の方にいるんです。お金に困らず、プレップからアイヴィリーグに行って…といった人種。(それも、イーストコースト、ウェストコースト、あるいはヤンキーと南部人では位階構造が違うんです。)白人はそれより広くて、ヨーロッパ人種で、とりあえず見た目では差別されない人種。ユダヤ人というのは、頭が良く、商才があり、鋭いユーモアのセンスがあるという捉え方と、非常に自分たちのエスニックに固執するという捉え方がされていると思います。中国系とユダヤ系は、どこでも自分たちのコミュニティが強固で、成功する人が多いため、どこの社会でもエトランゼ的に扱われるんですね。 ヤンキー社会での、WASPとジューイッシュの位置については、創元推理文庫の、シャーロット・マクラウド「納骨堂の中で」以下のセーラ・ケリングシリーズを読むと(軽くて読みやすいです)よくわかりますよ。それと、文春文庫の「アメリカの食卓」本間千枝子。
お礼
お返事がおそくなってすみません やはりこのあたりは、文化的歴史的な背景を理解しなければなりませんね 教えていただいた本をぜひ読んでみることにします ごていねいにありがとうございました