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銃弾に殺傷能力があるのはなぜですか?
塾の理科の先生が、余談で「銃弾の先端には溝があって、それがあるから殺傷能力があるんだって」と言っていました。 そういえば火縄銃の弾って球形だったような気がします。であれば火縄銃には殺傷能力がなかったことになってしまいます。 そもそも銃弾に殺傷能力を発生させる要因は何なんでしょうか?気になるので、教えてください。
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>銃弾の先端には溝があって 恐らくダムダム弾のことかと(とうの昔に製造がオワットルので事実上銃弾の先端に溝があるなんて事は有り得ない、同様の効果を持つ先端に凹レンズ状のくぼみがある弾丸は現在も存在するが・・・)、防弾着を貫通できないので必ずしも殺傷能力が高いとは言えない(軍用にはハーグ陸戦条約において使用が禁止されている) 殺傷能力は標的の肉体に発射された銃弾の持つ運動エネルギーを伝える事が肝要であり、標的が防弾着を纏っているならば装甲を貫通する必要があるが、銃弾が肉体を貫通しては銃弾の運動エネルギーを伝えきれないことになる、最近は防弾着は貫通しても肉体は貫通しない銃弾(対人スチール・コア弾など)が開発されている 火縄銃と現代の銃弾を単純に比較は出来ませんが、ゼロ距離で相手が防弾着を身に付けていないのであれば火縄銃の方が殺傷能力は高いでしょうね、かなり特殊な条件ですけど(をれ以外の条件だと火縄銃が劣るかな)
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- char2nd
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「先端に溝が云々・・」というのはおそらくダムダム弾の事でしょうけど、実際にそのような溝を刻んでいたわけではないです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%80%E3%83%A0%E5%BC%BE 広義ではソフトポイントやホローポイントもダムダム弾と同様の効果があります。弾頭の形状や材質の組み合わせを工夫することで、命中時に弾頭が変形することで弾丸の持っている運動エネルギーをを効率よく破壊のためのエネルギーに変換させることが出来るため、非常に殺傷能力が高い弾丸です。現在では国際条約により、戦争での使用は禁じられています。 弾丸の持つ殺傷能力は、あくまでも命中時の衝撃です。体内に入り込むことで、内臓などを損傷し、出血死もしくはショック死させることを目的としています。また傷口から細菌などが侵入して感染症を引き起こしたりすることもありましたし、昔の弾丸は鉛がむき出しだったので治療が遅れるとその毒性により死に至ることもありました。 今の弾丸はメタルジャケットが主流なので、鉛毒による死亡というのはほとんど無いでしょう。 火縄銃はライフリングがないことと、炸薬の威力が現在ほどのものではなかったので有効射程距離は小さかったですが、それでも後藤又兵衛のように骨盤を砕かれるぐらいの威力はありました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E8%97%A4%E5%9F%BA%E6%AC%A1#.E5.A4.A7.E5.9D.82.E3.81.AE.E9.99.A3
お礼
最近はそんな高度なものもあるんですね。 運動エネルギーを破壊のためのエネルギーに変換する効率が重要ということがわかりました。 ありがとうございました。
- janjanja
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先端に溝を入れるのはダムダム弾など、殺傷力を高めるためです。人体に当たった後、弾が変形するので、体からとれなくなり死傷率が高くなります。 これは非人道的な武器であり、現在では条約で禁止されているので、戦争では使われなくなりました。
お礼
先端に溝がなくても殺傷能力はあるものの、溝があることで殺傷能力は増すんですね。 ありがとうございました。
- subaru361
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5ですが、再度読んでみて、ダムダム弾のことではないかと思いました。 弾丸の先端に、十字の溝が切ってあったりするやつですね。平たく言うと溝が切ってあるために、着弾時に変形することにより、体内での損傷を大きくして殺傷能力を高めている弾弾です。 それにしても、文章自体はやっぱり不正確だと思いますが、とりあえず。
- trajaa
