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急病人の扱いの変化

私の思いこみかもしれませんが、JR西日本の列車が急病人のために遅れることが5年前ほどから急に増えたような気がします。 10年前には列車が急病人で遅れるというようなことは滅多になかったと思います。 この認識は正しいでしょうか? もし正しいとしたら、以前は急病人への対応方法が違っていたのでしょうか?それとも、現在人は体が弱くなったのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • townser
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回答No.4

>この認識は正しいでしょうか? 正しいです。 >以前は急病人への対応方法が違っていたのでしょうか? 対応方法は変わっていませんが、乗務員へ通報する事例が増えています。 >それとも、現在人は体が弱くなったのでしょうか? 車内非常ボタン(SOSボタン)の認知度が高まり、押されやすくなったからです。 JR西日本の車両にはSOSボタンがあり、#2さんもおっしゃっているように、このボタンが押されると非常停止します。 なぜ、非常停止するか。その理由は、何が起きているのかわからないからです。 なにが起きているのかわからない以上、一番安全な方法が列車を止めることです。列車を止めてから確認します。 たとえば、車内が火事で燃えさかっているとか、窓ガラスが割れて危険だとか、床下からなにかがはずれたような異常な音がしているとか、とにかく、乗務員室ではそこでなにが起きているのかわからないのです。列車を止めずに確認をしていて、もし仮にそれが脱線につながるような事象だった場合、取り返しがつかないからです。だから一旦列車を止めます。(ただしその場所が橋梁上やトンネル内の場合は、止めたとしても安全が担保されないので、橋梁やトンネルを避けて止まることになります。これは北陸トンネル内火災事故を受けてのことです) 止めた後で、なにが起きているのかを確認します。(なおトイレに備え付けの非常ボタンはもっぱら急病人や体調不良が原因で、運転に差し障りのある異常が原因であることは考えにくいということで非常停止義務はありません) なお、押された理由が急病人発生とわかった場合は、指令の許可を得ずとも運転再開が可能です。もちろん救護手配の事後連絡は必要ですが。ただし隣の駅までです。隣の駅が本来は通過駅であっても必ずその駅までの運転になります。(ホームがない場合は別です) 本来の停車駅まで行けばその間に駅員を呼べて遅延も最小限で済むのに、と思われるでしょうが、そもそも本来の停車駅まで行ける保証はどこにもありません。途中で人身事故が発生して列車の運転が不可能になるかもしれません。車両故障が発生して動かなくなるかもしれません。そのような場合、もし救急車の必要な一刻を争う急病人だった場合、命に関わります。なので必ず「降車手配ができる最寄り駅まで」の運転しか許可されていないのです。もちろん、最寄り駅が無人駅だったりした場合は、有人駅まで運転を指示することもあります。それは輸送指令の判断です。 #2さんは対応方法が融通の利かない方向へ変わってきたとおっしゃっていますが、指令・乗務員の取扱いとしてはなんら変わっていません。変わってきたのはSOSボタンが押される事象が増えてきた点です。 以前はSOSボタンの周知放送などはしていませんでしたし、シールなどで目立つように掲示もしていませんでした。いたずら防止の観点からです。しかし安全最優先であるためには、なにかあったときに乗務員に通報できるSOSボタンを周知する必要があるだろうということで、SOSボタンの周知を図るよう方針転換しています。 その結果、SOSボタンの認知度があがり、押される回数も増えています。ただ、SOSボタンを押すと列車が止まる、というところまでは周知しきれていないようです。 なお、急病人の取扱いの場合、最速で3分もあれば運転再開可能です。そして駅員手配ならびに引継がスムーズに行けば、客扱い中に完了しますので、遅れはでても5分くらいになります。ちなみに救急車を手配しないと行けないような急病人は数えるほどしか発生せず、たいていの場合は、本人申告で旅行継続となっています。なら押すなよ、と思うのですが、ほとんどの場合、気分が悪そうな方を見かけた第三者が押している模様で、本人に押す気はなかった、というのが大半です。 JR側もSOSボタンが鳴動したときの非常停止義務を無くせないか、検討をしていますが、安全の担保が取りにくい以上、まだ難しいものと思われます。(車内インターフォンが備え付けの列車であれば、乗務員と旅客との通話が可能なので非常停止せずともすぐに現地の状況を確認できるかもしれませんが、113系などの車内インターフォンが備え付けられていない列車もありますので、取扱いの統一が難しいわけです)

その他の回答 (4)

