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競売物件の敷金清算について
2008年3月に引越し、5月に裁判所からその物件が競売されるとの通知が届きました。 同年の10~11月までには新しいオーナーが決まり、今後その物件がどうなるか決まるとのことでした。 しかし、裁判所からは年が変わっても何の連絡もありませんでした。 オーナーからは今回の件に関して、一度も何の説明もありません。 引越ししてきたばかりで競売になり、その後のオーナーの対応にも不信感があり、今後のことにも不安を感じ引越すことにしました。 しかし、規定どおり退去通知をし、立会いを希望していたにも関わらず、オーナーから一方的に立会いはせずに後日部屋をみて清算すると、不動産屋を通じ連絡がありました。 オーナーを信用できないため、その後立会いを再度希望しましたが、まったく連絡がとれず、退去の日を迎えました。 不動産屋は連絡をとり続けてくれていますが、このまま一方的に敷金の清算をされるのは納得いきません。そもそも賃貸契約時、競売されることはわかっていたのではないか?なぜ何も説明がないのか?と不信感が募ります。 競売物件の敷金の清算はどのようになるのでしょうか? どなたかご存知のかた、教えてください。お願いします。
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不動産業者です。 >2008年3月に引越し、5月に裁判所からその物件が競売されるとの通知が届きました。 その状況ですと、賃貸契約時には差し押さえはされていたと思います。 まず買受人(新しいオーナー)はあなたの敷金を引き継いでおらず、返還する義務もありません(競売でそのように認めています)。しかし現状で買受したのですから、あなたに修繕も求めることは不可能です。 元々の貸主は所有者は競売になったのですから敷金なんてもう無いでしょう。本来はその元所有者に返還の要求をしなければなりません。 しかしその当時契約した業者は、重要事項で差し押さえを説明する義務があり、競売等抵当権が実行されれば、賃借権自体が認められなくなり敷金も保証されない旨は説明しなければなりません。過失がありますからその業者相手に損害賠償となります。 整理すると 今のオーナーには敷金は関係なし 元のオーナーからは現実的に返還されない 業者の重要事項の説明不足なので(それを知っていれば借りることはなかったと主張する)業者に敷金相当賠償してもらう。 この内容ですと、まずは県の建築宅地課などの監督課へ電話して相談してください。直ぐ業者が事情聴取に呼ばれます。一般消費者に実損があると処分の対象となりますから、敷金相当額ぐらいは払うと思います。 判例上、業者が負けて支払っています。 示談や合意書を業者から要求されますから(県に提出し報告しなければならない)それは、協力してあげて下さい。 もし業者が知らん不利を決め込んだら再度ご質問下さい。
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大家しています。 > そもそも賃貸契約時、競売されることはわかっていたのではないか?なぜ何も説明がないのか? 重要事項の説明の時に当該物件が担保に入っている由の説明はあったはずです。担保に入っていることが全て競売に付されるというわけではありませんが、競売に付される可能性があるということです。不動産屋さんも管理会社も所有者の懐具合なんて分りませんから、『担保に入っています。』しか言えないでしょうし、所有者だって、競売を避けようと金策中でしょうから、管理会社に『ダメかもしれない。』なんて言いませんでしょう。 > 競売物件の敷金の清算はどのようになるのでしょうか? 競売では落札者は前の所有者の賃貸借契約を継続して引受ける義務はありません。従って、敷金の請求先は前の所有者です。しかし、turbotjc 様の言われるように、物件を競売にかけられる経済状態ですから請求しても返ってくることは無いでしょう。裁判して返還命令が出ても『逆さにしても鼻血も出ない』状態では何も取れません。
お礼
ご丁寧にありがとうございました。 今回の件はとてもよい経験になりました。 新しい住居を決める際にも、前よりも慎重に積極的に話をすることができました。 オーナーの態度には今思い出しても腹が立ちますが、 このまま引きずるのも嫌なので、 運が悪かったと思うようにしたいと思います。 しかし、立会いはしてもらうので、その時にこちらの言い分は しっかり言わせてもらうつもりです。 ありがとうございました。
- turbotjc
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業者してます。 あくまでも一般的にですが、競売になるというのはオーナーにお金がないからそうなる訳で、つまるところ敷金はどんな形にせよ返ってこない可能性が高いと思われます。
お礼
ご丁寧にありがとうございます。 今回ことはいい経験になりました。 身近なことなのに、まったく賃貸契約に関して知識がなく、 興味もなかったことでした。 しかし、生活の中で住居は基盤。 今後は知らないことは納得するまで話を聞いたり、調べたりして、もう少し慎重になりたいと思います。 本当にありがとうございました。