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銃弾の溝という意味では二つの可能性があります。 まず、銃弾の周囲に溝があるという意味。 正確には、発射する銃の筒(銃身と言います)に溝が切ってあります(コレをライフリングという) なぜ、そんなことをするか? それは、銃身に斜めに溝があることで、銃弾はその溝に添って回転運動をすることになります。 野球のボールで考えたときに、玉が回転しないナックルボールよりも安定した回転のあるストレートの方が真っ直ぐに進みますよね? 銃弾に回転運動を与える事で、銃弾が真っ直ぐ進むようになり、命中精度が上がります。 ライフリングそのものには殺傷能力を増加させる効果はありませんが、当たる当たらないという意味でなら、殺傷能力は上がる。 もう一つの溝は、銃弾の先端に溝を切ったり、先頭の形状を窪ませる場合があります。 コレをダムダム弾或いはダムダム効果と言われるモノで、銃弾が人体などに着弾した時にその衝撃で溝やくぼみが潰れます。 (例えば壁に熟したトマトを投げつければ、トマトは壁にぶつかった瞬間に潰れて広い範囲に広がりますよね?) 同様に銃弾が人体に接触した衝撃で銃弾の先端が潰れて、幾つもの破片が人体の様々な方向へ飛散して人体に大きな損傷を与えることになります。 そう言う意味で先端の溝には殺傷能力を増す効果があります。 火縄銃と現代の銃器との差は、最初のライフリングの有無や火薬の能力差による飛距離と銃弾そのもの発射速度の差です。 そして、銃弾そのもの殺傷能力は、その形状なので単なる玉よりも 溝のある方が増すことになります。 理科講師の余談の内容趣旨をうかがい知ることは出来ませんので、殺傷能力云々の意味(有無なのか、多少なのか)までは分かりませんが
お礼
溝といっても、2つの場合が考えられるのですか。 じゃあ先生の発言はかなり曖昧だったんですね。 ありがとうございました。
- subaru361
- ベストアンサー率19% (55/283)
「銃弾の先端には溝があって、それがあるから殺傷能力があるんだって」というのが根本的に不正解というか、不正確な表現ですね。元の文を生かすなら、「・・・殺傷能力が高い」ならまだよいですが。 当然、火縄銃にも殺傷能力はあります。火縄銃は滑腔銃と呼ばれ、溝は確かにありませんが、弾丸が球形であることと溝の有無は直接関連はありません。溝の件については、web検索したほうが詳細に理解できると思いますので、「ライフリング」、「線条痕」などで検索をして頂くと、前段の意味は分かるかと思います。
お礼
講師の先生の発言は確かにかなり不適切のようですね。 ありがとうございました。
- Tacosan
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そもそも「銃弾に溝がある」といってもあれは「銃身の溝 (ライフル)」の跡だし, 形状から簡単に分かりますが銃弾の先頭に跡がつくことはありません. 銃身に溝を掘るのは本来は「銃身の掃除を簡単にする」ためで, らせん状に掘ることによって銃弾が回転し軌道が安定するというのは副次的な効果だったような気がする. 殺傷能力そのものは #2 でいわれているように銃弾が持つ運動エネルギーであり, 標的に効果的に与えられるほど殺傷能力は高くなります. ボクシングのパンチでもダメージを与えられるくらいですから, 「体内に入ること」は本質ではありません. 逆に「貫通するのはあまり効果的ではない」ともいえる.
お礼
銃身にも溝があるんですか。でもその溝が弾につくとは考えがたいですね。 ありがとうございます。
- NKY
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専門家ではないのですが 一番は速度と重さでしょうね ですが、先端形状とか弾頭の材質でも変わってくると思います。 考え方がいろいろあるので一概には語れないのでしょうけど 凄いものになると穴ぐらいでは済まないぐらいの威力なので撃つ方もそれなりに技術を要すると思います。 それまで考えると。。。複雑ですね ちなみに、溝に関してはあまり関係は無いと思います。 まっすぐ飛ばすために弾には回転がかけられるのですが 銃身と呼ばれる弾の通る筒には弾丸が回るように溝が切ってあります。 トルネード状にです。 それを通るとその跡が弾につくのです。
- nemoax006
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その弾丸が持つ運動エネルギーです 昔の大砲の弾は火縄銃と同じく球形です。 ある重さのある弾を火薬の力で打ち出すと運動エネルギーを持ちます これが人や建物に当たるとエネルギーを放出、エネルギーを受け取った側に大なり小なりの被害を与えます。運動エネルギーを大きくする方法は火薬の量を増やすなど色々な方法があります
お礼
運動エネルギーが標的に当たるとエネルギーを放出することによるものなんですね。 ありがとうございます。
- miracle3535
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溝があるのは回転させてなるべく真っ直ぐに飛ばすためのものです。 内蔵、大脳、心臓を傷つけることで殺傷能力がでます。 銃弾は兎に角体内部に進入出来なければなりません、これが殺傷能力でしょう。
お礼
今は溝なんてなかったんですね。 殺傷能力がなぜ生じるのかよくわかりました。 ありがとうございます。