• ベストアンサー

雲はなぜ落ちてこないのですか

雲はなぜ重力で落ちてこないのですか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • info22
  • ベストアンサー率55% (2225/4034)
回答No.2

100m上昇するごとに気温が0.6℃下がります。上空ほど空気の温度が低く、地上に近いほど空気の温度が高くなります。同じ空気に含むことのできる水蒸気の量のことを飽和蒸気量といいます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%BD%E5%92%8C%E6%B0%B4%E8%92%B8%E6%B0%97%E9%87%8F 地上付近で水蒸気を含んだ空気が上昇していくと、飽和蒸気量に達して、その気温では空気に溶け込むことのできなくなった水蒸気が小さな水滴となって霧や雲になります。その雲となった水滴が集まって水滴が大きくなると重くなって雲全体が重くなって下降してきて、特に水滴が大きい場合が雨になります。 水滴が小さければ下降してきた雲も暖かい空気に触れて飽和水蒸気量以下の空気の所では再び気化して水蒸気に戻り、雲や霧が消滅します。 したがって、雲となった水滴は少しずつ落ちてきますが、地表が太陽に温められて上昇気流が起こると、雲が上昇して発達し入道雲になったり、少ない雲は温度の高い上昇気流に暖められて飽和蒸気量以下の空気になって雲が落ちてくる前に消滅してしまいます。 また寒冷前線に暖かい温暖前線がぶつかると、温暖前線の暖かい空気が急に冷やされて、空気中の水蒸気が一気に冷やされて、飽和上器量が少なくなた分の雲は前線で大量に発生して梅雨前線などとなって、雲が水滴となって大雨や豪雨をもたらします。雲が水滴となってその粒が集まって大粒の雨になります。雨は雲が落ちてきたものなのです。 落ちて繰り前に暖かい空気に出くわすと、雲となった水滴も蒸発して水蒸気に戻り消滅しますので、雲が落ちてこないと思えるのかも知れません。

eehudob
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございました。 大変参考になりました。

その他の回答 (4)

  • Yosha
  • ベストアンサー率59% (172/287)
回答No.5

>雲はなぜ重力で落ちてこないのですか 水の粒のように球体の体積 (重量) は、球の半径の3乗に比例します。 球の半径径が2倍になると重量は8倍になります。 逆に、半径が半分になると、重さは1/8になります。 雲のように水滴が小さくなると、雨粒の重さが軽くなり、浮力でなかなか落ちてこなくなります。 一方、空気の塊は、何らかの力 (熱、前線、乱流、渦、山の斜面を上昇する気流などなど) で上昇したり下降したりしています。 大気中の水蒸気の相対湿度が100%になると水蒸気は、水滴となります。 これが雲です。 この100%になる高度は、条件によりまちまちですが、雲が出来たいうことは、そこの大気の湿度は100%になっています。 しかし、雲の下部には100%になる境目の高度があります。 極小さな粒の雲がこの高度以下に下降すると、蒸発して消えてなくなります。 また、一旦消えてもこの空気が境目以上に上昇すると再び雲となります。 ですから、雲の底 (雲低) は、比較的平らです。 積雲系の雲底は多少凸凹していますが、層雲系では見事にまで平らです。 この現象は、上空の雲だけではありません。 山の斜面の沿って上昇する気流で雲や霧 (雲と同じものです、地上付近にある雲を霧と呼びます) が発生し、山の尾根を越えて下降すると雲や霧が消滅する現象はよく見聞きすることだと思います。 上空でも同じ現象が起きています。 通常は、雲が出来ている所は何らかの力が働き上昇気流が出来ている所です。 この上昇させる力がなくなると、雲は蒸発して消滅してしまいます。 落下するのではありません。 夏場の高温多湿の気塊が上昇気流で積乱雲にまで発達した場合などは、雲の内部で猛烈な上昇気流により雲の粒がくっ付き合い雨粒となりあるいは、更に氷の塊にまで発達したものが、上昇気流に逆らって落ちてくるのが、雨とか雹です。  これは特殊な例で、普通の雲は、ごく穏やかに上昇、下降を繰り返し、雲が出来たり、消えたりしています。 雨雲などは、次から次へと、上昇気流などで多湿の空気の塊が送られて雲となっているので、消えることはありません。

eehudob
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございました。 大変参考になりました。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.4

雨や雪は雲が重くなりすぎて落ちてきたものです

eehudob
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

noname#252183
noname#252183
回答No.3

雲は、暖かい空気が上昇気流で上空に登り冷やされて、飽和した水蒸気が空気中の細かい塵を核として凝縮し、氷になってできます。 その直径は 0.02~0.2mmで、降下速度は毎秒1cm以下で、これ以上に早い上昇気流があれば全く落ちてこず、上昇気流から外れた場所にある氷も、地上で見ていては遅すぎて落ちているように見えない。 雲の中の氷が互いにぶつかり成長すると、氷の小さな粒が落下してきますが、途中で融けて水になったものが雨。 下界の温度が低くて融けないまま落下してきたのが、雪だそうです。 ♪♪♪♪♪♪ 稀に、雲の切れ目からひらひら、不思議な手紙が届くこともあるそうな。 http://www.youtube.com/watch?v=ZloFm5g1yWY YouTubeで、日本一の歌姫&踊り子、初音ミクと仲間達が歌って踊っています。 これがお気に召したら、初音ミク(ねんどろいど版)の方もよろしく。 http://www.youtube.com/watch?v=j7al5TKaR8M なお、お気に入りの歌の名、スペース、初音ミク、でgoogle検索すると、見つかるかも。

eehudob
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.1

地上に降りてくると「霧」と言う呼び名になります。 ちゃんと降りてきていますよ。

eehudob
質問者

補足

それならば、なぜ「霧」はもっと頻繁に発生しないのですか?

関連するQ&A

専門家に質問してみよう