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貸倒損金の処理につきまして

すみません、教えてください。 輸入をしている有限会社、設立2年目の決算を迎えます。 1年目に売り掛け金として持ち越した売り掛け金が、回収が不可能になりました。 売り掛け先は海外で、どうなっているのかよくわかりません。会社を清算しているという返事だけで、半年くらいは連絡していたのですが、入金はなくなしのつぶてです。 1年目の決算の時は売掛金として処理しましたが、今年はこの売掛を諦めたものとして処理したいと思っています。 ただ、2年目でやっとぎりぎり黒字化したので、この処理をすることで赤字化することは避けたいです。 社長は来年に処理するつもりで、売掛で残すように言っていますが、売掛が数年持ち越すのもおかしいと思いまして、 貸し倒れ金の処理として、もっともふさわしい方法を教えていただけmせんでしょうか? 自分で調べた限りでは、今年引き当て金にしておいて、来年貸し倒れ損にするのがいいのか?と思っているのですが。。。 それともう一つ、めんどくさいことに この売掛金はドル建てで決済されておりまして、その当時のレートで経理ソフト上は円換算で売掛処理してあります。 当時よりかなりドルが変動しておりますので、これについてはどうすればいいのでしょうか?

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noname#117052
noname#117052
回答No.3

再度お答えいたします。 貸倒引当金は『期末債権残高』に対して引当します。 通常は 期末債権残額*○○% という公式で算出しますね、 でも、自由にこの比率を設定できるものではありません。 業種などにより概ねの引当比率があったように思いますので、一度税理士(若しくは税務署)にご相談下さい。 そして、次年度以降については、実績を加美して算出します。 引当金の算出方法につきましては、 (1)個別評価による方法(個別評価による貸倒引当金に関する明細書) (2)一括による方法(一括評価金銭債権に係る貸倒引当金の損金算入に関する明細書 別表11(1の2) の方法があります。 (1)の個別評価の方法では、個々の債権について回収の見込みが無いと思われる債権について個々に引当金を設定する方法ですので、これは発生事後の決算の時に計算できますね。 (2)の一括評価については、先にご説明しました、原則的に業種によって予め引当金金の率が決まっており、これに発生実績を加味して計算するものです。 ※ここでご注意していただきたいことは、ここで期末に貸倒引当金を計上していても、 実際に貸倒処理を行う場合には、前回ご説明させていただきましたように、決算書に別表を添付して引当することとなります。 つまりは、勝手に引当金は計上出来ないし、また引当金を使うことも出来ないと考えて下さい。 引当金を計上するために また使うためには、決算書に、別表を必ず添付しないければならないということです。 次に、貸倒引当金 と 貸倒処理の関係ですが、 書かれておられている通リ貸倒引当金は、決算で計上するものですから、(期間損益計算上)決算時点ではまだ貸倒となっていないことが前提です。 例えば 貸倒引当金が、100円あったとして、実際に貸倒が150円発生した場合には、 売掛金 150円 / 貸倒引当金 100円            貸倒損失   50円  となりますので、貸倒損失は、事後処理で使う勘定科目です。 この説明で宜しいでしょうか? 実際滅多に、貸倒処理をすることがありませんので、旨く説明できたかどうかわかりません。 

funayo
質問者

お礼

非常に良くわかりました。今回の場合引当金を使うとすると個別評価による方法で、別表をつけて引き当てることが可能になるということですね。 引当金の決算処理についてもよくわかりました。ありがとうございました。 引当金で今回の決算を通して、来期に事後処理として損失処理しようと思ったのは、この方法だと思います。 >実際滅多に、貸倒処理をすることがありませんので あんまりやりたくないですよね。(笑 ありがとうございました。

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その他の回答 (2)

noname#117052
noname#117052
回答No.2

難しい話はさておいて。 売上債権の回収不能と放棄とはちと違いますので、ちゃんと把握しておいて下さい。 例えば、売上債権先の相手が倒産若しくは破産、若しくは客観的にみて回収することが不能となった場合に『回収不能』となり 貸し倒れの手続きを行うことが出来ます 逆に言うと回収不可能となった事実があるのに『売掛金』として残しておくことは出来ません。 この場合には、税務申告時に別表7に記入し(会社更生法~・・・)を付けて申告することとなります。 ところが、夜逃げ、とか、あきらかに支払う能力が無いと解っていても経営を続けている場合など、回収不能となる根拠『客観的な事実』が無い場合には、回収不能とはなりません。 つまりは、売掛金として残高を残しておかれても会計上はなんら問題はありません。 しかしこの場合には、『回収放棄』を行うことは出来ます。 この場合決算書に別表11を付けて申告することとなります。 言い換えると、売掛債権の回収が出来ないことが客観的な事実として証明できる場合を除き、貸し倒れ処理は原則的には出来ないとも言えます、 売掛債権の回収が実質的に難しいと判断される場合で、これを貸し倒れ処理しょうとした場合には、債権の放棄として、税務署に別表11により『回収放棄』の届けをして、貸し倒れ処理ができま。、 反対に言うと、『相手への連絡は取れない状態ではあるが、債権の放棄は現時点では考えていない』 とすると、『売掛金』としてのこしておくことは可能です、 もちろん 10年でも20年でも良いということではありませんが、2年~3年ぐらいでしたら、可能ですよ。 最後に、もう一つ <自分で調べた限りでは、今年引き当て金にしておいて、来年貸し倒れ損にするのがいいのか?と思っているのですが。。。> 回収不能債権が発生した後に、貸倒引当金を設定して、後日これで貸倒で落とす という飛び技は使用できません。 会計方法については、毎期一定の方法で処理しなければいけませんので、突然貸倒引当金を計上することは 税務上あまり良いことではありません、 また、貸倒引当金を計上するためには、これも一定の基準(根拠)が必要ですので、一度税理士さんにご相談して下さい。

