- ベストアンサー
出版物の記載を真に受けて損害を受けた場合
書店で売られている書籍の記述内容に間違いがあり、それを真に受け、読者に 損害を与えた場合、著者や編集者には責任はないのでしょうか。 例えば、どう見ても医学的におかしい民間療法を書いた書物や、事故になり かねないような瑕疵を含んだ工作方法を解説した本があります。 是非ご意見を頂ければ幸いです
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
えーと、故意ではない間違いが過失の責任対象となるかどうかですが、これも「場合による」としか言えないと思います。 たとえば、「牛乳を飲んで走ると痩せる」と書いてある雑誌があったとします。 それを実行に移して、実際には痩せなかったとしたら、出版者に「痩せないじゃないか!」と言うことはできるでしょうか。 そんなのはっきり言って真に受けたほうが悪いですよね(^_^; でも逆に、普段本当のことしか書かない、ちゃんとした権威のある雑誌が、「クェートは『石油がなくなったので今後一切の輸出は不可能』と発表した」と書き、それが誤った情報だった場合、社会的な影響はどうなるでしょう。 その場合、責任問題になりますよね。
その他の回答 (1)
場合によります。 責任を問うためには、出版社側に「読者を騙そう」という気があったかどうかが問題になります。 もしあった場合は、これは詐欺罪です。また、最近は、根拠のない技術などの広告も詐欺になるようです。 しかしたとえば、出版社側が真実であると信じて書いた場合、それはただの「間違い」であり「嘘」ではありません。 この場合は、よく調べもしないで実行に移した読者が悪い、ということになります。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 考えてみればそうですね。本に書いているからと言って、それは完全無欠な 情報だと思いこむほうがどうかしているかも知れませんね。 ひとつ追加お尋ねをお許し頂けますか? 上記でご回答頂いている「間違い」の場合ですが、これは故意ではないので 詐欺ではないのは理解できますが、過失責任の対象にはなり得ないのでしょうか?
お礼
追加質問にまでお答えを頂き、厚く御礼申し上げます。 ありがとうございました