マイケル・ジャクソン追悼番組について
本日、マイケル・ジャクソン死亡のニュースが流れました。
そしてその夜、フジテレビが先陣を切って追悼番組「マイケル・ジャクソンはなぜ死んだのか?」を2時間近くにもわたって放送しました。
なぜ、亡くなった当日で情報が少ないこのときに特番をわざわざ放送したのでしょうか?
内容は、
・海外の今日報じられたニュース(朝の「トクダネ!」放送の内容とかぶる)
・マイケルの生い立ちや、音楽活動を順に紹介
・スリラーのPVをノーカット放送
・叶姉妹、モト冬樹、郷ひろみなどの芸能人のインタビュー
など、なんだかたいした内容もないまま終了。実際まだ死因は解剖結果が確定していないので、なぜ死んだのかは「推測」でしか答えられませんでした。さらにはマイケルをよくしらない人たちがコメンテーターで、話自体全然つまらなかったです。
せめて、音楽関係者のひとりでもゲストに呼んで、もっと深いところを語ってほしかったと思います。
なぜ、こんなに内容のない特番にしてしまったのでしょうか?
これに比べて、テレ朝「報道ステーション」では冒頭の15分をマイケル関連のニュース報道としました。内容は、
・マイケルの生い立ち~音楽活動、最近の活動までを簡潔に説明
・小林克也や湯川れいこといった音楽業界の重鎮のコメント
・アメリカからの中継
と短時間ながら、とても興味深い内容でした。
それぞれインタビューされている人を見れば、
フジテレビとテレ朝では、マイケル・ジャクソンという人のとらえ方がどれだけ違うものかというのを実感しました。