野生のサルはわが子の死に対してどのように対処するか？

質問

お世話になります。
先日、ある動物番組で次のようなシーンをやっていました。

アフリカで野生のサルの群れに出会った。（サルの種類はよく覚えていません。キツネザルとかリスザルのような尻尾が長くて木の上で生活するタイプのサルでした）
サルの群れは近くの村に向かった。この村ではこのサルを縁起がいい動物として時々えさをやっていたのだ。
サルは人々からえさをもらっていたが、そこに突如、大型のヒヒが乱入してきた。
　ヒヒは自分の縄張りを主張し、サルたちに襲い掛かった。
　サルたちは必死になって逃げ回りなんとか逃れることができた。しかし、母親にしがみついていた子ザルが母親から振り落とされ、地面にたたきつけられた。
　ぐったりして動かない子ザル。即死のようである。母親はわが子が死んだことが理解できないのか、胸に抱きかかえ、あやしたり乳首を口に含ませたりしている・・・・。

放送はここで終わりましたが、この後どうなるのでしょうか？
母サルは即死したわが子の死は理解できないようでしたが、いつかは死を認識すると思います。
それはいつごろでしょうか？　遺骸が冷たくなったら？　遺骸が腐敗したら？　もしかしたらずっと認識できず、干からびてミイラのようになったわが子をずっと抱き続けるのでしょうか？
　お葬式はするのでしょうか？　人間のように興を唱えたり荼毘に付したりはしないでしょうが、家族そろって弔うような行動をとったり、土に埋めたりするのでしょうか？

　野生の動物でも、老いた仲間や自分の親は自分より先に逝くということは（群れを形成する動物なら）ある程度知っていると思いますが、わが子が先に逝く、という経験はあまりないのではないかと思います。

このように野生動物が仲間（特に若い仲間）の死を迎えた場合の行動について教えてください。

回答No.1

86tarou · ベストアンサー

テレビで何度か見た情報なのですが… ＾＾；

数時間で認識してその場に放置するのも居れば、干乾びてミイラ状態の子供をずっと抱いてるのもいました。この辺りは猿の種類や個体差なのかもしれませんが…。

お礼

ご回答ありがとうございました。
すぐにわが子の死を認識できるか否かは、はそれまでのそれぞれの個体が自分自身でそういう経験をしたか、あるいは群れの中で他の親子のそのような場面を見て知っているか否か、ということに影響されるのかも知れませんね。

回答No.3

debukuro

干物になった子猿の手を引いて移動するところが放送されていました
その子がいる限り次の繁殖行動に入らないので監視員が取り上げようとしたが逃げ去ってしまいました
死の認識はないようですね
子猿の行動によって制御されているようでした
鳥も雛が口をあけなければえさを与えないのでこれと同じじゃないでしょうか

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.2

noname#172048

私もずいぶん昔、ＴＶで見たことがあります。それと、学校でも教師から聞いたことがありますが・・・。自分の目で確かめたわけではありません。

先に、「お葬式はするのでしょうか？　人間のように興を唱えたり荼毘に付したりはしないでしょうが、家族そろって弔うような行動をとったり、土に埋めたりするのでしょうか？」は、ちょっとはずれた質問だと思いますよ。サルに人の手ほどの細やかさはないと思いますから、荼毘に・・というのは言わずもがなでしょう！！

「野生の動物でも、・・・わが子が先に逝く、という経験はあまりないのではないかと思います。」
いいえ、野生動物だからこそ、若くても年寄りよりも先に死亡するケースが多いと思います。他の生き物のエサになったり。病院もありませんので病気になったら・・、人間には病院がありますが・・想像してみてください。

おまけで書きますと、ライオンのメスは、オス（群れのリーダーのオス）が代わると、前のリーダーの子供を殺すそうですよ（１００％かどうかは知りません）。

「このように野生動物が・・・」の質問は、象についてはいろいろ情報もあるようですが、今回はまずサルの類についてだけ質問しませんか？

で、サルといってもゴリラからクモザルから種々ありますが、私がＴＶなどで知ったのは、テナガやカニクイの類で、彼らは赤ん坊が死んだことに気が付かずに、生きてると思って数日間抱きかかえて過ごすこともあります。ミイラになるまでの場合も。
で、動かない赤ん坊ザルを変に思った母ザルが、ようやく死んでいることに気がついて、その場へ置いていく場面を放映してました。
「それはいつごろでしょうか？」→１匹ごとのサルによると思いますよ。”１００％こういうときに気付く”というのは、まずないと思います。死後すぐに動かないことに気がついてとか、腐敗のニオイがし始めてから気が付くとか、ミイラになって気がつくとか、いろいろでしょう。
それに人間だって、脳死の問題があるくらいですからね。

お礼

ご回答ありがとうございました。
いろいろ詳しく教えていただきありがとうございました。