funayo
質問者

補足

アドバイスありがとうございます。 そうしますと客観的な事実を国内で証明する手段を用意することが極めて難しいため、今回のうちのケースは、そうしますと回収放棄に当たるかと思います。 ご説明いただいた中で、わからなかったことがあるのですが、貸倒引当金と、貸倒金の性質が、今ひとつ理解できていないことがわかりました。 引当金は確定前、貸倒金が確定後という扱いなのかと思っていたのですが。。

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回答No.1

「赤字化」とは費用・損失として会計に反映させるという意味で仰ってるという前提であるなら・・・ 売掛金の回収が不可能になったので諦める、ということは、経理上は売掛残高を損失として認識することを意味しますので、売掛をあきらめつつ損失(赤字)として計上しないのは矛盾します。 (貸倒損失)xxx (売掛金)xxx という仕訳を切ることになります。 この場合、売掛金は完全に帳簿から消滅します。後日、ラッキーにも回収できた場合は償却債権取立益として計上することになろうかと思います。 引当金を計上した場合でも引当金繰入額は費用として計上されるので、「赤字」要因となります。 (貸倒引当金繰入)xxx (貸倒引当金)xxx この場合、貸倒引当金繰入額を費用として計上する、売掛金はそのまま残して消滅させずに貸倒引当金を資産のマイナス項目とする、という処理になります。 売掛金の値打ちが繰入額分だけ目減りしていると考えるわけです。 回収は諦めるけど、会計には反映させたくない(赤字要因として会計処理したくない)というのであるなら・・・ 理屈から考えると、このケースでは貸倒損失として計上するのが正解のような気がしますので、社長さんの方針は問題があるかもしれません。 最終的にどういう処理をなさるかについては、そのご判断の結果が銀行や経営にどのような影響を及ぼすのか検討した上で御判断頂くしかないと思います。 決済が1年以上先になる販売契約もあるでしょうから売掛金が数年間持ち越すことはあり得ます。しかし、今回のケースは先方の清算という事情で、当初の契約通り決済が履行されなかったわけですから、貸倒に限りなく近い状況であると思われます。 売上時(=売掛金計上時)のレートが100円、売上を10ドルとします。 売上時には、 (売掛金)1,000 (売上)1,000 と仕訳していると思います。 期末において、レートが90円になっている場合、(90-100)x10ドル=△100円 の為替差損が発生していることになります。つまり、売掛金の値打ちが100円分目減りしたと考えます。 仕訳は (為替差損)100 (売掛金)100 となります。

funayo
質問者

お礼

すみません、赤字化というのは、この損失を計上すると営業利益が赤字になってしまう、という意味でした。 今回黒字で通して、来期ならこの損失をカバーできるくらいの利益が出るだろう(というあくまでも予測)のもとに、来期に計上しようとしておりました。銀行やさんと、その他融資先への見栄えの問題です。(笑 ただ費用・損失として会計に計上しない、というつもりは全くなかったのですが、反映させる時期を、今期にしなければいけないのか、もしくは2,3年寝かしてもいいものか、という質問でした。 でも、アドバイスをいただいて、貸し倒れに限りなく近い状況ではあるが、確定していない債権だということがわかりましたので、今期は売掛で通すことにしました。 差損の計上方法につきましてもアドバイスありがとうございました。助かりました。

funayo
質問者

補足

すみません、赤字化というのは、この損失を計上すると営業利益が赤字になってしまう、という意味でした。 今回黒字で通して、来期ならこの損失をカバーできるくらいの利益が出るだろう(というあくまでも予測)のもとに、来期に計上しようとしておりました。銀行やさんと、その他融資先への見栄えの問題です。(笑 ただ費用・損失として会計に計上しない、というつもりは全くなかったのですが、反映させる時期を、今期にしなければいけないのか、もしくは2,3年寝かしてもいいものか、という質問でした。 でも、アドバイスをいただいて、貸し倒れに限りなく近い状況ではあるが、確定していない債権だということがわかりましたので、今期は売掛で通すことにしました。 差損の計上方法につきましてもアドバイスありがとうございました。助かりました。

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