• 締切済み

村上春樹「1Q84」、続編はあるか?

こんばんわ。 たった今、読み終えました。村上春樹「1Q84」。 5年ぶりの新作、この20年、ずっと村上作品を読み終えたときと同じく、まるで魂ごと「村上ワールド」という名の異次元世界に引きずり こまれたような読後感に包まれています。具体的な感想というのは まだ語れそうにないです。 さて、2巻とも読み終えた方に質問なのですが、この「1Q84」はもしかして、「続編」があるのでしょうか?この終わり方はまだ何も物語 が解決しておらず、その続きの存在を示唆しています。 「青豆さん」が果たして死んでしまったのかどうか、気がかりですが、 あの「ねじまき鳥」も時間をおいて、第3巻が発売されましたし、 もしかして今回も、と読み終えた後、思ってしまいました。 みなさん、どう思いますか?

  • HK1496
  • お礼率48% (755/1541)

みんなの回答

  • homsan
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.3

続編、あるのではないかと思っています。 そう考える理由は、 ・上下巻ではなく、BOOK1・BOOK2という名称であること ・BOOK2の終わり方 ・新潮社が〈大長編〉と謳っている ・刊行前に『ねじまき鳥』を超える大長編であるという話を聞いた の4つです。 最後の話は半年前位だったでしょうか、「どうやら2009年夏頃に発売予定の新刊は〈『ねじまき鳥クロニクル』を超える大長編〉であり、かなりの〈自信作〉らしい」という話を耳にしたのです。申し訳ないことに情報の出所があやふやなのですが、たしか海外講演の際に村上さんが語られたことだと聞いたように記憶しています。〈大長編〉かつ〈自信作〉という言葉に発売まで大きな期待をしていたので、いざ新刊を見て「え!? 短いじゃないか……」と不思議に思っていました。そして、BOOK2を読み終えて「ああ、そうか、続きが出るのか」と。 実際、新潮社が〈7年ぶりの大長編〉と謳っていますが、BOOK1・BOOK2だけでは〈大長編〉と呼ぶには短すぎると思いませんか?

  • ppppiyo
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.2

わたしも「あって欲しい」と願ってるし、きっとあると思う。 まさか、こんな感じ(続編を予想させる形)で終わるとは思っていなかったので、すごく意外でした。 Book2の最後のほうは、「もうあと○ページしかないよ、どうするの!?」と悲鳴をあげながら読んでいました。 いまは続編が無事に出るように、できればあまり待たされずに……とばかり祈っています。 村上さん、くれぐれもお体をお大事に。

回答No.1

ボクも続編はある、あって欲しいと思います。 上下巻ではなくBOOK1・BOOK2、4-6月・7-9月ですし。 あの終り方で「あとは受け手が想像して」というのではちょっと・・・と思うので続編はあるのかな、と。

関連するQ&A

  • 村上春樹さんの読みやすい作品を教えて!

    始めて読んだ村上春樹さんの作品がねじまき鳥クロニクルだったのですが、正直面白いと思えませんでした。 しかし、一つの作品だけを読んで批判したくないし、他の作品も気になるのですが、次は失敗したくないので、村上春樹入門本を教えてください。 お願いします。

  • 村上春樹「1Q84」のリトルピープルは?

    村上春樹の最新作「1Q84」はこれまでの作品と違い随分と具体的なモチーフを数多く感じることのできる作品でした。さまざまな場面で、彼にしては珍しく社会的なテーマも散見されました。 そんな中で登場するリトルピープル。「世界の終りと~」のやみくろのように実に象徴的な存在です。 皆さんはリトルピープルはどういった存在であるととらえられましたでしょうか。掲示板など覗いてみてもこのあたりのことについてはいまいち言及されていなかったので、投稿してみました。皆さんの説を披露してください。 とは言え、ねじまき鳥の2部のような終わり方をしたbook2ですからどうも続編はありそうな予感です。ですのであくまで現状感じられたことを聞ければなと思います。

  • 村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」について

    村上春樹が人気があるとのことで『ノルウエィの森』『スプートニクの恋人』『TVピープル』と読んできて、いまいちわかりにくい印象はあるものの現代に生きる人間が悩まなければならない心の闇のようなものがほのめかされている感じを受け取っています。ほのめかしだけが多い小説というには疲れるもので、ちょっと村上春樹さんから離れていました。  ところが、村上春樹さんがイスラエルに呼ばれて講演され、イスラエルの人たちにも取材を積極的にされたのに刺激され、長編小説『ねじまき鳥クロニクル』ならクロニクルとつけられているので、多少硬いところもあるのかと期待して読みました。 読後感としては 他の方のブックレビュー; >ねじまき鳥の存在、海月についての考察、「壁抜け」などなど春樹らしい意味深な描写も盛り沢山である。とにかく難解。あり得ない。設定にぶっ飛んだ人物。クロニクルなのに全然時系列では描かれない。  と似たことになってしまいました。南京事件、ノモンハン事件、新京動物園の、動物虐殺や中国人撲殺など正視しがたいくらい生々しく描出され、作家の力量が認識されましたが、なぜこれらの事件を絡ませなければならなかったのかについてはよくわからず、ひょっとしたら以前からの村上文学ファンにショックを与える目的を著者が意図したのではないかなどと単純な想像を加えたりしました。  上述の他の村上春樹の小説なり、エッセイを読んでいませんが、なぜ著者はノモンハン事件などを選んだのか説明しているサイトなり、文章はないでしょうか?  教えてください。