  • townser
  • ベストアンサー率44% (245/555)
回答No.5

補足です。 急病人が発生したときの取扱いは、なんら変わっていません。 SOSボタンが押されたときの取扱いも、なんら変わっていません。 変わったのは、急病人が発生したからSOSボタンを押す、という事例が増えていることのみです。 以前はSOSボタンがあまり知られていなかったこともあり、急病人が発生してもSOSボタンは押されず、そのまま次の駅で降りられたか、直接車掌に申告がありました。この場合、SOSボタンは押されていないので列車は運転継続です。非常停止などしません。(もちろんSOSボタンが押されれば非常停止します) 今は、些細なことでもSOSボタンが押されます。SOSボタンが押されている以上、非常停止の取扱いが行われます。それから、状況確認をして、急病人とわかったら、その時点で急病人対応のフェーズに移行します。その時点で、列車を止めておく理由がなくなりますので、運転再開を行います。 「救急車を呼ばなければならないのであれば、次の停車駅までさっさと走って、救急隊に引き継いだ方が効率が良い」のは当然のことなので、10年前もいまもこの取扱いのままで、なにもかわっていません。

twentytwo
質問者

お礼

急病人への対応方法に変化があったわけではないんですね。 SOSボタンは乗客の安全確保のために必要だし、その存在は周知しておかなければならないと思いますが、それで電車が止まることを知らずに気分が悪そうな人を助けてあげるつもりで気軽に押してしまうというケースが列車遅れを増やしているということで理解しました。 急病人が降りたはずの駅でホームを見ても救急隊員の姿が見えないことがほとんどなので、おそらくたいしたことない急病人だったということが大部分だと思っています。 もちろん、本当に命にかかわる急病人もいるんだということはよくわかっています。ホームでAEDが使われているような状況を見たことがあります。 とにかく、気分が悪くなった場合にSOSボタン以外の方法で助けを依頼できるようなしくみを作ってしっかり周知すれば遅延は大幅に改善しそうですね。 ありがとうございました。

  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.3

実は、急病人が発生したからと言って、列車無線で運転指令に連絡を入れ、指令から駅へ救護の手配を行えば、後は病人をタンカで搬出するだけですから、臨時停車したとしても2~3分。元々停車駅なら1分も遅れません。 が、実際には数分或いは、それ以上遅延が生じる場合、大抵は、泥酔或いは急性アルコール中毒による吐物や排泄物(そうでない場合もありますが)の後始末です。酷い場合は、運転打ち切りのケースもあるようです。 要するに、体調や酒量をわきまえず、一気飲みなど節度を踏み外す人が増えたからではないかと思います。

twentytwo
質問者

お礼

昨日は朝も夜も急病人で電車が遅れました。 夜は泥酔者かもしれませんね。「急病人のため」といわずに「泥酔者のため」と遅延理由を説明してもらえれば、飲みすぎて電車に乗ることを控える乗客も少しは増えるかもしれませんね。 迷惑を受ける利用者の側は「泥酔者のため」と聞くと怒りが増しますが・・・ ただ、朝に遅れることが多いように思うのですが、こっちは貧血のようなケースなのかなと思っています。 少なくとも命にかかわるような急病人があれほどの頻度で車内で発生しているとは思えません。 気軽にSOSボタンで電車を止めないようにしてもらいたいです。 ありがとうございました。

  • SPS-
  • ベストアンサー率59% (1223/2062)
回答No.2

こんにちは。 現在、JR西日本の車内には「SOS」ボタンが設置されているのは御存知でしょうか? このボタンを押すと車掌と話ができると思われている方が多いのですが、実はこのボタン、「押すと列車が急停止します」 何故そんな取扱をしているのか全くもって未だに意味がわからないのですが、そういう扱いになっている為に気軽に押したら列車が止まって急停止した・・・という例が相次いでいる状況です。 そもそも救急車を呼ばなければならないのであれば、次の停車駅までさっさと走って、救急隊に引き継いだ方が効率が良いのは素人でもわかるのですが・・・ というわけで、回答としては「対応方法が異なってきた」ということになります。それも融通が利かない方向へです。 ※痴漢犯罪や、お客さん同士での車内トラブルも、場合によっては急病人発生とアナウンスすることもあるようですが、件数としてはほとんどありません。

twentytwo
質問者

お礼

SOSボタンというのはインターホンのように見えるものですよね。 あれを押すと電車は止まってしまうとは知りませんでした。 気分が悪くてぐったりしている人を見たら、とりあえず次の停車駅で助けてあげて欲しいと思って押す人はいるでしょうね。 それで電車が止まってインターホンで状況確認してから運転再開となるというわけですね。 少し気分が悪いくらいでこんな展開になると、余計に時間はかかるうえに周囲の乗客から冷たい目で見られるということになりますね。 そういうことを乗客が知っていれば気軽に押して何万人も通勤客の足に迷惑をかけることがなくなるということですね。 ありがとうございました。

回答No.1

昔から急病人自体はいたのですが、最近ではインターホン付の電車が増えて急病人の認知数が増えた可能性があります。

twentytwo
質問者

お礼

なるほど、昔はインターホンのようなものはなかったですね。 非常ブレーキはあったかもしれませんが、急病人で非常ブレーキを操作することはないですよね。 ありがとうございました。

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