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八ヶ岳の神について

いにしへの八ヶ岳に纏わる神様の情報を知っている方がいらっしゃったら教えて下さい。 山岳信仰以前の、古い神様についてです。 富士山には浅間大神という古い神様がいますが、浅間神社は第11代垂仁天皇の御世に建てられたといいます。 「あさま」とはアイヌ語だともいいます。 八ヶ岳にも同じように古い神様がいたように思えて仕方がないのです。 ご存知の方は是非教えて下さい。

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  • toshineko
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回答No.3

私見ですが、八ヶ岳を神として祭っていた人々は、二度にわたる外寇によって滅びたか、他所へ移動していってしまい、八ヶ岳に対する信仰は無くなってしまったと考えます。 カギは洩矢神にあります。この神様の御神体は諏訪の南にある守屋山ですが、これといって特徴がない山であり、なぜこの山を神様と崇めているのか不思議です。 おそらく洩矢神を奉っていた人々は、中央構造線の谷に沿って北上して諏訪地方に入ってきたのだと思います。そこで「国見」をした山が守屋山だったのでしょう。天孫降臨の高千穂峰と同じ位置づけと考えます。八ヶ岳を神としていた人々は、この人々に討ち従えられ、洩矢神を信仰させられるようになった。 更にその後タケミナカタを神と奉る一族が侵入し、洩矢神はタケミナカタを祭祀する立場に落とされてしまいます。 このような状況で八ヶ岳を神とする信仰は廃れていってしまったものと思います。 男神であったか女神であったかと考えれば、八ヶ岳を兄、蓼科山を妹とする伝説が語られていますので、おそらく男神であったと推測します。

akichoji
質問者

お礼

toshinekoさん、有難う御座います。

akichoji
質問者

補足

洩矢神はミシャグチとして合祀される前の神ですよね。 私も八ヶ岳への信仰を解く鍵は諏訪大社にあるのではないかと思っています。 諏訪大社の力は強く、あちこちの神を従えてしまった感があります。 先日、松本の浅間温泉へ行ってきたのですが、ここの御射神社もタケミナカタを祀り諏訪大社の傘下に入っていました。 古くは浅間神社といったらしいのですが、名前も御射神社と改名したというのです。 諏訪大社境外社の御射山神社から来ているのでしょうか。 参考になりました。 もっと諏訪大社を勉強します。

その他の回答 (2)

  • cyototu
  • ベストアンサー率28% (393/1368)
回答No.2

>もし、縄文人の火山に対する思いがハワイの女神ペレの如く、女の怒りと感じたならば、火山である八ヶ岳もまた女神であったのではないか。 民族によって何を男と考え何を女と考えるかに大変な揺らぎがあると思われます。日本では太陽は天照大神に代表される女神でしたが、アステカの太陽神などのように太陽を男神とする民族は幾らでも居ります。太陽ほど身近な者ですらそうなのですから、外国では女神だったのだから、日本でもそうでなくては不自然だと言う発想は、不自然だと思います。

akichoji
質問者

お礼

cyototuさん、ご意見有難う御座います。

akichoji
質問者

補足

ご指摘の通りです。 ギリシャ神話において火山は男神でした。 民族によって感じ方が違うのが確かです。 はっきりとした確証はないのですが、富士山の浅間大神にコノハナサクヤヒメを当てたということは、この浅間大神というよくわからない神が女神だったからだと私は思うのです。 「あさま」とはアイヌ語だと思います。 アイヌが南方系の出自とすれば、ハワイと相通じるものがあるのではと思ったわけです。 しかし浅間大神が女神であるか否かには何も確証はありません。 全て私の推論です。

noname#155097
noname#155097
回答No.1

神話ならば地元に語り継がれているものがあるようです。 『そんな八ヶ岳には、地元の人なら小学生でも知っている というくらい親しまれている神話が伝えられている。 遥か昔、八ヶ岳と富士山は、どちらが高いか勝負することになった。 長い筒を互いの頂上に架け、中央から水を流すと水は、富士山の方に 流れていった。勝負に負けた富士山は悔しさのあまり、 その筒で八ヶ岳を叩き割ってしまった。』 http://calbrain.exblog.jp/4359116/ http://www.kameyahotel.jp/Learn8.htm

akichoji
質問者

お礼

narara2008さん、早速のご回答有難う御座います。 私の質問が言葉足らずでご迷惑をおかけしました。 私の疑問の出発点はこの『富士山と八ヶ岳の背比べ』の話でした。 この話は『大山の背比べ』の亜流のような気がしますし、また八ヶ岳を権現様としたりします。 富士山の女神と八ヶ岳の男神が背比べをする。 負けた女神が怒る、というのがどうしても違和感に感じるのです。 果たして女が男に背比べで負けて怒るのだろうか。 いにしへの八ヶ岳の神は男神だったのだろうか。 もし、縄文人の火山に対する思いがハワイの女神ペレの如く、女の怒りと感じたならば、火山である八ヶ岳もまた女神であったのではないか。 そう疑問に思ったのであります。 諏訪大社にはタケミナカタ以前のミシャグチという神が残っています。 これは守屋山の蛇神で男神です。 富士山の浅間様もコノハナサクヤヒメと同一視されたりしますが、コノハナサクヤヒメよりも古い神であると思います。 それに対比するような古い神様が八ヶ岳に残っていないのかしらむ、というのが私の疑問でした。

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