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ポビドンヨードに関する質問です。
ポビドンヨードが水を酸化してH2OI+になるまでを化学式で示すとどのようになるのでしょうか。 化学に無知なのでよく分かりません。よろしくお願いします。
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ヨウ素 I2 が「水を酸化して」 H2OI+ ができる,というのは,釈然としません.H2OI+ 自体は,次の反応によって生成するのでしょう. H2O + I2 → H2OI+ + I- この反応の本質は,水が酸化されることではなく,I2 分子の中の I 原子が,陰イオンと陽イオンに「不均化する」ことにあります.I+ は水分子と結合することで安定化し,これがこの不均化の駆動力の一つになるのでしょうね.
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ポピドンヨ-ドは水を酸化しません。 活性成分はヨウ素(I2)です。 ポピドンの構造式と共に「能書」を添付します。↓ http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00009518.pdf 「本剤はヨウ素を遊離することによリグラム陽性菌、グラム陰性菌、抗酸菌のみでなく、ウイルス、真菌、原虫等に対しても殺菌効果を認める殺菌消毒剤である。しかもその作用は迅速で、かつ低濃度で効果をあらわす。」そうです。 水を酸化できるのは塩素、フッ素ぐらいでしょう。なお逆に酸素も塩素を酸化できます。
補足
ご回答ありがとうございます。 イソジン液のインタビューフォームに、「ポビドンヨード液はヨウ素を遊離し、その遊離ヨウ素I2が水を酸化して生じるH2OI+が、細菌表 面の膜タンパク(-SHグループ、チロシン、ヒスチジン)と反応することにより、細菌及びウイルスを死滅させると推定される。」とあります。 この場合、ポビドンヨードからヨウ素が遊離してH2OI+になるまでの化学式が分かりますでしょうか。 イソジン液インタビューフォーム↓ http://medical.meiji.co.jp/medical/med/proinfo/interview/2adl_n.pdf
お礼
なるほど。 よく分かりました。 ありがとうございました。