• ベストアンサー

接触電位差に関して

接触電位差は2種の異なる金属を接触させたときに生じる電位差のことですが、 例えば、金と銅を接触させてその両側からテスターで電圧を測れば、 電池などを繋いでいなくても電圧が検出されるということなのでしょうか? 実際にやったわけではないのですが、にわかには信じがたいのですが・・

  • KUZUY
  • お礼率19% (60/308)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#160321
noname#160321
回答No.2

>しかし接触電位差は物質の組み合わせのみで決まる値であって接触面積には相関を持たないように思うのですが、 >広大な面積で接触させれば検出可能な電圧レベルまで行くというのはどういう理屈によるものなのでしょうか? ここにはトリックがあります。普通の電圧計は実際には電流計なのです。電流計に抵抗を組み合わせてE=iRの関係からEを求めています。iが小さいとRが莫大でもEは測れないのです。 そのため測れる程の電気量を安定に生じさせるために巨大な金属塊を必要とするのです

その他の回答 (4)

  • d9win
  • ベストアンサー率63% (24/38)
回答No.5

テスターではどうやっても接触電位差を計測することは出来ないと思います。 どんな材料も、真空との間に固有の電位差があると考えられ、それは仕事関数と呼ばれます。そして、2つの材料の接触電位差は、それらの仕事関数の差と同じ値となります。 大抵の材料の仕事関数は理科年表等に載ってますので、それらの差から、接触電位差を求めることができます。新たな化合物を合成したりした場合には、その仕事関数を測らねばなりません。 仕事関数は、その材料に照射する光のエネルギーを増やしていく時、電子が飛び出し始める時のエネルギーに当たります。すなわち、光電効果の起こる敷居エネルギーとして測定することができます。詳しいやり方は、"仕事関数 測定法"で検索して見て下さい。その他の巧妙な測定方法もあります。

参考URL:
http://mat.chem.nagoya-u.ac.jp/info/special/12/suzuki.pdf
  • d9win
  • ベストアンサー率63% (24/38)
回答No.4

前回答を訂正します。測定対象の銅を、途中から銀に取り違えてました。すいません。 金と銅を接触させてその両側からテスターで電圧を測っても、電圧は検出されません。テスターのリード金属と金あるいは銅の間にも接触電位差があるからです。 例えば、テスターのリード金属がニッケルとします。そして、金の両端にテスターリードを接触させたとします。ニッケル-金の間の接触電位差は、金-ニッケルの間の接触電位差と大きさは等しく、極性が逆になります。このためテスターリードの両端の電位差はゼロとなります。 テスターリードの間に金-銅がある場合には、ニッケル-金と銅-ニッケルの接触電位の違いが、ちょうど金-銅の接触電位差と同じで極性が逆となるため、やはりテスターの値は0Vとなります。 ちなみに、p形半導体とn形半導体の間に生じている拡散電位も、接触電位とほぼ同じ概念です。pnダイオードの両端に電圧が生じない説明は参照URLにあります。

参考URL:
​http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2163763.html​
KUZUY
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お礼が遅れてしまい申し訳ありません。 テスターのプローブとの接触電位差のせいで、2つの金属を貼り合わせた試料の接触電位差を測定することは出来ない、という話ですが、 もし2つのプローブの材質を金と銀など異種の金属にしたとしても、そのプローブと本体を結ぶ導線との間にも接触電位差が生じるため、 導線の材質も異種の金属にしなければ、テスターではどうやっても接触電位差を計測することは出来ないということでしょうか? では、実際に接触電位差を計測するにはどうしたら良いのでしょうか?

  • d9win
  • ベストアンサー率63% (24/38)
回答No.3

金と銅を接触させてその両側からテスターで電圧を測っても、電圧は検出されません。テスターのリード金属と金あるいは銀の間にも接触電位差があるからです。 例えば、テスターのリード金属が銅とします。そして、金の両端にテスターリードを接触させたとします。銅-金の間の接触電位差は、金-銅の間の接触電位差と大きさは等しく、極性が逆になります。このためテスターリードの両端の電位差はゼロとなります。 テスターリードの間に金-銀がある場合には、銅-金と銀-銅の接触電位の違いが、ちょうど金-銀の接触電位差と同じで極性が逆となるため、やはりテスターの値は0Vとなります。 ちなみに、p形半導体とn形半導体の間に生じている拡散電位も、接触電位とほぼ同じ概念です。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2163763.html
  • SVOC
  • ベストアンサー率34% (219/634)
回答No.1

極端なことを言えばその通りです 普通のテスタで検出可能な電圧としてまでは無理でしょうが、それなりに広大な面積で接触させれば検出可能な電圧レベルまで行くでしょう 金は安定度が高くて不適ですので相手はアルミとか

KUZUY
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 しかし接触電位差は物質の組み合わせのみで決まる値であって接触面積には相関を持たないように思うのですが、 広大な面積で接触させれば検出可能な電圧レベルまで行くというのはどういう理屈によるものなのでしょうか? その値というのは接触面積に比例して増加するということなのか、どこか決まった値で頭打ちするのかどちらなのでしょうか?

