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日本アメリカが受け入れることのできない中国の理屈
タイトルのとおりです。 日本、アメリカが絶対に受け入れることのできない中国の理屈はありますか? たとえば人権問題だったら、具体的にはどんなものがありますか? 詳しい方教えてください。
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あまりにも多すぎるので一つだけにします。それは資源外交についてです。 中国はここ20年で劇的な成長を遂げたのはご存知でしょうが、同時に資源の確保が国家戦略において重要な位置を占めています。そこで形振り構わず世界の至る所で資源外交を繰り広げていますが、アメリカを始めとする西側諸国が人権問題等で重大な懸念を抱いている国に対して資源確保のために援助をしています。いくらそのような国が経済制裁を受けようとも中国が援助してしまえば効果がありません。 例を挙げるならばアフリカのスーダンですが、ここはダルフール地方の問題を抱えています。アメリカはスーダン政府に対してダルフール地方の住民に対しての重大な人権侵害を警告し国連安保理決議で制裁を加えようとしていますが、同じ常任理事国の中国に妨げられてしまいダルフール問題は膠着状態に陥っています。中国は人権問題を無視してスーダンの豊富な資源を確保するため援助をしています。 要は中国が人権を著しく侵害する国に対しても資源獲得を第一にした外交を繰り広げています。これは人権問題に敏感な西側諸国の逆鱗に触れる行為ですが、中国自体が自国の人権問題を無視する姿勢でいます。これは国家(主に共産党独裁維持のため)の発展ありきで人権を軽視するものであり、西側諸国では到底受け入れられない理屈ですね。中国からしてみれば西側の価値観を押しつけるなと反発するでしょう。 他にもまだまだありますよ。でも書ききれないので一例を出しました。
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- ryuken_dec
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人権ではありませんが、「アメリカや日本といった先進国は石油などを大量に使って経済発展してきたんだ。それなのにいまさらになって環境保護のために石油の使用量は抑えましょうというのはおかしい。だから今度は俺達中国にもたくさん使わせろ。」 ですかね。 中国からすれば、アメリカなどは今までさんざん使ってきたのに、自分達には計画的利用を押し付ける使わせないというのは納得できないでしょう。 一方、世界的なエネルギー資源争奪戦が激化する中で アメリカや日本やヨーロッパは、欧米日を足したより人口が多い中国が貴重な資源を大量消費するのは脅威です。 中国がかつてのアメリカのごとく湯水のごとく資源を使い出したら、それこそ資源が枯渇してしまいます。資源の少ない日本においても死活問題です。 とても中国の主張は受け入れられません。
>日本、アメリカが絶対に受け入れることのできない中国の理屈はありますか? 中国が国内需要を重視して農産物を輸出を減らしたら日本は理屈抜きでパニックです。 人権問題とか言いますが中国の輸出入にアメリカも日本も国内経済が人質同然になっています。 その最たるものが2月にクリントン国務長官が訪中した時に人権問題は一切棚上げにして米国債を買ってくれとお願いしているんです。 人権問題なんかアメリカの国内不況対策比べれば屁のような感じですね。 中国はアメリカに対して経済を武器に恫喝しているんです。 「人権問題を出すとアメリカの失業者が増えるぜ」ってさ。 回りまわって日本にも影響はあります。 「中国を怒らせるな」ですね。
いろいろありますが、例えば過剰な大国意識があります。核兵器を持ったのはkなり以前ですが、国の財布に余裕が出てきたのか、最近は猛烈な軍備拡張をしており、航空母艦を作りたいともいっています。いずれ作るでしょうが、その理由として「大国の中で持っていないのは自国だけだ」らしいです。大国とは国連の安保常任理事国のことらしいのですが、そんな意識があるのならもっと汚染対策をしっかりしろ!日本より国連分担金を積め!とか思ってしまいます。ともかく危険極まりないことであり、日本には脅威かもです。しっかりとした議論をして必要な理由を問いただし、アデン湾に置いてソマリア海賊を取り締まるだけにするなどの制約条件をつけねばならないと思います。論点がずれてすみません。
- 2011年 2月変更(@wwbc)
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実に良い質問ですね。 日本・米国に限らず、世界中の博愛を愛し、人道をわきまえ、人権を尊重する全ての文化的国家が、中国の政府により実施されている 『人権無視の政治』 と 『思想統制』を受け入れることは不可能です。 中国は共産党一党独裁の元で国家統一が成されていますが、このために多くの少数民族や非支配地域に、口では言えないほどの虐待が行われています。 また、中国政府の官製思想に反する全ての思想が弾圧され、それどころか一般的な表現の自由さえ極度の抑圧がされている。同時に情報入手に関しての大幅な制限がある。 我々が中国と友好関係を保つとしても、以上の点を忘れてはなりません。 我々が中国を認識する際には主として中国官製メディアを通じて情報を得る為に、中国の 『人権無視』 と 『思想統制』 の事実を忘れがちです。