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土留めに設置されている排水パイプについて
ブロックの下に土留めがあるのですが、排水パイプが設置されていません。(土留めはだいたい厚さ15cm位で高さが50cm位) よく住宅の土留めの下側に排水パイプを見かけるので、先日水道工事業者に聞いたのですが、最近は排水パイプは設置しないと言っていました。また、知らなかったのですがそういった排水パイプは土中に埋めるものではなくて土の表面にたまった水を排水するものだといっていました。これって本当なのでしょうか? どうしても土中に埋めるもののような気がしてなりません。 また、排水パイプがないのが原因かどうか分かりませんが、常にジメジメした状態となっています。 土留めにコア抜きドリルで穴を開けて土中にパイプをいれて排水・通気が出来るようにしたいのですが効果はあるのでしょうか?
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地上高さが50cm程度ならば通常は水抜き穴は設けません。 水抜き穴は、擁壁の背面土砂に雨水が浸透することで土砂全体の重量が増加し、それにより擁壁自体が不安定になるのを防ぐため、浸透した水を前面側に排出させる目的で設置します。 そのため、水抜き穴を設けるときは擁壁の背面に砕石を積んだり擁壁用透水シートを貼るなどして通水性を保ちつつ、背面土砂が水抜き穴から流出しないように施工します。 水抜き穴は前面高さがある程度高い擁壁の場合に必要となりますが、50cm程度ではあまり意味がないです。雨水の浸透があっても、擁壁が転倒したりする恐れはないでしょう。 後付で水抜き穴を設けるのであれば、背面側に裏込め砕石を設ける必要があります。裏込め砕石は幅30cm程度で、前面地盤の高さより上に積み上げます。このとき、前面地盤高より下の地盤は粘土などの透水性のほとんど無い土質である必要があります。そうでない場合はコンクリートなどを打設することとなります。通常裏込め砕石は、背面側の地表より30cm下までの高さに積み上げます(つまり、前面高さが50cmだと、裏込め砕石の高さは20cmしかない)。使用する砕石は、クラッシャーラン(最大粒径40mm、再生材でも可)を使用します。 具体的な構造は、次のURLにある(5)施工図を参考にしてください。 http://ock-n.jp/product/Lyoheki.htm なお、土中に埋設するのは暗渠排水管といって、盛土した造成地などの排水処理を行うためのもので、この場合は塩ビまたはポリエチレン製の有孔管を用います。水はけの悪い土地の場合はこれを施工しないと、設問にあるようにじめじめした状態になります。 暗渠排水管は側溝かあるいは排水路へ接続するように施工します。擁壁の前面に何かしら排水に使える水路等が有れば、そこに接続することは可能です。 http://ex-masai.com/annkyohaisuikou.html
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- openfield
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>高さが50cm位 の擁壁でしたら「ふつうは」「水抜きパイプ」は設置していないでしょう。 たしか、2M以上の擁壁は設置しなければいけなかったと思います (裏込め砕石共)。 >常にジメジメした状態となっています。 地盤そのものが悪い「土」なのでしょう。 >高さが50cm位 ならその下に抜けていくでしょうから。 >排水・通気が出来るようにしたいのですが効果はあるのでしょうか? あるでしょう。ただし、「裏込め砕石」がはいっていないので、「土」が 流れ出すでしょうが・・・。手に負えませんよ。 それと、その「擁壁」の下は他人の敷地ですよね?。 だとすると、その流れ出た「泥水」で苦情もでるでしょうね。
補足
ありがとうございます。 説明不足でごめんなさい。 土留めの外はうちの畑なので問題ありません。 もともと畑だった土地に黒土をいれて芝を張ったのですが、南に行くにしたがって勾配がつけてあるようです。
お礼
ご丁寧に有難うございます。 うちの場合は水抜き穴は設置する必要がなかった訳ですね。 うちの場合の水抜き穴が必要な理由は土留めの転倒防止ではなくて、 盛った土が南側へ傾斜が付いていてたどり着いた水分が土留め付近の 土にいつまでも残っていてジメジメした感じになっているのが嫌で 土留めに穴をあけてパイプを通せは過剰に溜まっていた水分は排水され 通気も良くなり土も乾燥するのでは?と思ったのですが・・・。 その際にパイプは土中に埋める訳ですがもちろん土が出ないように 砕石は入れようとおもっています。 ブロックを積んでいてそこは日当たりも悪いのが原因ですが。