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ブランデンブルク辺境伯領
ブランデンブルク辺境伯領はそもそも誰が作ったのですか? ドイツ騎士団とは関係ありませんか? また、ブランデンブルク辺境伯領が、 ブランデンブルク選帝侯国となったのは、 ブランデンブルク辺境伯が選帝侯に任ぜられてからですか?
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ブランデブルク辺境伯領(ノルトマルク)にあたる地域にはヴェンド人が居住していました 12世紀にアスカニア家のアルブレヒト熊伯は皇帝からザクセンを封土として授与されてることを約されていましたが 当時の皇帝家ホーエンシュタウフェン家と敵対するヴェルフェン家との争いの中 1142年フランクフルト和約によりザクセンをヴェルフェン家のハイリンヒ獅子公が確保したため 皇帝はアルブレヒト熊伯に代替地としてノルトマルクを授封しました アルブレヒト熊伯はまずキリスト教に改宗したヴェンド人領主から指名相続人として合法的に取得し 非キリスト教徒のヴェンド人に対しては武力を用い制圧しました(→ヴェンド十字軍) 非キリスト教徒の地には領主がいない無主の領地とされていたためです ドイツ騎士団とは関係ありません なぜならば騎士団の前身たる信徒団が創設されたのは半世紀後の1190年現在のイスラエルにあるアッコンの地だからです
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