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ノルウェー語のスペル区分(obligatorisk など)

初めまして。ノルウェー語のスペルの区分について教えてください。 1938年のスペル改革でスペルが下記の5段階に区分されるようになったと読みました。 1.eneform(全てにおいてobligatorisk) 2.hovedform(テキストのみでobligatorisk) 3.jamstilt/dobbeltform(全てにおいてvalgfri) 4.sideform(子供のスクールワークや試験のみで使用可能) 5.上記以外(ミススペル) ここで質問です。 A. この区分はまだあるのでしょうか? B. 現在区分がなくても、2と4について。ある本で「この2つのスペルは(一つの単語に対するスペルで)ペアであり、2はテキストのみでobligatorisk、4は子供のスクールワークや試験のみで使用可能」と書いてありました。それ以上の説明はありません。この説明だと、2はテキスト以外ではvalgfriで、その単語には2でも4でもないスペル、つまり3があると取れます。これについて教えていただけないでしょうか?もし単語の例があればそれも教えていただけると大変助かります。 私はノルウェー語は理解できません。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3506/7250)
回答No.1

私はノルウェー語を身につけているわけではありませんが、少し調べてみた結果のみを示してみます。 御承知かもしれませんが、独立前のノルウェーは、デンマークの支配下にあった時代があって、その言語にもデンマーク語の影響が残っております(もっとも、どちらも北欧語には違いないのだから、お互いが極端な方言を使用しているようなものかもしれませんけれども)。 それで、公用語としてデンマーク語の要素を残した Bokmal(ここでは文字化けするので、正しいスペリングを示すことができません。a の上には、ドイツ語のウムラオトのような具合に、小さな○が付きます)と、ノルウェー語独自の要素を打ち出そうとする Nynorsk の2つが採用されています。 両者は、同じ概念を表現するのに、異なる単語を用いることがあり、またその場合は、スペリングも異なります。 ノルウェーという国名を Bokmal で表すと Kongeriket Norge であり、Nynorsk だと Kongeriket Noreg となります。 実は、さらにもうひとつ、Riksmal (これも正しく綴れば、a の上に○が付きます)というものがあり、Bokmal よりも保守的なものとされていますが、これは公用語に入れられていません。 こういった事情があるので、辞書もいちいち区別して単語を表示する必要に迫られます。 私の手元に1965年にウィスコンシン大学出版から出された Norsk Engelsk Ordbok (Norwegian English Dictionary) というものがあります。 見出語の前に小さな記号を付すことで区分を区別しています。 小さな+が付いた見出語は、Bokmal 限定の語 (例:hun = she)。 * が付いている見出語は Nynorsk 限定の語 (ho)。 それから、小さな○が付いている見出し語は dialectal な語であって、公用語の中には含まれない (hu)。 そして、何もマークのついていない見出語もある。これは、Bokmal と Nynorsk のどちらにも入りうる語。 ただし、ややこしいことに、Bokmal か Nynorsk に分類される語であるからといって、必ずしも公式なものとされるとは限らないそうで、その辺りの事情までは今の私には分りかねます。 ノルウェーは南北に延びる国ですし、またサーミ人と呼ばれる少数民族もいる。方言の違いも大きいようです。 学校で教えられるのと出版物に見られるのは、Bokmal が圧倒的に多いと思われます。活字になる場合です。 長くなりましたが、私の知る限りでは、質問者さまの示されたような分類を目にしたことはありません。特に 4. のようなものが存在するかどうかの方が興味が湧きますが、ちょっと信じられない気がします。あるいは、dialectal なものなのでしょうか。 もう少し研究してみてから回答すればいいのですが、当てにならないので、現在分る範囲で書いてみました。

chinyo
質問者

お礼

こんにちは。 早速のご回答、どうもありがとうございました。 私はノルウェーやノルウェー語とは全く縁がなく、今回必要に迫られて調べている次第です。私が読んだ本によると、4のような区分は存在する/したそうです。 例えば、Bokmalだと"hva" は上記の2、"ka" は上記の4、Nynorskでは前者はミススペリング、後者は4、そして"kva" が2になるそうです。 このスペルは1938年の改革直後のスペル及び区分なので、現在は分かりません。 私も調べているのですが、ノルウェー語が読めないのがかなりネックになっているように思います。 いろいろと詳しくどうもありがとうございました。

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