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アコギ1本でのライブ
今までのライブでは,2~3人ぐらいでのアコギ(フォークギター)だけの演奏や,ドラムやベースやエレキギターが入ったメンバーでの演奏を行ってきました。そのほとんどの曲でリードギターを担当してきました。 が,今度1人だけのアコギ1本でのライブ出演を計画しています。曲は70年代80年代の陽水やかぐや姫やふきのとうなどの弾き語りフォークソングを考えています。 1人だけでは,音が薄くなるので,バッキングやコーラスを何かの機材に頼るとしたら,どんな機材を使うのがベストだと思いますか。 本来なら,押尾コータローさんのソロギターのように一人だけでの演奏で通したいのですが,今まで2~3人でやってきましたので,そのような高度なテクニックもなく,なかなかそうもいきません。 ライブの演奏曲(4~5曲ぐらいを考えています)の半分はアコギ1本だけで,あと半分の曲をアコギでのバッキングとボーカルのコーラスを録音した機材とリードギターとボーカルをその場の生で演奏したいと考えています。 ライブ経験されている方で,こんな機材がいいよとか,こんな機材を使ったことがあるという方はぜひ教えてください。
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単純には ・小型のMTRをステージ上で操作 ・数曲分をメモリ可能なサンプラー ・CD/MD等の録音デバイス ・(生録音じゃないパターンで)シーケンサをステージに置いて打ち込み音を流す ってとこかと思います。 ただ、数曲分メモリ可能なサンプラーは比較的高価で扱いにくい場合が多いので、アマチュアシーンで使ってるのを見た事は、私はほとんど無いですけど。 ちょい昔なら、CD/MDをモロにPAに流すというパターンは多く、また、たいていはデッキ操作はPA側で行うものだったので、打ち合わせとテストが結構手間でしたけども。 自分でステージ上で操作するのが前提なら、今ならMTRが取り扱い面では一番利便性がよい様に思います。 ただ、これは私の勝手な(趣味的な)考え方ですが、メインがアコギ1本のこじんまりしたライブ想定だと、ギタリスト本人がどれほど上手だろうと、録音音源が分厚く(音数が多く)なればなるほど、会場で聞く立場での『ライブ感』『生感』は急激にスポイルされてシラケがちです。 例えば、 ・基調はアコギだけどお遊び的にポップなナンバーのコピーが入る ・そのポップナンバーは、さすがにリズム楽器がバック固めないと雰囲気が出ない(観客もよく知ってる曲でその方がわかりやすい) ・なので、その曲ではあえてリズム楽器、ベース、ちょっとキーボードテイストの音…などをバックで流して、生アコギをオンして演奏 なんてのは、演出次第で結構いい感じなステージも多いです。 が、「自分の弾いたアコギの録音音源に自分の生音被せる」というやり方は、私の素人PA現場でも、特に中年層(…70~80年代青春組…私もその世代ですけど)のアコギプレーヤーでやりたがる人が多いですが、大抵は客席しらけます。 腕というより、録音音源がステージの生楽器と同じ楽器だったら、それをステージに流すと、聞く側では無意識的に録音音と生音を対比してしまって、結果的にどっちか出来の悪い音の方がステージ全体のイメージになってしまうので、いくら自己バッキングをバックに凄腕リード弾いたとしても、どっちも録音音源的に聞こえてしまって、全然ライブ感が無くなってしまう例が非常に(というか、私の聞いてきた範囲では、ほぼ100%)多いんです。 本人は、自分の練習では ・バッキング録音する ・バッキングの録音に乗せてリードや歌を演奏し、バッキングと一緒に録音など ・その結果聞いてチェック しかできないわけで、そこには「自分で弾いた」という意識もありますから、「全体の録音結果」だけで自己評価するについては自分で違和感ないですが、聞く方は録音音源とライブ音源の楽器と声が同一だと、ライブの音もすべて録音音源と同じように聞こえる…というイメージですね。 これが、ステージには存在しない音源バックなら、雰囲気は全然違ってきます。「録音音源に生演奏が合わせていく」というコンセプトが客席にもハッキリわかるので、それなりの緊張感→ライブ感が醸し出せますから。(もちろん、ある程度の腕が必要ではありますが) 私の経験範囲では、録音音源をバック…とはいっても、ステージ上でその場で自分で弾いたバッキングコードをサンプラーエフェクトやロングディレイで引き延ばして、そこにリードをオンサウンドで弾く…というアレンジなら、ライブ感たっぷりで「おぉっ!」というステージにお目に掛かった事は多いけど、録音音源と生音源が同じ楽器同じ声の録音バッキングで生ライブ感を保てた例は皆無に近いです。 そんな経験から、私は、ライブなら別に音数が薄くても「今、目の前で演ってる音が聞こえる」という感覚の方が大切にすべきなんだなぁ…と思っています。 あくまでも「そうならないようにお気を付けを…」というお節介に過ぎませんけど、どうか御参考に…とも思います。
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- koma4016