  • 村上春樹の『1Q84』についての疑問

     村上春樹の小説『1Q84』についての質問です。この本は数年前のベストセラーですから、お読みになったことも多数おられると思いますが、以下の点をどのように考えておられるのかお聞きしたい。  1984年のある日、主人公の青豆はタクシーに乗って首都高速道路で走行中渋滞に巻き込まれ、先を急いでいた彼女はタクシーを降りて非常階段を使ったことから別の世界(「1Q84」の世界)へ迷い込んでしまいます。後者の世界は住んでいる住民も景色も前者の世界とほとんど変わりなく、青豆は当初この世界に迷い込んだことに気付かなかったのですが、奇妙なことがあることにだんだんと気が付いていきます(たとえば、警官の制服・拳銃が知らないうちに変わってしまっているとか、青豆の記憶にない本栖湖での山梨県警と過激派と間に銃撃戦が過去にあったという事実とか、リトルピープルが暗躍するとか、・・・、そして1984の世界との決定的な違いは空に月が2つあること)。「1984の世界」と奇妙なことがつぎつぎと起こる「1Q84の世界」とは平行して存在する2つの世界(「パラレルワールド」)らしいのですが、つぎのような疑問が湧いてきませんか?  ・1984の世界に存在する人物は1Q84の世界にも存在するようですが、そうだとすると、もう一人の青豆も1Q84の世界に存在したはずです。1984の世界の青豆が1Q84の世界に紛れ込んだとき、もともと1Q84にいた青豆はどうなってしまったのでしょうか?同じことは、天吾についてもいえます。最終章(31章)で青豆と天吾が連れだって1Q84の世界から1984の世界へと脱出しますが、この天吾はもともと1Q84にいた天吾ですから、彼が1984の世界にはいることによって1984にいる天吾との関係はどうなるのでしょうか?  ・牛皮は空に大小2つの月が浮かんでいることに驚愕しますが(22章)、なぜ驚くのでしょうか?ここで登場する牛皮はもともと1Q84の世界にいた人物であって、月が2つあることは承知のはずではなかったのか!(この本の第3章以降はすべて1Q84の世界の話です。)また、月が2つあることに気づいているのは、青豆、天吾、牛皮の3人だけで、他の人たち―たとえば、タマル―は気づいていないように見えるのはなぜでしょうか?あるいは、もともと1Q84に住んでいたので、月が2つあることは当然だと考えているからなのでしょうか?それなら、天吾と牛皮の驚きは何を意味しているのでしょうか?  ・1Q84の世界で死んでしまった人たち―たとえば牛皮とか青豆が殺した人々―は1984の世界では生きているということはないのでしょうか?  こうした疑問がつぎつぎと湧いていますが、これらについての皆さんはどのように解釈しておられるのでしょうか?あるいは私の理解が間違っているのでしょうか?

  • 村上春樹の小説によく登場する、ワタナベノボルについて。

    タイトルのとおり、ワタナベノボルという人物は、村上春樹の小説(長編、短編のどちらにも)によく登場するんですが、村上春樹さんは何か、意味があって彼を登場させているのでしょうか??? それともうひとつ気になっている、「ねじまき鳥クロニクル」の冒頭が短編となっている中では、ワタヤノボルがワタナベノボルとなっているんです・・・。 どなたか、こうではないかな・・・??とおもう感想などでも良いので、あなたの考えを教えてください!!!!

  • 『~カフカ』ダメだった人に『1Q84』お勧めですか

    『ノルウェイの森』刊行時に手に取り、村上春樹に嵌った45歳男性です。 『ノルウェイ~』以降に出た春樹作品は『スプートニクの恋人』まで リアルタイムでフォローしました。地下鉄サリン事件を題材に取った エッセイ(ノンフィクション)もありましたね。あれも好きでした。 しかし読書そのものからいつの間にか遠のき、去年、懐かしさもあって 試しに『海辺のカフカ』を読んでみたのですが、上巻は楽しめましたが、 下巻あたりのファンタジックな分岐点以降、急に白けてしまって 読むことができませんでした。同時に、村上春樹を楽しむ若さが 私にはもうないのかな、とも思ってしまいました。 春樹の長いやつだと『ねじまき鳥クロニクル』はとてもよかった記憶があります。 端的に言って、『1Q84』は『ねじまき鳥~』よりも面白いですか。 『~カフカ』がダメな人にもお勧めできますか。 深く考えずに気楽なお答え頂けたら幸いです。

