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英語教育で、/a, 逆c:, a:/の区別を教えなくなる(cot-caught merger採用の)可能性は?

よく英和辞典では、cotのo、caughtのau、fatherのa、がそれぞれ違う3つの発音記号で書かれています。それぞれ/a, 逆c:, a:/。 しかし、こと北米の英語に関しては、/a, 逆c:/(それぞれhotのo、thoughtのou)は多くの地域で区別されなくなってきているようです。つまりcotとcaughtが同音異義語ということです。 区別しない地域のネイティブにとっては、この2つが区別されている方言があることさえ知らないようです。 http://en.wikipedia.org/wiki/Phonological_history_of_English_low_back_vowels /a:/(fatherのa)に至っては、ほとんど全域で失われているようです。 ならば、日本の英語教育でもこの"cot-caught merger"をいち早く採用して、これらの母音を同じと教える方向を考えていく可能性は出てきそうでしょうか? これによって、生徒や先生の負担を減らせるのではないでしょうか? そればかりか、日本人は大事な/ou, 逆c:/の区別を混同してしまい、例えばlowとlawを同じに発音してしまいがちですが、cot-caught mergerを採用することで、この混同を防ぐ対策にもなると思うのですが、どうでしょう? 又、発音指導で必ず考慮しなければいけない「受験問題対策」ですが、/a, 逆c:/の区別を問う問題は出題されるのでしょうか?私の記憶では出題されなかった気がしますが・・・記憶違いかもしれません。 もし出題されるようなら、具体例を教えていただければと思います。 受験でも出ないとなると、この区別を教えるメリットは少ないようにも思えますが、どうでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.2

面白いと思い調べてみました。 どこの国にも標準語があります。下記に一般的な解説があります。 http://en.wikipedia.org/wiki/Standard_language 米国では General American (Midwestern English) が (非公式にですが) 標準語とされているそうです。外国人のための学校ではこれが米語として教えられるそうです。下記に General American の解説があります。 http://en.wikipedia.org/wiki/General_American さらに世界中の英語方言が下記に纏められています。 http://en.wikipedia.org/wiki/International_Phonetic_Alphabet_for_English これはなかなかよい表だと思います。 これで見ますと今我々が習う(例えば発声してくれる LONGMAN のPC辞書の)発音は General American とはごくわずか違っていて、表の中に "compromise" の欄がありますが、これかなと思います。 General American が標準だと言いながらも、おそらく General American にしても(時代変遷や細かい方言などいろいろあって)一つではないのでしょうし、米国内の他地域を含めて世界語としての英語であるとすれば "compromise" のような考え方が大切なのでしょう。 私が実際に米国で聞いた英語も NHK や CNN で聞く英語も我々が習う発声だと思いますし、教育現場がここからあわてて離れる理由はないように思います。

Caquio
質問者

補足

回答ありがとうございます。これは面白いですね。 たしかに日本で使われているのは、GAと言いつつも全然GA式ではなく(笑)、compromiseですね。 > "compromise" のような考え方が大切なのでしょう。 確かにこの考え方は非常に大切ではないかと私も思います。 compromiseは「あらゆる方言」で米語だけに限ってないようですね。例えばr母音の書き方は、/母音+シュワー+r/の構成になっていますが、シュワーを除けば米、rの除けば英となるように、臨機応変に対応できるためだと聞いたことがあります。 日本語で例えるなら、母音もアイウエオの5母音ではなく、他の方言の母音も入れて6母音にしたり、子音もガ行鼻濁音や「ジ」と「ヂ」の区別、「ズ」と「ヅ」の区別も加えたりするようなもんでしょうかね。 ただ万能な反面、複雑になるという欠点もありますよね。 米と英の2通りの発音記号を載せるなら、米はGAか何かだけにしぼって音素数を減らして指導者・学習者等の負担を減らすか、逆に色々盛り込んで臨機応変にするか、その葛藤でしょうか? しかし臨機応変優位は変わらなそう、という所でしょうか?

その他の回答 (1)

  • tsutom06
  • ベストアンサー率20% (18/86)
回答No.1

質問は, 具体的には, 発音記号と, 発音との2つの質問になっています。 発音記号についてお答えすると, 現在の学習指導要領では, 教えなくてもよいことになっています。 発音の違いについては, 同じ発音になる傾向があるからといって, ひとつにまとめる必要はないと思います。 逆に使い分けてる例があるわけですから。 受験問題については分かりません。

Caquio
質問者

補足

回答ありがとうございます。 > 現在の学習指導要領では,教えなくてもよいことになっています。 なるほど。つまりこれら3つは同じと教えて良いということでしょうか? > ひとつにまとめる必要はないと思います。 なるほど、確かに積極的にひとつにまとめる必要はないかもしれませんね。逆に言えば、積極的に2つ又は3つに分ける必要もないかもしれませんね。 ということは、決め手になるのは、指導側、学習側、出版側等の労力やコストが最低限に抑えられるのは、今のまま区別するのと、ひとつにまとめるのとどっちか、ということでしょうかね?突然ひとつにまとめても、学習者も混乱するかもしれませんし。

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