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自演のカラオケ(MTR)をバックにギターソロ(曲は高中オンリー)。 聞いててつまんなかったです。 バンド(複数人)、アコギ(個人)のライブ感って、お客さんが求めてるのはこれですよね。 どんだけ重ねてBGM流しても、カラオケのBGMと同じでは? じゃなきゃ、BGM流してライブやってる有名プロが存在するはずですもん。 個人の利己主義を押し付けるようなライブは誰も見たくないと思います。 山下達郎氏も、ライブではメンバー揃えて演奏するじゃないですか。 歌・アコギで勝負して下さい。 独りなんですから、バンドと音の厚みなんて比べないでいいと思います。 本件とは関係なく恐縮ですが、No.1の方の意見、僕も同感致します。 ライブ、頑張って下さい! 40代、男性。
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ご回答ありがとうございます。 今回のライブでは,ギター一本でやって見たいと思っています。 次回のライブでは(来年の2月の予定ですが)また,仲間とやってみようと思います。 今回は,わりきって,ギター1本での出演に決めました。 皆様,ありがとうございました。
No.2です。 ではコンセプトと「一人でやりたい」ことが離れているわけですから、 「一本のギター弾き語りでカブセの許容範囲は?」という質問にすればいいのでしょう。 仲間内の結婚式宴会などでは楽しくて仕方ないのでカブセは何重もOKでしょうが、 対バンとのライブ会場では本当にギター一本が「らしい」といえばらしい気がします。 コンセプトから離れるのであれば、 ・押尾コータローを例に出されているので、ギター一本アレンジでインスト勝負もありでしょう。 →機材なし ・青春フォーク+ラップもありますので、一人DJ、一人弾き語り状態も楽しいでしょうね。 →サンプラー、PC上のMTRなんでもあり
お礼
ありがとうございます。 「対バンとのライブ会場では本当にギター一本が「らしい」といえばらしい気がします。」これは,とてもとてもよく分かります。 もっとよく考えて見たいと思います。
- khazad-lefty
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基本的にはNo.1の意見と同意。 ただ、要するに 「自分の得意はリードギターなので、完全に一人だと それを発揮する場がない」 といういみなら…。 どっちにしろ音を聞いただけで「今生で演奏しているのは何か」 というのが大事になると思うので、 録音側はものすごく音をこもらせて、その上でリードを弾くとか…。 個人的にはリードパート(メロディーパート)を録音側でやるのはお勧めしないですね。それこそしらけそう。 とりあえず、レコーディングと同じアレンジでやるとは考えないほうがいいと思います。生じゃないならレコード聴けばいいし。
お礼
若い時から,できるだけ完コピーを目指してきました。実際完コピーは無理だとわかりながら,その音に,その奏法にできる限り近づけることで満足してきました。 例えば,陽水の「たいくつ」のイントロ部分の奏法です。手のひらでミューとするのだけど,完全にミュートしないで,半分ミュートしながら,プリングオフ音とハンマリング音と弦を手のひらで打つ音をミックスして出す。等です。ギターに詳しい方はきっとご理解いただけると思います。 ほんの一部分ですが,そのようなテクニックを積んできたつもりです。 ですから,レコードと同じアレンジを求めているのです。
コンセプトが「陽水やかぐや姫やふきのとうなどの弾き語りフォークソング」であれば、 彼らがワンマンでやるとこうだろうなというのをライブでやればいいのだと思います。 最近は何から何まで一人で弾き語るプロミュージシャンは見る機会がないのですが、 奥田民生の広島市民球場ライブは、 本当にアレンジからお遊びから選曲から楽しめました。 ギターは何本も持ち替えていますが、 あれはアコギ一本の弾き語りだなと思えました。 >こんな機材がいいよとか,こんな機材を使ったことがあるという方はぜひ教えてください。 やはりブルースハープもかませますか。 アコギに似合うライブだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 どうしても,今までのライブで,また,音楽活動でリードギターをやってきたので,バッキングとリードというこの組み合わせを考えています。ブルースハープではなく,ギターだけ,アコギだけでの演奏を考えています。 例えば,かぐや姫なら,「22歳の別れ」のイントロや間奏や歌の途中のあのリードのアコギの音を出したいのです。「赤ちょうちん」なら,あのイントロや間奏のスチールギターの音や歌の中でのバイオリン奏法の音を出したいのです。 一人だとどうしていも限界があるし,今回は仲間はいませんし。 そういう意味での質問でした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 いつもなら,仲間がいましてバッキングをやってもらうのです。そこへ,イントロや曲の途中やエンディングでのギターソロ(リード)を入れていました。 でも,今度は一人ででてみたいと思い,いろんなことを考えています。 MTRを使うことを考えていましたが,聴いている方にはそれほど違和感を持って聞くことになるとは考えていませんでした。 お客さんは,ほとんどギターを奏でた経験のある方ばかりです。そのライブではいつもそうです。 ですから,小手先のテクニックでは,このライブには出られない雰囲気があります。 今の一部の若者のコードをストロークやアルペジオで弾いてがんがん歌うだけのライブなら,何も迷いませんし,とっても気楽に出演できますが,出演者の音楽性のレベルが高いのです。 そこで,MTRのような機器を考えてみたのです。 とにかく,他の出演者のレベルが高いことがとてもプレッシャーになっているのです。 ありがとうございました。