  • W村上好きにおすすめの小説

    小説は人により好き嫌いがかなり分かれると思うのですが、 自分はW村上、中でも『ねじまき鳥クロニクル』が好きで、 『ねじまき~』のタッチ?文体 (日常的で引き込まれる感じがします。)や 主人公の優れた判断力が好きです。 そんな自分に満足できそうな小説あったら教えて下さい。   同じ著者のばかりを読むのが好きではないので できれば村上春樹 龍 以外でおすすめがあれば おねがいします。 短編はあまり好きではないです 大学生です

  • 村上春樹ファンの方 ねじまき鳥について(長文)

    こんばんは。村上春樹作品が好きな女子大生です。 「ねじまき鳥クロニクル」を読み終わりました。 この作品の中に ある「簡単なものを誰かに説明するというのは、ある場合にはぜんぜん簡単なことではないのですね。たとえば『象の鼻はすごく長い』みたいなことだって、いつどこでそれを口にするかで、まるっきりウソになったりするでしょう」(第3部1笠原メイの視点) という文がとても印象的で惹かれたのですが・・・ 村上ワールドを全く好きではない人に論理的に説明できませんでした。そこで 1.簡単なものを誰かに説明するというのはある場合にはぜんぜん簡単でないなと思ったことがある方、それはいったいどんなことでそう思いましたか? 2.「象の鼻はすごく長い」ことがまるっきりウソになる場合や状況とはどんなとき? をぜひ教えていただきたいのです。 もちろん、明確な答があるわけではないので100人いれば100の回答があると思います。 村上さんの小説は難解で、すべての言葉に深い意味がこめられているとは限らないとも思うのですが・・・ どんな意見でもいただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。

  • 村上春樹『風の歌を聴け』の初版本に価値は出ますか?

    最近、村上春樹の新作が異常に売れて話題になってますね 僕が持っている村上春樹の本にデビュー作の単行本『風の歌を聴け』1979年7月25日第一刷(初版本)があるのですが、これは今後価値が付く可能性はありますか? 初版で価値が付くのは三島由紀夫までと言われていたこともあったそうですが

  • 村上春樹と「関西人気質」

    こんばんわ。いよいよ、村上さんの新作が発売されますね。 世間では発売前にすでに予約殺到とかマスコミ報道されてますが、 こちらも20数年のキャリアの年季の入った「ハルキスト」。 村上氏が言うように「予断を持たずに」新作に臨みたいと思って います。 さてタイトルにもありますが、村上さんは京都生まれ、兵庫県の 芦屋育ちの「関西人」。 私は長年村上春樹の小説を愛読してきましたが、どうも彼の小説と 彼の出自である「関西」が結びつかないなあ、と思っていました。 それはたぶんアメリカ文学に影響された、非常に洗練された、また まるで音楽を聴いてるような文体が、世間一般の「コテコテ」な 「関西」のイメージとどうも合致しなかったからだと思います。 でも最近彼の本を再読して、ハッと気づかされてしまいました。 「この人、やっぱり関西気質だ」 例えば、あの名著、「ノルウェイの森」から、 (主人公が住む極めて右翼的な寮で、国旗掲揚が夜には行われないことについて) 「どうして夜のあいだに国旗が降ろされてしまうのか、僕にはその理由がわからなかった。夜のあいだだってちゃんと国家は存続しているし、働いている人だって沢山いる。線路工夫やタクシーの運転手やバーの ホステスや夜勤の消防士やビルの夜警や、そんな夜に働く人々が国家の庇護を受けることができないというのはどうも不公平であるような気がした。」 こういう、全然イデオロギー的ではないんだけど、でも庶民的な視点 で「そうそう、そうだよね」というアイロニーを盛り込むセンスは やはり「関西気質」かなあ、と感じました。今でいうなら ダウンタウンの松ちゃんのセンスもこれに近い。 すごく洗練された文章の中にこういう「ちょっと笑える」関西的な ツッコミが(これまた泥臭くならずに)随所に盛り込まれているところに村上作品の面白さとか深さがあるのかなあ、と最近思います。 他にも「海辺のカフカ」の弟1巻、大島さんが間抜けなフェミニズム 活動家二人組をやりこめるシーン(長くなるので詳細は割愛) も読んでみてください。これ絶対、関西風ツッコミです。 ということで、村上春樹作品の下味になっているのは彼の出自、 「関西気質」だと、私は新説を唱えたいのですが、どうでしょうか? *あ、ちなみに私は大阪に移住して18年、そろそろ「関西人」として 認めてもらえるかな、という社会人男性です。