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速読と読解の関係について
英語の速読を通信教育で勉強している者です。 最近勉強が行き詰っていて、質問させていただきました。 こちらの記事を検索して、速読とは、理解できるものを速く読むことという内容の記事をいくつか拝見させていただいて、本当にその通りだと思いました。 速読した後で、いくつかの質問に答えるのですが、間違うのは、大体いつも、あいまいにしか読めていないところです。自分にとって分かるところは、フレーズごと読めますが、構文が難しかったりすると、単語だけ拾って、ストーリーをを勝手に自分で作り上げる、という事になってしまいます。 正解率は低くても良いから速く読むようにと、よくアドバイスされるのですが、単語だけを拾ってストーリーを勝手に作り上げることの割合が増えると、勘違いが重なり、全体の論点もズレてしまう可能性もあると思います。 タイムを計って読むときは、出来るだけ早く読んでいますが(自分でもある程度の結果を出せていると思っています)、復習するときは、単語や文法事項を調べて、完全に理解するように勤めています。 復習時にちゃんと調べた事項は、同じような文にあたると、速く読めるようになっていると実感できるのですが、教材がだんだん難しくなってきて、週末まで使わないと、復習に時間が取れないほどになってきました。 この通信講座は、構文や文法事項の解説書はとくに用意されておらず、自分で疑問に思った箇所を質問用紙に書いて送った場合のみ、解説を送ってもらえます。 あまり沢山質問を送ると、回答が何週間も返ってこなかったりするので、もともとこの講座は、読解や文法の理解のサポートに力を入れていないのかなと思っています。 自分にとって易しいと思える部分は、ある程度速く読めているので、後は、理解できていない部分をつぶしていくのが、全体の速度を上げる道だと思うのですが、それなら、思い切ってほかの勉強法に切り替えたほうが、ストレスも減り、効率も上がるのかなと、悩んでいます。 復習をしない速読だったら、通勤時にペーパーバックを読んでいますので、独学でもできることだと思います。でも、毎月1万数千円の受講料を払っているのだから、独学では得られない何かを期待したかったのですが。 すみません、なんだか愚痴っぽくなってしまいましたが、 よろしくお願いいたします。
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個人的な見解ですのであくまでご参考程度でお願いします。 (ちなみに僕自身は速読をある程度の範囲まで習得しています。) 元々速読というものは英語を速く読む「テクニック」では ありません。そう思っているうちは全く上達しませんでした。 速読は「慣れてスピードが速くなったもの」とした方が 上達のスピードは早いかもしれません。 確かにいくつかのテクニックは駆使しています。 例えば、第1文、Topic sentenceと呼ばれる部分は完全に 理解する、butなどのあとの文章は反転するなどの 簡単なテクニックです。 僕も速読ができればと思い、そういうテクニックばかりを 追いかけていましたが、何ら変わりませんでした。 ただ、状況的に膨大なページ数を、しかも、全く自分の理解できる 内容を越えた文章を延々と読み続けることになったときがありました。 当然、速読の付け焼刃テクニックなど何も通じず、精読を するしかありませんでした。少なくとも全く分からない文章は 構文分解して、という順序で、です。それが半年、1年と続いた 結果、いつの間にか、テクニックなしでも(というかテクニックを 多分、体得しているのだと思いますが、)一定以上の速度で 読み進めることができるようになりました。もはや構文分解は していません。(まぁやれと言われれば問題なくできるので、 多分、その辺も頭が勝手に処理しているのだと思います。) まぁ要は理解重視の量を読むことで慣れが生まれたんだと思います。 難解な単語だけではなく、このタチの文章の次はこのように 展開するというある意味での先読みの能力です。 これは教授されるものではなく、 自分でコツを見つけるものだと思いますが、それさえ知れば、 特に論理文(物語ではないもの)である限り、すらすらと、 勘違いを排除した形で読むことができると思います。 