中国官製メディアだけではなく、多方面の情報を入手することにより中国の実態を分析しなければなりません。 中国を敵として扱い没交渉を保つならば、中国のそれらの弱点は無視するのが戦略上好ましいが、中国と外交交渉したり友好関係を持つ場合、それら弱点の改善を中国に促すと共にそれらの弱点をカードの一つとして有効に活用すべきであります。 これは我々の武器と成り得ます。 中国は対日交渉において、日本の過去の歴史や靖国問題をカードとして切ってくるケースが多々ありますが、我々日本は中国に対し中国が現在行っている 『人権無視』と『思想統制』を切り札として使用すればよい。 誰が見ても、日本の「過去の歴史」や「靖国問題」よりも 『人権無視』と『思想統制』の方を重大な問題として考えます。 日本の「過去の歴史」は60年以上も昔の過去の問題・我々の祖先の問題であるが、中国の現在の人権無視や思想統制は正に「現在」の問題。 そして、「靖国問題」については、文句を言う側がおかしい。 靖国神社参拝は、そこに祭られている人々がどのようなものであったとしても、国家としてその霊を称えるべき問題です。これにどのような国から文句を言われる筋合いのものでもなく、それどころか多くの国々が公的に靖国神社に参拝し、多くの国家要人が靖国神社の意味の正当性について言及しています。 中国がいまだもって「過去の歴史」や「靖国問題」を問題視するならば、逆に中国論点のおかしさを付けばよい。それと共に中国の『人権無視』と『思想統制』の問題を強力なカードとして活用すれば良い。 この2点、中国にとっては核爆弾にも匹敵します。 また、韓国に対しても似たような戦法が取れます。 『極東平和を乱す』と『思想統制』。これが韓国への外交カードと成り得ます。 注)中国の人権無視とは、人権の問題ではなく、中国には人権が無いという問題です。 その人権無視は、民族風土として存在するのではなく、政府の政策としてやられている。 『人権無視の政治』 なのであります。
- papabeatles
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中国では国内の移動の自由が認められていないことです。 地方から都市部へ働きに行くためには期間を決めて国の許可を得て出稼ぎしなければなりません。決して都市部に永遠に住み続けることは出来ません。 中国を旅行したときに禁煙の地域で警官が堂々とタバコを吸っているのを目撃したことがあります。中国は法治国家ではないと思います。
- myrrha3
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アメリカが、日本がというのは分かりませんけれども、私が受け入れられないのは、人の気持ちを踏みにじる中国人と会った経験からです。以下は時間のあるときにでもお読みください。 少し長くなってしまいましたが、具体例を示して中国の方の理屈を受け入れられないことを書き連ねました。あれは数年前ハローワークから紹介されて職業訓練校へ通っていたときのことです。中国から数人の女性が学びに来ていたので、私としては言葉の不自由な外国まで来て、仕事を学んでいる方たちに対して、できる限りお手伝いをしたいと考えていました。 パソコンを使っての勉強の中で、自分が練習したものを保存する、メディアの扱い方が気になったので「ここを触ると保存したものが消えてしまうかもしれないから「こちらを持ったほうがいい」って、先生が教えてくれたよ」といったら、わざとらしく、触らないほうがいいと言ったカ所を触り、つんとして怒った顔で立ち去ってしまいましたが数日後、案の定中身が消えてしまったので本人はパニックになっていました。この方を仮にAさんと呼びましょう。 そうしたら私が消してしまったとAさんは担当講師に言い付けました。私はあるがままを伝えて、そういっただけで保存されているものが消えてしまうのか、逆に聞き返しました。それからというもの、こちらからAさんに話し掛けることはなくなり、かといってすべての中国の方が嫌いというわけでもないので、ほかの方には普段通り話し掛けていたところ、なぜAさんに話し掛けないのかと質問されたので、こう答えました。きっと私のことを嫌いだから、こちらが言ったことを悪くとっていたのだろう、すべての人を好きになるのは難しいし、嫌われるこちらにも何か原因があるのだろうというと「Aさんはあなたのことを嫌いではない」と言います。 嫌いではないのに、どうして人のせいにするのか分かりませんでした。ほかの人のせいにするのはよくないことだし、その行為に対して私はとても傷ついたから、これ以上Aさんとこちらから仲良くなろうすることはできないと伝えたところ「Aさんとと話ができなければ、私はあなたと仲良くすることやしゃべることはできない」と言ったんですね。それなら別にあなたとも仲良くならなくてもいいわと、それっきりです。 私は嫌いな態度をとってはいません、ただ同じ輪の中にいてもAさんに笑い掛けないし視線を合わせることはしなかった、これ以上自分自身を傷つけたくなかったからです。 いまだによく分からないのは、そのメディアが消去されたことについて何度も繰り返していたことです。結構、頭のいい人なんですよAさんは。勉強も良くできていたし、そのグループの中では日本語が一番うまかったと思いました。そこにいた中国女性はみんな頑張りやさんばかりだったので、応援したいなと思っていたのですが、苦い思い出になってしまったのがさみしいです。
補足
ごめんなさい。私が聞きたいのは、「国家としての」中華人民共和国の理屈です。