関連するQ&A

  • 金属間の接触電位差について

    電気関係の仕事をしているものです。 仕事である金属と金属を接触させるとそこに電位が発生し腐敗の原因になるということをききました。 すぐには影響がでてなくても、数ヶ月後とかに腐敗が進行し機器の不具合につながる可能性があるということで不安です。 金属と金属の接触で電位差が生じるということはいったいどういうことなのでしょうか。 また、それによって腐敗が生じるとは・・・?_ 化学は全く分からないのでよろしくお願いします。

  • 電位差計の実験について質問です

    電位差計の実験で 「標準電池の起電力を電圧計で測定してはいけない理由を述べよ」 という問題が出たのですが、誰かわかる人がいたら教えてください。

  • 電位差系を用いる方が・・・・正確に測定できる?

    >電位差計を用いた方が電圧計を用いるよりも、電池の起電力が正確に測定できるのはなぜですか? 教えて下さい。よろしくお願いいたします。

  • 2個の電池の電位差

    2個の電池(積層電池:9V)についてテスター(電圧計)を使用して・・・・ (1)電池Aの+端子と-端子を計測すると約9.0Vが表示される →Vap-Van=9.0 (2)電池Bの+端子と-端子を計測すると約9.0Vが表示される →Vbp-Vbn=9.0 (3)電池Aの+端子と電池Bの+端子を計測すると約0.0Vが表示される →Vap-Vbp=0.0 (4)電池Aの-端子と電池Bの-端子を計測すると約0.0Vが表示される →Van-Vbn=0.0 以上の結果から 電池Aの-端子と電池Bの+端子を計測すると Vap-Vbn=9.0なので約9.0Vが表示されると予想しましたが 計測の結果は約0.0Vでした。どうしてそうなるのでしょうか? ※注記(パラメータ説明) Vap:電池A+端子の電位 Van:電池A-端子の電位 Vbp:電池B+端子の電位 Vbn:電池B-端子の電位

  • 電位差(電圧)とアースについて

    こんにちは。高校物理1に関する質問です。  アースがしてある電位差が5Vの電気回路についての記述の中で、「電池の電圧はあくまでも電位差であって、電位そのものではない。だから、1Vと6Vの差かもしれないし10Vと15Vの差かもしれない。…回路で電位を求めるときはアースが描かれており、アースは電位の基準(電位0V)を表す。…(マイナス側)の電位が0V、(プラス側)の電位が5Vということになる。」という表示がありました。  質問:例えば、アースしていない場合、マイナス側の電位が1V、プラス側の電位が6Vであったとして、なぜ、アースすることによって、1V→0V、6V→5Vに変化するのでしょうか?  アースすることの意味がいまひとつわかりません。解説をお願いいたします。

  • 電位差計でより精確に起電力を測る方法

    電位差計を用いて電池の起電力を測定する実験をしました。(回路は標準的なもの) そのときに、「メートルブリッジの両端の電圧(電源装置でかける電圧)はどのような値であれば起電力を詳細に測定できるか。」という問題が出ました。 これがどういうことかよくわかりません。誰か教えてください。

  • 直流型電位差計での被測定電池の内部抵抗

    直流型電位差計で電池の電圧を測定するにあたり、 電池・蓄電池の内部抵抗の大きさ、および内部抵抗の変化は測定に影響するのでしょうか?

  • 導線の内外の電位差について

    無限に広い真空中に無限に長い一本の金属棒に電圧Vで電流が流れているとき、棒内部の点Aと導線から半径R[m]の距離の真空中の点Bとの間の電位差を計算することはできますか?

  • 異種金属接触の腐食について

    下記の2種類の金属接触を比較した場合、 ?Ag(+0.8V)とCu(+0.34V)を接触 ?W(-0.12V)とFe(-0.44V)を接触 ※()は標準還元電位 還元電位の差から?のほうが激しい腐食が起こるという 理解で良いでしょうか? また、鉄にメッキをした場合は、メッキ金属との電位差になるのでしょうか? 宜しくお願いいたします。

  • 電位差計と電圧計の正確さ

    電位差計を用いた方が、電圧計を用いるよりも電池の起電力を正確に測定できるのはなぜなのでしょうか? 理由は 構造上、測定回路からエネルギーを取り出さないため、他の測定方法に比べて 精確な測定値が期待できる。 測定器自体の経年変化が少ない。 ダイヤルによって測定値を直読できるので、読み取り誤差が少ない。 ぐらいしかないと思うのですが。その他にあるのでしょうか?教えてください。