元々ペーパーバックでも物語・SFは速読には向いていません。 何せ、文章の韻を楽しんだり、説明から想像を膨らましたり するものですから、速読するべきものでもありませんしね。 なので、個人的には(やる気のある方限定ですが)自分の レベルを明らかに超越している教科書など(例えば、 経済学・心理学etc)の文章をじっくり精読し、 それを毎日繰り返すことで脳を慣れさせ、スピードを上げて いく方が個人的にはいいと思います。必ず文章の意味が 完璧に分かるまでsit and stickするようにすると同じような文章が また出たときに速く読めます。速読は完成するまでは少し時間が かかるかと思います。じっくり自分の方法でもいいので 腰を据えてやってみてください。
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- multi_pon
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その講座の趣旨ですけど、たぶんこういうことなんじゃないかと思います。 ある文章を読むとき、全てのわからない単語をいちいち調べていたら 途中で嫌になって止めたり、全体としてわからなくなりますよね。 だから前後関係や文脈から判断して最後まで読みましょう、と。 また、返り読みをせずスムーズに読めるように、ポイントをつかんで読む練習しましょうと 解釈しました。 特に初心者の方はわからない単語でつまづいて読みとおすこと自体が難しいので そういう方向けの講座ではないかと思います。 また、小説は速読に向いていませんが新聞やコラムなど理路整然と書かれたものは、それなりに 読むテクニックを持っていた方が速くなりますよね。 確かに想像することで論点がずれる可能性もあり、私もいつもそれで失敗しますが、 質問者さんがもう既にこういう読み方が出来ていて、もっと精読したいということであれば ご自分で洋書を購入するなりすればよいのではないでしょうか。 講座そのものの善し悪しではなくて、講座の狙いと質問者さんのニーズがあってないのかなと思いました。
お礼
multi_ponさんがおっしゃるように、講座の狙いと自分ニーズの違いというのが、大きいのかなと思います。 媒体によって、速度が向く、向かないというのも大きいかもしれません。 この講座は初心者から上級者までをカバーしていると思っていますが、合う・合わないは、ニーズによって、大きく分かれるところですね。 的確なご指摘をいただき、ありがとうございました。
補足
私がこの講座を始めようと思ったのは、「早く、かつ正確に」読めるようになりたかったからです。正確に読めるようになれば、さらに速度も上がると思ったのです。しかし、この講座は速読のテクニックと単語の習得まではサポートしていますが、「正確に」という部分は、あまり期待しないほうが良さそうです。 教材の前半は初心者向けの短文を早く読む練習が多いですが、後半に入ると、大学入試試験の論文や講座側で用意した長文を読む作業に入ります。ここで挫折する人が結構多いと聞いています。 歴史が長い講座のせいか、教材の発行日は10数年前で、話題的に古くなってきているものも見受けられます。また、入試問題には少ないのですが、講座側で用意した文章には、文法的に疑問を持つものが幾つかありました。 最初は、書き間違いだと思ったのですが、私の知識不足のせいかも知れないと思って、色々調べてみるのと、辞書や文法書に用例がない場合もよくあります。その旨を質問に書いて送るのですが、書き手のスタイルです、と言われてしまうことも多いです。 また、論点があいまいで、何を言っているか判らないものもあり、自分なりに言葉を補ってみると、ようやく理解できたので、その事を質問表に書いて送ると、長い論説文の一部を掲載しているものもあるので、詳細が分からない時はざっくりと理解するだけで大丈夫ですと言われました。最初から、じっくり読んでも理解が難しい文章も混じっているようです。 あと、カンマの打ち方が的を得ていないために、主語の後に来る動詞が、節の中のものなのか、主文のものなのかわかりづらく、2度読みを要求されてしまうものなどが、時々あります。