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戦時中の略語「鉄秘」とは

曽祖父の遺品の手帳に、 「鉄秘第2417号」 というメモを発見しました。 対戦中の、鉄道関係の省令の類ではないかと推測するのですが、 ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授ください。 曽祖父は当時、国鉄工場の倉庫に関する役職で、 物資の在庫管理に携わっていたようです。 軍事機密に関わるため、「鉄秘」は、「鉄道の秘密」ではと、 考えました。 「鉄秘」でググッてみると、「斎藤実目録」の中の、 鉄秘第二七号 朝鮮私設鉄道令施行規則の件 大正九年五月二五日 と出てきました。唯一のヒットですが、使用例があるようです。

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noname#154447
noname#154447
回答No.2

A No.1です。質問者さんはもうご覧になったかもしれませんがあれからもう少し、アジ歴に保存されている”鉄秘”について読み込んでみました。 「鉄秘第XXXX号」で始まる文書の共通点 発信元:鉄道院総裁 鉄道省大臣官房 鉄道次官等々 宛先:総理大臣他 鉄道省以外の省庁担当(陸海軍含む) 内容:鉄道院OR鉄道省職員に関する人事(異動・招集免除等)の伺い サンプリングしたもの(概ね10文書)を読む限りでは「鉄秘」から始まる一連のNo.は規定・規則に割り振られた様には見えず、寧ろ「鉄道院(鉄道省)が他省庁との応答に用いた文章」に割り振られた様に見えます。また、「軍」に関するものについてのみ「鉄秘」を付けているわけではありませんでした。 注意頂きたいのは「アジ歴に集められた文書が全てではない」ということです。 もしかしたら、当該サイトにて目にできるもの以外に「省令にかかわるもの」があるかもしれません。 ここからは偏見的私見 少なくともこのころの「お役所」は「公衆に知らしめなければならない文書」以外は全て「秘扱い」だったのではないかと思うことがあります。もし差し支えなければ質問者さんを含め、他の方の見解をお伺いしたいところです

unagitaro
質問者

お礼

「アジ歴」はざっと見ただけですが、 人事関連だな、と感じました。 最初に「軍」と推測したのは、昭和7年という時勢と、 10代で就職してから退職するまでの記録のなかで、 唯一の記入だったので、なにか特別なことなのか? と考えたわけです。 各省庁間の連絡文書という性質で、間違いないかどうか? という点が確認できればよしとします。

その他の回答 (1)

noname#154447
noname#154447
回答No.1

国立公文書館 アジア歴史資料センター(参考URLをご覧下さい)で「鉄秘」をキーワードに検索をかけると100件以上のhitが得られます。 そのうちの数件をざっと見たのですが、 1.大戦中の期間に限らず「鉄秘」は使用されている 2.「鉄秘」の後に続く番号は1年ごとにリセットされているらしい 位までは、つかめました。 以上、他の回答者さんの呼び水として書き込みいたします。

参考URL:
http://www.jacar.go.jp/
unagitaro
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 実際に使用されていたことがわかっただけでも有難いです。 他にも何かご存知の方がいらっしゃれば、 回答をお待ちしています。

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