• 締切済み

自動包埋装置とPFA

ホルマリン固定の際には自動包埋装置を使用しているのですが、うちでは4%PFA固定の際には、組織の退縮が著しいといって、ショ糖に浸した後、凍結切片を作成しています。 4%PFA固定、パラフィンへの包埋は、よく見かける方法だと思うのですが、何が問題なのでしょうか。

みんなの回答

  • otx
  • ベストアンサー率44% (256/576)
回答No.1

組織の固定や包埋の方法は、自分の目的にあったものを行います。 それぞれにメリット、デメリットがあります。 ここでは組織の形、細胞の形をより保存したいという目的があるようなので、単に、質問者様が取り扱っている組織が4%PFA固定では形が維持されにくいということだと思います。 経験上、4%PFA固定時に組織は縮みやすいですから。

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