これは書き手のスタイルと言うよりも、不親切さすら感じました。 また、少ないですが、語句や用例に誤りもありました。今まで受けた他の通信教育では、正誤表が添付されることが多かったのですが、こちらの講座にはありません。 「復習をしっかりしましょう」と、講座のコメントにも書かれていますので、教材は復習する事を前提として作らていると思います。しかし、一般の辞書や文法書でフォローされていない用例を幾つも含んでいるのならば、その度に質問表に書かせるのではなく、復習時に参照できる解説書を作っておいてくれれば、学習者の負担はかなり減るのにと思いました。 自分が読めない文章や表現が、知識不足から来るものなのか、調べていないという努力不足から来るものなのか、元々イレギュラーな表現なのか、誤字脱字によるものなのか、など、よく判らないために、とてもストレスがたまります。時間をかけて調べた事が、もともとあいまいにしか書かれていなかったものだったり、誤字脱字によるものだったりすると、何のための学習だろうと思います。 独学で本を選んで読む場合は、自分では、多分上記のような文章が書かれたものは避けると思います。「仕事で必要になり、選択肢がないために判りづらい本を読まなければならない」という場合でも、「必要な情報を得る」という目的がはっきりしていますので、多分納得の上、読むと思います。しかし、通信教育でお金を払う場合は、「英語力の向上」が目的となる筈です。現在の私にとっては「速く、正確に読む」ですが、「正確に」の部分が、この講座からは得にくいようです。「速さ」も「正確さ」も、読むことの両輪だとは思うのですが。 この講座では多くの文章に接するので、長文に慣れることもできますし、単語は教材の中でも多く学習するので、修了すれば、単語力はつくはずです。 でも、私のような学習段階にいたり、同じようなニーズを持っている人は、もっと別の選択肢があるのかもしれません。
正解率は低くても良いから早く読むようにと言うアドバイス… 個人的な意見ですが間違っていると思います。 速読は無理矢理やるものではなく英文に触れていれば自然に身に付くものです。英文に慣れるから読むスピードが早くなる。(もちろん自分で読むスピードを意識することも大切) あなたが講座でうけたアドバイスとはつまり、理解してなくてもいいから早く読み終わりなさい、ということ。普通に考えて疑問を抱きませんか?文章を読む上で大切なのは何よりも内容を理解することではないですか?スピードは二の次です。 私だったらその講座はやめます。自分で本屋に行って洋書を探して、それを読みながらリーディングの力をつけていく方が力になりますしお金もかかりません。 毎日1分でも多く英語に触れることを意識して続ければきっと力はつきます。 もしその講座を続けるのであれば、教材に書き込みながら読むと効果的かもしれません。(日本語訳を書くと言うわけではなく)接続詞でスラッシュをいれる、関係代名詞は()でくくる、構文は囲んでおいて後でチェックなど…。 文章の切れ目にスラッシュを入れるだけでも整理できますし、頭も目の前の英文に注意がいきます。 偏った意見ですが参考になれば幸いです
お礼
やはり、正解率も大切にすべきですね。 速く読む為には、正解率をあえて無視する事も必要と思っていましたが、違和感を感じるようだったら、そんなに無理しなくても良いのかもしれませんね。 英文に慣れることによって、スピードを上げられた方の実体験を聞く事ができて、とても良かったです。 スラッシュや括弧などは、わかりづらい英文に書き込んだりしています。英文をそのまま理解するには、良い方法ですよね。 参考になりました、ありがとうございました。
- PC98WIN
- ベストアンサー率41% (110/265)
