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JA(農協)という組織は、なぜ今も昔も変わらない形で存在できているのでしょうか?
近所にあると思いますが JA、農協をあまりご存知ない方でもJA共済、JAバンクといえば聞いたことあるのではないでしょうか。 例えば、『JA 不祥事』など インターネットで少し検索していただくだけでおわかりいただけるかと思うのですが、 某掲示板にも過去の不祥事の列挙されたレスがあります。もう不祥事だらけ 全国のJAで過去から現在まで星の数ほどと言っても過言ではない数の不祥事が今まで相次いで起きています。毎日どっかで起きてるんじゃないかというくらい。 日本の各地にある大企業ですから、当然人数が多い、だから仕方ないといって片付けてしまえる、そんな度合いを軽く超えてます。 共済業務、金融業務など、では日本有数のレベルと言えるようです。 そんな大企業なのに、お客の大事な信用を担っている組織とは思えないほどだいぶずさんな体質なのではなかろうかと思います。 いつになれば抜本的な改革が行われるのでしょうか。 管轄が農水省ということで、他のメスが入りにくいのでしょうか。 選挙では一部の党への票集めをさせられると聞きました。 それが本当なら問題アリですよね。 JAは日本の農業にも深く関わっています。 今の食料問題にも、農業の現状、農家の生活、すなわち『食』という意味で、今までの日本の現状、今の日本の現状、これからの日本、にも大きく関わっている組織だと思います。 個人的には郵政より先にこの農協という組織を変えるべきだったと思ってます。 JAが農協が変われば、日本の食も大きく変わると信じてます。 JAは民間とはいえ国の行く末に大きく関わっています。 だのに、なぜこの団体には何も変革がないのか。 これが最近の私の大きな疑問です。
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- jiromeijin
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「組織」というのは多くの場合、その組織ルールに賛同した者が会員となって出資し、運営し、会員の利益のために運営するものです。今の農協は、組合員の利益のためではなく、幹部の利益のためにのみ存在しています。質問者さんは、漠然と(失礼)農協の不合理を感じ取っているのでしょう。今の農協は組合員歴の長い、高齢の組合員が総会の代議員に選ばれるシステムのため、仮にあなたのような意見を持っていても、総会に出席できなければ、意見も言えないし農協は変わりません。農政は、多くの百姓(私もダメ組合員です)で組織された農協との話し合いで決められるため、かわらないのです。また、共済という保険制度に地元出身のの職員が加入を勧めるため、断れません。家族構成から収入、土地や貯金などの財産がすべて管理されているのを気づかず、未来永劫、収奪されつ続けるのです。郵政民営化で、某政党の集票マシンと言われた世襲制国家公務員といわれた特定郵便局長が切られたように、いつかは、上から崩壊すると思いますが下からは変わりません。と、思っています。
- gungnir7
- ベストアンサー率43% (1124/2579)
農協はたしかに特殊なところだと思います。 民間企業だけど競争の意識がなくお役所的、でも役所よりははるかにサービスがいい。 こういう企業は一様に半官半民とよばれています。 労働金庫とか商工会議所なども同じような雰囲気でしょう。 農協は字の如く、農業協同組合であり、労働組合法で金融面では銀行より多くの制約を科せられます。 漁協や林協は規模が非常に小さく、まずは会員以外の一般人が融資を利用することはできません。 しかし、農協は金融業に積極的に進出し、一般人の預貯金を可能にしました。 このような共同組合は労金など数えるほどしかなく、農協は群を抜いて巨大な営利組織です。 このため漁協などは農協と提携し、農業のみならず一次産業全体を救っているといえます。 >客の大事な信用を担っている組織とは思えないほどだいぶずさんな体質 まあ、これは農家の方にも問題があるのです。 とりあえず農協へ行けばなんでも揃ってしまう。そういう甘えがあるといわれています。 農家はお客であると同時に大事な融資先なので農協には強い態度で出てません。 結局、日本人のなあなあ意識がお互いの成長を阻害しているともいえるし、 農村はのんびりしていた方がいいともいえるので急激な改革は難しいでしょう。 >個人的には郵政より先にこの農協という組織を変えるべきだったと思ってます では、どのように変えますか。JAは郵政と違ってもともと民間ですよ。 スリム化したいのですか。スリム化ならバブル崩壊でやってますよ。 採算の採れない農協は潰されて統合されています。 日本の農家を第一に考えるのであれば現状は動かさないことです。 このままでは国際競争をしても勝ち目はありません。 だから政府も農業国とのEPA交渉は消極的です。 日本の農業を変えたいのなら農家の意識、体制を変えないと無理です。 ですが、去年経験した食料高騰は記憶に新しいところでしょう。 人間の生命に直結する農業を競争の場に晒してもよいのでしょうか。 食料危機が現実になったとき自給率が低いのでは大問題でしょう。 まずは食料危機からの対策から始めて、次に集団農場の可能性を模索するのが現実的でしょう。
- harisu2
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それは 農業そのものが国の保護下にあり 自由に行えないことにあります 本当に自由にしてしまうと 外国からの輸入品に価格競争では勝てません 国が保護し その手先機関として農協があります ブランド力があり 独自の販売ルートを持ってる農家なら 農協なんて関係ありませんが 多くの弱小農家は 国と農協の指導に従わないと 作物の販売に困るのです 徐々に独自の販売方法を開拓する農家は増えてますが まだまだ 多数ではないから 農協が存続できているのです
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
農家にとっては必要な組織です。合理化で農協も合併を繰り返しています。今と昔・・・同じではありません。