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郵政民営化について

一時期問題になった郵政民営化について 落とし穴など詳しいことを教えてください。 どうも新聞などのメディアだけでは理解しづらいです。

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  • merkjet
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回答No.3

落とし穴?は良くわかりませんが、そもそも郵政民営化の趣旨を説明します。 まず、郵貯、簡保、郵便事業は、民間企業と同じ業務をやっています。 国の保障の元での事業は国民にとっては安心ですが、その安心は国民の税金で成り立っているということですね、 郵貯の貸出先は財政投融資が主です。さて融資先は政府機関の公団やら公庫やら政府系金融機関なのですが、その殆んどは債務超過です。道路公団改革にしろ族議員の抵抗やらでしっかりした改革は無理です。 そこで資金を供給している郵貯を民営化して資金の蛇口を閉めようとしたわけですね、それにより公団や公庫は機関債を発行して資金を調達しているのですが、これも政府保証ですので、効果がありません。 もう一つが政府が発行する国債です。国債は買う人がいるので発行可能なわけで、大量に買い支えれば政府の財政規律を乱します。 民営化することで収益改善を図れば国債の投資には向かわなくなり、政府や政府系金融機関や公団などは自助努力を催促されます。 それに、郵貯に預金している人の利子の原資確保が逆ザヤの状態時期もありましたので、正確にはバランスシートは決して良くはないです。 政府の保証が終われば(政府持ち株放出)改善を余儀なきされます。 政府の保証があり、悪い部分が見えないってことですね、 簡保も、同じです。ただ、郵貯にも言えますが巨大生損保が一方は政府保証、一方は保障なしでは、公平な競争ではありませんね、民間まで政府が保証すれば、社会主義と同じです。その社会主義は崩壊した。原因は明らかです。 唯一赤字が郵便事業で郵貯、簡保の収益でカバーしていました。 親書は他の宅配便業者では「マズイ?」のでしょうか?郵便貨物が放置、年賀状を廃棄したりしている郵便と宅配業者との差はあまり感じられません。逆に競争が我々にとっては各種サービス向上でメリットがあります。 総務大臣の「簡保の宿」について 物件は100億程度で落札したオリックスですが、毎年50億円弱の赤字を出しています。さて入札の途中で棄権したデベロッパーや不動産会社がいるのは、リスクが大きいと私は判断しています。今年度売却できなければ150億円以上で売却しないと更に赤字を増やすことになるのです。 みなさんは、どう思われるのかな?

その他の回答 (2)

  • mat983
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回答No.2

民営化前は国営ですから、つぶれる心配が全くありませんでしたが、 民営化すれば世界の金融市場での戦いになります。 ただでさえ、日本の金融界は遅れています。 経験・知識のない職員で戦えるのでしょうか。 いくらヘッドハンティングしても限界があります。

回答No.1

自分に降りかかった小市民の戯れ言。 1.貯金関係の手数料が大幅に値上げされた。 ・為替、定額小為替・郵便振替etc. 2.集配局、郵便局が相当数つぶされた。  収益の悪いトコはつぶす→ますます郵便の量が減少。 3.ATMの撤去(利用者数に機械的に線を引き、それをクリアしないATMは撤去された) 4.分社化の悪弊  ・過疎地では配達と貯金・簡保の集金支払を1人の局員でこなしていたが、分社化されてそれが出来なくなった。 5.民営化による弱体化  民営化前までは政府のバックボーンがあったから、貯金や簡保に安心して預けられた。(万一のことがあっても政府が補償)その代わり、収益が悪い国民のための事業(例えば障害者用郵便とか少額の決済に便利な定額小為替etc.)も行っていた。  民営化後は収益最優先。貯金や保険をより収益の多い投資へ進路変更(ハイリスク・ハイリターン) 不安から貯金が他の金融商品へ流出。

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