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少子高齢化の福祉においての課題
少子高齢化が日本の『福祉』において重要な課題だと言われています。どのような『意味』で重要だと皆さんはお考えでしょうか。 皆様のお考えをお聞かせ願います。
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年金は納めたお金を貰うのではありません。あなたは65歳以上の高齢者が受け取る年金を支払っているのです。←ここが重要 高齢者が国が予想する人数より増え、彼らの年金に支払われる年金を納める現役世代が少子化で減る、それが『少子高齢化』です。 高齢者が増えて、年金を納める人が少なくなれば彼らが受け取るべき年金(30年以上支払ったら年金を貰う権利がありますし、国は支払う義務があります)は財源不足を起します。そこで幾つかの方法が考えられます。 1:年金支給額を減らす 2:現役世代の負担を増やす 3:国庫から穴埋めする 現在は国庫(年度予算)で穴埋めしています。 同様に国民保険制度も高齢者医療費が急拡大しており、保険収入をはるかに超過した医療報酬が支払われている状態にあります。 現在、年金・保険・生活保護で32兆円(国家予算の26%、国債償還費を除くと53%に相当)が投入されています。 現在、年間数兆円規模で経費超過が増えており、5年後には国家予算の全てが福祉予算になりかねない状態です。自公政権のお陰で公共事業も大幅縮小され、経費を湯水の如く使い続けた社保庁の解体が行われる予定ですが、月末の選挙次第では公共事業復活(国民新党の要望)、公務員削減の中止と定年公務員の総再雇用&旧高齢者医療の復活(自治労=民主・社民の要望)で社会保障制度と国家予算が破綻する可能性があります。