2年ぶりにOKWAVEをACTIVEにしました。今NECというのがついて いないころに、よく回答を書かせていただきました。そのときにも同様なご質問 があり経験からの回答をしましたが、要点のみ書かせていただきます。 なにも勉強はしませんでした。技術開発関係の仕事上でトラブルがでて、なんと しても一日もはやく解決しなければならないことがでました。誰にも聞くことが できないので、関連しそうな分野の英文の専門書を、その当時毎月米に出張して いたので、専門書の本屋に行き、手当たり次第に買いました。そのなかから、一 冊当たり50ページぐらい関連の部分をコピーして、10から20ぐらいの コピーを作り。往復の飛行機の中で手当たり次第に(辞書なしで)読みました。 精読ではありません。自分の問題の解がないか必死に探しました。時間の制約 付です。こまかいことやわからないところは、目で追うだけ。とにかくはやく 全部に目を通したい ということだけです。同じようなことを、似た専門書が すこしづつ違う形で説明してあり、全体で大体の方法や解決のヒントを得まし た。 すぐに認識したわけではありませんが、半年ないし2-3年して、いつの間に かに、読む速度が異常にはやくなっている、また読み飛ばしてもきにならない (さきでこまれば、前に戻って精読すればいいと気楽になります)ようになっ ていました。 長くなりましたが、会話も読むのも同じ。なにか切実な状況になると、必死 に自己流で何とかなるようです。会社で200時間も英会話を教えてくれ、ま た自分でも払って習いましたが、それで上達したとはとても思えません。 習ってはじめて海外出張したら、ホテルの部屋から出るのも恐ろしかった思い 出しかありません。 とにかく、目標というより、せっぱつまれば、よけいなことを考える暇はなく、 短期間でなんとかなります。机に向かったり、教育を受けたりしなくても、 楽しければ(例えば、字幕スーパー付の映画を字幕をたよりに、1,000本 もみれば)あるいは切羽詰れば、自動的に上達します。
お礼
経験に基づいたご回答をいただき、ありがとうございました。 私は仕事では英語を必要としていないので、切羽詰った状況に自分の身を置きづらいのですが、仕事に関係する専門書を英語でも読めれば楽しいし、情報の幅も広がるのではないかと期待しています。 ある程度の単語・文法力とスキルが足りないために、すらすらと読めないのかと思っていましたが、必要性というのも大きなファクターなのですね。大変参考になりました。
- bakansky
- ベストアンサー率48% (3506/7250)
私だったら、中止します。 自分が合っていないと感じるのであれば、続けるのは愚かなことです。 私も英語などには興味があるのですが、実力はおそらく lifeisart さんよりも下かもしれません。やはり、ペーパーバックの小説などは読んでいますが、あくまでも自分の楽しみのために読んでいるだけで、速く読むとか、内容をどれだけ理解しているかとか、そういうことには関係ない読み方です。だから、面白くなければ読みません。 lifeisart さんは、英語を速く読むことが、お仕事などで必要とされている方なのでしょうか。それなら私とは立場が違いすぎるので、回答にはなりませんが・・・ 私事ですが、最近は、読書とは別に、基礎的なことを勉強してみなくちゃならんなぁという気持ちになっています。誰に強制されたのでもない、自分の楽しみとしての学習。私の場合なら、他人のカリキュラムに従って「やらされる」のなんて御免ですね。
お礼
ストレートで気持ちの良い回答を、ありがとうございました。 ペーパーバックも、自分にとって面白いものを見つけるまでは、途中で投げ出したりするものが多くて大変でした。 やはり、自分の興味に忠実に、というのが大切みたいですね。
お礼
精読がどのように速読につながっていくのかを説明していただいて、ありがとうございました。 理解できる文章を繰り返し読むことによって、速度が上がるという方法論を聞いたことがありますが、精読をしても、それが可能だと知って、なんだか腑に落ちるものがありました。 もともと、私は自分にとって少し難しめの文章を理解しながら読むのが好きなので、速読に向いていないのかと思っていましたが、自分の速度で、自分の理解を確かめながら読んでいけば、自然に速度は上がるのですね。 この通信講座も、終盤に近づき、残すところ数ヶ月なのですが、テクニック的なものは大体出尽くして、後は長い文章をどれだけ消化していくか、になってきたような気がします。ここでやめてしまっては、勿体無いような気もしますが、でも、自分に合わない方法論で無理やり続けては、受講料の数万円が無駄になってしまいますよね。 色々、考えるきっかけを与えてくださって、ありがとうございました。