PET・サイクロトロン漏洩線量について

このQ&Aのポイント
  • PET数台、サイクロトロンを保有している施設での漏洩線量測定方法について知りたい
  • 68Ge線源を交換した際の漏洩線量測定の必要性と方法について知りたい
  • 他のPET・サイクロトロン保有施設の方々がどのように漏洩線量測定を行っているか教えてほしい
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PET・サイクロトロン漏洩線量について

当院ではPET数台、サイクロトロンを保有している施設です。 PETは照射装置(各台ともGe線源400MBqを使っているので)として、サイクロトロンは発生装置として漏洩線量測定を行う必要があるかと思います。 そこで測定するときには、PETやサイクロトロンを1台ごとに動かしてそれぞれで測定するのか、もしくはサイクロトロン、PET全台を同時に動かして複合計算で行うかどっちかわかりません。 同じようにPET・サイクロトロン保有施設のかたがいれば漏洩線量をどのように行っているかどうか是非教えていただきたいと思います。 また、68Ge線源を交換した際には漏洩線量測定をしなければいけないのでしょうか?測定しなければいけない場合にはどのようにおこなっているのか教えていただきたいと思います。 困っています。どうぞよろしくおねがいいたします。

  • 医療
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  • o-rin
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回答No.1

放射線障害防止法や医療法施行規則、電離放射線障害防止規則により、漏洩線量測定が6カ月を超えない期間に1回行うように義務付けられています。 基本的には装置ごと個別に漏洩線量を測定します。複数同時に行うと、どこから漏れている放射線が問題になるか分からない可能性がありますので、1台ずつ測定を行う必要があります。 当施設では業者に依頼をして測定を行っております。サイクロトロンに関しては、ガンマ線のみならず、中性子線の漏洩も測定する必要がありますので、依頼しております。 1か月に1度の空間線量測定、空気中濃度測定(第1種作業環境測定士の免許が必要)も測定する必要があり、一緒に測定を依頼しております。 基本的には密封線源(68Ge-Ga)の使用においては漏洩線量測定は必要ないのではないかと思います。気にされるようでしたら、測定して書類を作成してみてはいかがでしょうか。当施設では、密封線源の漏洩線量測定はしておりません。 PET/CT装置においては、CT部分が医療法施行規則の測定に引っ掛かりますので、漏洩線量測定を行う必要があると思います。

hanketcom
質問者

補足

貴重なご回答ありがとうございます。 サイクロトロンの漏洩線量に関してはそれぞれ電離箱、中性子サーベイメータがあるのでそれを用いて自分たちで測定をとしています。 その際の測定箇所の決め方ですが、許可書でのしゃへい計算だと、最終的には放射性同位元素との複合計算になっているので非常に計算点が多くなっています(常時立入場所、管理区域境界など合わせると40数箇所)。サイクロトロンのみの漏洩線量を考えるとすると、サイクロトロン室の東西南北、真上階及び病室となるのでしょうか?o-rinの施設での許可書との比較での測定点を教えていただけるとありがたいです。 密封線源に関しては当院でも今までは測定はしておりませんでしたが、ふともしかしたらと思いまして質問させていただきました。必要のないだろう具体的な根拠や考えはあるのでしょうか? 1ヶ月に1回の測定に関しては業者に委託をしております。空間線量測定に関しては電離箱サーベイメータ測定のみです。 すみませんがよろしくおねがいいたします。

その他の回答 (1)

  • o-rin
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回答No.2

No.1のo-rinです。 当施設では、サイクロトロンの漏洩線量の測定ポイントは、それほど多くはありません。14ポイントの測定です。 ターゲットの位置を考慮して、上階は4ポイントとしています。また、下階は土中で測定不可能です。四方の壁ですが、一方は立入が不可能な場所であるため3方向ですが、扉のある壁は、扉中心の1ポイント、扉と壁の隙間(両サイドで)2ポイント、それ以外の壁1ポイントです。もう一方の壁は、ホットセルが並んでいるため、ホットセル中心の前面1ポイント、セルのない壁のみの部分の中心1ポイント。最後の壁は、搬入口ですので、コンクリートで埋めた壁の接合部1ポイントとその他の壁1ポイントとしています。また、事業所境界の一番距離の短い点2ポイントとしております。 作業環境測定の観点からサンプリングのデザインをする際に、等間隔で格子状に測定点を決定するのですが、放射線に関しては特殊で、もっとも漏洩線量の高いと思しき場所を測定点と設定します。あくまでも、記録として残す測定点です。初回測定時に多数の測定点を設定し、その中で安全面を考慮して、高い値を示す点・理論的に考えて高い値を示す点を測定点と設定します。理想的には、全て細かく(申請上の測定ポイントはこれにあたります)測定することが望ましいのでしょうが、無駄な時間を省略するために実務的に有効かつ合理的な方法を設定する必要があります。漏洩線量の測定のみで1日つぶすことはナンセンスですから。少ない測定点で最も効率よく有効な測定点を定点測定点として設定すればよいのです。ただし、定点以外は測定しなくてもよいということではありません。大まかに流すように広範囲の線量を測定(目視)し、高い線量の場所は、データとして追加する必要があるでしょうし、施設点検等で亀裂などが発見された場合は、その点を追加測定点として記録を残すことも必要です。 ざっと書きなぐりましたが、ご理解いただけましたでしょうか。

hanketcom
質問者

補足

ありがとうございました。 いろいろ考察の結果、 (1)常時立入場所 ホットセル前1箇所 サイクロトロン前室のサイクロトロン入口の隙間2箇所(残り二方の壁は管理区域境界になります) サイクロトロン前室入口の1箇所 計4点 (2)管理区域境界 サイクロトロン室の3方向 (1方向は事業所境界にもなっていますのでそちらで考えます) 及び上階1箇所 計4点 (3)病室 1点 (4)事業所境界 4方向 計4点 すべてで13点でしようかなと思っています。 またPET装置に関しても1台づつ同じような形でやっていきたいとおもいます。

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